迷子紐で子供の安全は守れる? 選び方や可愛い迷子紐などおすすめ10選 

迷子紐ってどんなもの?

迷子紐ってどんなもの?
歩けるようになった子供は急に走り出したり、手を繋がずに自由に動きたがるということがよくあります。迷子紐は、そんな好奇心旺盛な子供が急に路上に飛び出して事故にあったり、迷子にならないように親と子供をつなぐ紐です

迷子紐は緊急時以外にも、ATMの操作時や病院での問診票記入時など、「一時的に子供から目を離す時に迷子紐があってよかった!」というパパママもいるようです。

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子供に迷子紐を使うのは賛否両論。子供がかわいそう?

子供に迷子紐を使うのは賛否両論。子供がかわいそう?
迷子紐は装着した時の見た目から「子供をペット扱いしているように見える」「手をつながないなんて子供がかわいそう」と批判の声も多くあるようです。しかし実際に迷子紐を使った人は「子供の安全に役立った」と感じている人も多いようです。保護者が「迷子紐があって良かった」と感じるシチュエーションは以下の通りです。

  • 人ごみや車通りの多い道を歩く時
  • 保護者がトイレなどでその場を離れられない時
  • 飛行機や電車のチケットを購入する時
  • 妊娠中や小さい赤ちゃんを抱っこしながら上の子と散歩する時

迷子や子供の急な飛び出しを防ぐ以外にも、チケット購入や書類の記入時、トイレなど保護者が一時的にその場を離れられないシチュエーションの時に役立つという声が多くみられました。もちろん保護者が子供と手をつないで安全を確保できるのが一番ですが、四六時中手をつないだ状態で子供の動きを制御することは難しいのが現実です。「万が一の事態を避けるための保険として迷子紐を活用している」という声も多く見られます。

迷子紐の種類

迷子紐の種類
一口に迷子紐と言っても、いくつかタイプがあります。用途やお子さんの性格に合ったものを選んでみてくださいね。

ハーネスタイプ

ハーネスタイプ
「迷子紐」と聞いて一般的にイメージするのは、迷子紐を子供の体に直接つけるハーネスタイプではないでしょうか? ハーネスタイプの迷子紐は簡単に外れないため、やんちゃなお子さんをお持ちの方にピッタリですよ。コンパクトな点やリードを調整できる点もハーネスタイプのメリットですが、「毎回装着するのが面倒」「ペットのリードのように見える」というデメリットもあります。

リュックタイプ

リュックタイプ
迷子紐がリュックと一体型になっている「リュックタイプ」の迷子紐は見た目がかわいいものが多く、ファッション性が高いのがポイントです。リュックから迷子紐の部分だけを取り外せるタイプもあり、子供が迷子紐を卒業した後もリュックとして使うことができます

ただし、迷子紐として使用する場合は子供が常にリュックを背負っていないといけないため、海やプールなどのレジャーには向きません。リュックタイプの迷子紐は値段が高めなものが多いのも特徴です。

手首につけるタイプ

手首につけるタイプ
「いつも迷子紐が必要なほどではないけど、人ごみではまだ迷子の不安がある」という小学校低学年くらいのお子さんのお持ちの方におすすめなのが、親子の手首に装着するタイプの迷子紐です。

手首につけるタイプの迷子紐は、装着が簡単でかさばらないだけでなく、ハーネスタイプやリュックタイプの迷子紐に比べて目立たないので「迷子紐には少し抵抗がある」という方も手軽に取り入れられるのではないでしょうか

迷子紐は何歳から何歳まで使う?

迷子紐は何歳から何歳まで使う?
迷子紐は子供が歩き始める1歳頃から使用する保護者が多いようですが、明確な年齢制限はありません。ハーネスタイプやリュックタイプの迷子紐は、子供が親の言うことを理解できるようになる2歳~3歳頃に卒業することが多いようですよ。

「よちよちと歩きの1歳頃はリュックやハーネスタイプ」で、「動きが活発になる2、3歳からは手首でつなぐタイプ」と使い分けてもいいですね。ただ、迷子紐はあくまで子供の安全をサポートするためのものなので、保護者が必要だと感じる期間は使用して良いと思います。

