子供のおままごとセットの選び方、素材別におすすめを紹介
おままごとセットで使うものとは
子供がおままごと遊びで使うものと聞いてどんなものをイメージしますか? 最近のおままごとセットは時代と共に進化しています。どのようなものがあるのか見ていきましょう。
おままごとセットに必要なもの1:野菜
ままごととは漢字で書くと「飯事」と書き、ママがやっている料理のまねごとをする遊びのことを言います。調理の真似事をするので、料理には欠かせない野菜は必須アイテムです。トマトやピーマン、人参にナスなど、色がはっきりしているものをママのまねをして料理をしてくれます。
おままごとセットに必要なもの2:果物
ままごとには、野菜の他に果物も必要です。ままごとで使う果物はというと、スイカにパイナップル、バナナにりんごなどが一般的です。包丁で切るまねをすると、マジックテープが外れてサクッと切れるというものも。ママと同じことができるのも嬉しい瞬間なのではないでしょうか。
おままごとセットに必要なもの3:食器
野菜を切って、果物を盛り付ける時に必要なのが食器です。木製のぬくもりのあるお皿もあれば、カラフルなプラスチックのお皿まで、実生活とはちょっと違いますが、食器のバリエーションは豊富です。どのようなタイプのものを好むかも子供の個性が垣間見られるかもしれません。
おままごとセットに必要なもの4:キッチン
ままごとには料理をするためのキッチンも必要不可欠です。コンパクトなキッチンには、水道とコンロがあり、作った料理を「はいどうぞ」とふるまってくれます。「いただきます」「おいしいね」という会話が聞こえてきそうです。
おままごとセットに必要なもの5:メルちゃんのようなお人形
ままごとの世界では、調理するのがママではなく子供。そして子供自身がいつもやってもらっているように、パッチリお目目のメルちゃんにお世話をしてあげます。「メルちゃんご飯できたよ」「はいあーんして」とままごとの中では立場が逆転。見ているとほっこりするものですよね。シルバニアファミリーの人形なども子供から人気で、キッチンセットも販売されています。
【素材別】おすすめのおままごとセット
ままごとに使うアイテムが分かったところで、素材別におすすめのままごとセットをご紹介したいと思います。最近のままごとセットは素材にもこだわっています。一体どんな特徴があるのでしょうか。
木製のままごとセットの特徴
木製のままごとセットは、間違って口に入れても大丈夫なように、食品衛生法で定められた着色料を使っているというのが一番の特徴です。素材が持つ曲線が美しく、木のぬくもりが優しいおもちゃです。野菜や果物の他、まな板や包丁、おたまにお鍋、さらに蓋も。調理したものを盛り付けるお皿にスプーンなどの食器も充実しています。ではどんな木製のままごとセットがあるのか、特におすすめのブランドについてご紹介していきましょう。
プラントイ
木製玩具の輸入販売をしているブラントイは、野菜や果物などままごとの定番以外に、バースデーケーキやサンドイッチなど、料理のバリエーションが豊富です。野菜や果物だけでは、料理は作れませんが、プラントイのままごとならたくさんの料理も作ることができます。
ニチガン
ニチガンのままごとは、木製なのに野菜を切っているようなザクザク感が味わえます。ママが包丁を持って野菜を切っている音は聞いているので、おもちゃでその音が体感できると子供も喜ぶのではないでしょうか。
ロウヤ
ロウヤのままごとセットは細部にまでこだわっており、キッチンセットはオーブンにシンクが設置してあり、コンロのつまみはカラカラ動かすことができて本格的。キッチン下の収納部分には野菜や果物などのおもちゃセットをしまえるので収納場所も困りません。デザイン性が高いものを選ぶならロウヤのままごとキッチンがおすすめです。
MILAN
MILANのままごとセットは、収納に弁輪な木箱入り。中身はというと、トマトに大根、人参にナス、そしてレモンにきゅうり、さらには皮をむくためのピーラーまで。それぞれの野菜は、真ん中にマグネットが入っているので、付属の料理用のナイフでサクッと野菜を切ることが可能!今日はどんな料理を作るのか、出来上がりが楽しみになるラインナップです。
マザーガーデン
雑貨を扱うマザーガーデンでは、キャラクターを中心とした商品を多く販売しています。そんなマザーガーデンのままごとセットの特徴はというと、木製の素材を活かしつつ、きれいにカラーリングしています。その種類はというと、ミニロールケーキにケーキスタンド、そしてお皿にフォーク、ナプキンにポットやカップなど本格的なアフタヌーンンティーが楽しめるセットもあるのです。食品衛生法で定められた安全な染料を使っているので、食べるまねをしても安心!優雅なままごとを楽しみたい人におすすめです。
エド・インター
エド・インターの木製ままごとセットには、なんと!調味料のセットがあります。料理をする時には切って、炒めて味付けをしますが、ママがやっているお料理を再現するためには調味料は欠かせません。木製の塩コショウ入れには、中に木球が入っているので、ふりかけるとそれぞれ違う音が出る仕組みです。ままごとをする際には、調味料も忘れずに準備するようにしましょう。
カワイ