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迷子紐を選ぶ時のポイント

迷子紐を選ぶ時のポイント
迷子紐をより安全に使用するためには、いくつかポイントがあります。1つずつ確認していきましょう。

迷子紐を選ぶ時のポイント1:紐の長さ

紐の長さ
迷子紐のリードは長すぎると子供の急な飛び出しなどに対応できず、迷子紐をつけている意味がなくなってしまいます。逆に迷子紐のリードが短すぎると子供が動きづらいため、バランスを崩して転んでしまったり、子供に迷子紐を嫌がられてしまう可能性があります。用途や使用する場所にもよりますが、リードを1m~2m程度の長さに調節できる迷子紐だと不便を感じることなく使用できますよ

迷子紐を選ぶ時のポイント2:デザイン

デザイン
せっかく迷子紐を使うなら、デザインにもこだわりたいですね。一昔前は「ペットのリードのようだ」と批判されることが多かった迷子紐ですが、最近ではかわいい迷子紐や目立たないデザインの迷子紐も販売されています。迷子紐をつけた子供が動くと背中についている羽が動いているように見えるタイプのハーネスや、動物デザインの迷子紐などは子供も嫌がらずつけてくれるかもしれませんよ

ファッション感覚で華やかな迷子紐を選んでも良いですが、先ほどお伝えした通り迷子紐には賛否両論あるのも事実です。「周囲から冷たい目で見られたくない」と、あえて目立たないようなデザインの迷子紐を選ぶ保護者も多いようです。

迷子紐を使う時の注意点

迷子紐を使う時の注意点
子供の安全を守るための迷子紐は、使い方間違えると危険なケースもあります。迷子紐を使用するうえで注意しなければならないことを見ていきましょう。

迷子紐で周りに迷惑がかからないようにする

迷子紐で周りに迷惑がかからないようにする
3m以上の長いリードが付いた迷子紐もありますが、あまりリードが長いと通行人の足に引っかかってしまったり、他のお子さんの首に引っかかってしまったりと危険です。迷子紐を使用する時は子供との距離が離れないようにリードを短く持ちましょう。周囲の状況にもよりますが、リードの長さは1m~2mくらいの長さにキープ出来ると良いですね。

迷子紐を引っ張って子供が転倒しないようにする

迷子紐を引っ張って子供が転倒しないようにする
すべてのタイプの迷子紐に言えることですが、大人の力で迷子紐を強く引っ張ってしまうと、子供は転倒してしまいます。また、子供が親よりも高い位置にいる状態で保護者が迷子紐を引っ張ってしまうと子供が頭から落下してしまうことがあるので気を付けてくださいね。特に手首などに装着するタイプの迷子紐は、体の一部が引っ張られる形になるため、子供がバランスを取りにくく、注意が必要です。

迷子紐は子供の動きを無理矢理制御するためのものではありません。子供の安全を守るための補助的なツールとして迷子紐を使用してくださいね。

迷子紐をしていても子供から目を離さない

迷子紐をしていても子供から目を離さない
迷子紐を使用しているからといって、子供から目を離すのは危険です。迷子や急な飛び出しを防ぐには手をつないだ状態に勝るものはありませんので、あくまでも「何かあった時の保険」として迷子紐を使用してくださいね。

迷子紐のおすすめ10選

ここからは様々なタイプの迷子紐をご紹介します! 迷子紐の購入を考えているパパママはぜひ参考にしてみてください。

おすすめの迷子紐1:おでかけ天使ハーネス

リードの長さ:0.7m~1.5m
対象年齢:1歳~10歳

背中についた天使の羽がとてもキュートなベスト型の迷子紐です。ストラップは長さの調整が可能ですので、1歳~10歳と長く使用できるのもポイントですね。公園やスーパー、お散歩など日常的に使用するのにピッタリのアイテムです。

おすすめの迷子紐2:Mommy’s Helper Kid Keeper

リードの長さ:-
対象年齢:-

ハーネスタイプの迷子紐です。軽量113gとかなり軽量なので、毎日のお散歩など日常的にも使いやすいのではないでしょうか。またシンプルなデザインのため子供の動きが制限されづらく、すすんでつけてくれる子も多いようですよ。

おすすめの迷子紐3:Baby Buddy(ベビバディー) デラックス迷子防止ハーネス

リードの長さ:1.195㎜
対象年齢:生後9ヶ月~2歳

4つのパーツを組み合わせると3Wayの使い方が可能な迷子紐です。「よちよち歩きのうちはハーネス型」「子供が成長したら手首型」など、子供の性格や成長度合いに合わせて使い方を変えられるのが良いですね。ストラップのみのシンプルなデザインなので、持ち運びもラクラクです。

おすすめの迷子紐4:goldbug(ゴールドバグ) ベビーリュック

リードの長さ:-
対象年齢:1.5歳頃~3歳頃

可愛いアニマルモチーフのリュックタイプの迷子紐です。いろんな動物のデザインからお気に入りを選ぶことができます。リードは取り外し可能なので、リュックとしても長く使用できますね。「見た目がかわいいので子供がお気に入りで使っています」といった口コミも多くみられました。

おすすめの迷子紐5:イー・エクス・ピー・ジャポン ラグジュアリアス ベビーリュック

リードの長さ:7.7m
対象年齢:-

シンプルで上品なリュックタイプの迷子紐です。少し値段が高めですが、1歳の誕生日に一升餅を背負うイベントなど、たくさんの場面で活躍しますよ! メイン生地は撥水加工が施され、汚れづらい仕様になっていたり、バックルが防犯用ホイッスルになっていたりと工夫が充実しています。そのほか、背中部分は通気性の良いメッシュ素材、保冷剤やカイロを入れられるマルチポケット付きなどオシャレなだけでなく機能性も抜群です。別売りのママ用リュックと合わせれば、親子リンクコーデもできますよ!

おすすめの迷子紐6:ハーネス付きダイカットリュック

リードの長さ:-
対象年齢:-

ディズニーやサンリオキャラクターのリュックタイプの迷子紐です。しっかりマチがあるタイプなので、歩くのが上手になったらオムツなど軽めの荷物を入れられそうですね。また、胸部に安全ベルトがついているので、紐を引っ張った拍子にリュックが脱げてしまう心配はありません。迷子紐を嫌がるお子さんも、大好きなキャラクターとのお出かけならすすんで迷子紐をつけてくれるかもしれませんね。

おすすめの迷子紐7:迷子防止リュック

リードの長さ:-
対象年齢:-

キュートなクマがプリントされた大容量リュックの迷子紐です。リュックタイプとしては値段がお安いのも魅力的ですね!迷子紐は取り外し可能なので、保育園や幼稚園の通園バッグとしても利用可能です。

おすすめの迷子紐8:Sumnacon 迷子防止ひも

リードの長さ:1.06m
対象年齢:-

かわいいハチやちょうちょモチーフのリュックタイプの迷子紐です。リュック自体が200gと軽いので、子供が楽に背負えます。リードが短めなのでよちよち歩きの赤ちゃんのサポートにも使えそうですね。リュックを背負っている子供の後ろ姿がとてもかわいいのもポイントです。

おすすめの迷子紐9:Garing 迷子防止ハーネス

リードの長さ:2m
対象年齢:-

手首につなぐタイプの迷子紐です。リストバンドの部分は柔らかい素材で肌に優しく、通気性も抜群です。また、手首に装着する部分が360度回転するタイプなので子供が不自由さを感じることなく動き回れるのも魅力的ですね。リストバンドが勝手に外れてしまわないようにロック機能もついており、値段も安いのでコスパのいい商品です。

おすすめの迷子紐10:音が鳴る迷子防止ハーネス

リードの長さ1.5m
対象年齢:-

手首やベビーカー、リュックなどに装着するタイプの迷子紐です。留め具部分は布ではなく金属になっているため、ハサミなどで紐を切られてしまう心配はありません。また、ロックもかかる仕様になっているので、子供が勝手に外してしまうことも防止できます。バックルが笛になっているのも、安心要素の1つですね。

まとめ

まとめ
この記事をお読みの方も、子供の頃に迷子になった経験をお持ちの方はたくさんいるのではないでしょうか? 迷子になると、子供も本当に心細い気持ちになりますよね。お子さんにそんな悲しい思いをさせないためにも、迷子紐を検討してみてはいかがでしょうか? 迷子紐には様々な意見がありますが、子供の安全が第一です。周りの声はあまり気にせず、安全対策として迷子紐を取り入れても良いでしょう。

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はいチーズ!クリップ編集部

はいチーズ!クリップ編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Instagram・LINEなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!