厳選されたブナの木を使ったKAWAIのままごとセットは、こだわりを持って作られた高品質。揃えていくとどうしても、数が増えていってしまいますが、KAWAIのままごとセットなら、お家の形をした収納ケースに入れられるので、片付けが楽しくなる仕様になっています。木のおもちゃは温かみがあって、使えば使うほど味が出てくるものです。遊んだ後の収納も考えるならKAWAIのままごとセットがおすすめです。
IKEA
ままごと遊びは、ママのまねをすることから始まり、興味はどんどん広がっていくものです。外食で食べたレストランでのワンシーンや、お会計の様子も気になるもの。そんなレジを再現したのが、IKEAにはあります。木製なのにレジと同じように数字が並び、電卓としても使用が可能!数の概念を伝えた時や、お金の使い方を教える時に便利です。
プラスチックのままごとセットの特徴
木製のままごとセットを見てきましたが、ここからはママも遊んだことがあるプラスチックのままごとセットについて見ていきたいと思います。
SONi
ままごとは、切って・炒めて・焼く(揚げる)以外にもお箸の持ち方や食材の名前を覚えるなど知育玩具としても活用できます。SONiのままごとセットは、ままごとを知育玩具のひとつとして考え、バリエーションが豊富なセットが人気です。誕生日のプレゼントとしても喜ばれます。セットになっていてすべてが一か所に入る収納が付いているのも嬉しいポイントです。
トイザらス
トイザらスは多くのメーカーの商品を扱っていますが、特におすすめなのがトイザらス限定の商品です。こちらの本当に洗えるキッチンシンクは、水を入れて電池で動かします。料理をする時に手を洗う他、野菜を洗うなど、調理の過程を一緒に楽しむことができます。
ディズニーのままごとセットの特徴
ディズニーのおままごとセットは、大好きなキャラクターに囲まれて遊ぶことができます。ここにもあそこにもディズニーのキャラクターが!さらに、こちらのレストランキッチンでは、キャラクターボイスが入り、日本語と英語の2か国対応。遊びながら英語の勉強も同時にできるのです。どの世代にも人気のディズニーは長く使えるままごとセットです。
おままごとセットは手作りできる
木製とプラスチックのままごとセットを見てきましたが、一式揃えるとなると費用もかかるものです。でも、興味を持ち始めた時期だから揃えてあげたいと思うものですよね。実はままごとセットは手作りできるのをご存知ですか?手作りなら作る過程も楽しいですし、何よりコストを抑えることができます。では、どのような方法で手作りできるのかご紹介したいと思います。
カラーボックス
まずは、カラーボックスでキッチンを作ります。作り方はというと、カラーボックスを横に倒し果物や野菜を洗う水場と、お鍋を置くコンロを作ります。カラーボックスは横でも縦でもアイデア次第で豪華なキッチンを作ることも可能!カラーボックスで作ったままごとキッチンの作品を紹介するので参考にしてみてください。
段ボール
カラーボックスがない場合は購入しなくてもキッチンを作ることはできます。それは、宅急便で送られてきた段ボールです。段ボールのままごとキッチンは、段ボールの素材感が出て意外とおしゃれ。こちらも段ボールのままごとキッチンの作品を紹介しますので参考にしてみてください。
フェルト
キッチンができたら、次はトントンするための野菜や果物を作りましょう。どんな野菜が欲しいのか聞いて、子供からリクエストがあったものをフェルトで作ってあげましょう。トマトに人参、きゅうりなどは簡単に作れるのではないでしょうか。作っている課程を子供に見せてあげるのも大事な育児のひとつです。こんなにたくさんの野菜や果物が作れます。あなたならどれを作りますか?
マジックテープ
フェルトで作る際、マジックテープを使って一工夫してみましょう。マジックテープで作るおすすめは、ホールケーキです。8等分にした、いちごのショートケーキをそれぞれ作り、作り終わったら隣同士をマジックテープでつなげていきます。こんなままごとケーキが出来上がりますよ。
マグネット
フェルトで作った果物や野菜にマグネットを付ければ、冷蔵庫に貼ってはがして遊ぶことができます。ちょっとした遊びですが、子供は大満足!パパママも見やすいですし、遊びの空間を共有できるので、マグネットも試してみましょう。パンのマグネットも素敵ですね
100均
100均は宝の宝庫と言っても過言ではありません。手作りできる材料がそろっていますが、実際にどんなものができるのでしょうか。ここでは、皆さんが実際に100均の材料を使って手づくりしたままごとグッズを紹介したいと思います。
クッションテープを巻いてロールケーキに
フェルトのお寿司は豪快ですね
お弁当におかずもできちゃいます。
100均では、手芸コーナーに立ち寄り、フェルトやテープ、紐類をチェックしてみましょう。そして同時におもちゃコーナーもチェック!何かヒントが得られるかもしれません。
昭和のままごとセット
現代のままごとセットは進化しています。でも、昔ながらのレトロなままごとセットの良さを子供にも伝えたいものですよね。昭和のままごとセットは、当時遊んでいた人たちがメルカリなどで取引をしています。リカちゃんやシルバニア、そしてママレンジなどが出品されていました。中にはプレミアがついているものも。ママが遊んだ思い出を子供に話しながら一緒にままごとを楽しんでみてくださいね。
まとめ
ままごとセットは素材やパーツなど、さまざまな商品が販売されています。どれを選んだらいいのか迷ったら、手作りで作って子供の反応を見て見ましょう。どのパーツに反応が良かったのかを見極め、商品選びの参考にしてみてくださいね。