スマホでの動画撮影の基礎知識、おすすめのテクニックや動画アプリを紹介!
目次
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- スマホ動画の撮影の基本、すぐに使えるテクニックを厳選して紹介!
- スマホ動画の基礎知識1:カメラアングル
- スマホ動画の基礎知識2:縦横どちらで撮影すべき?
- スマホ動画の基礎知識3:片手で撮影するのはダメ?
- スマホ動画の基礎知識4:順光、逆光、どちらで撮影する方がいい
- スマホ動画の基礎知識5:スマホ動画の画質はこだわるべき? フルHDはどう?
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- スマホ動画の基礎知識6:ズームはなるべく使わない
- スマホ動画の基礎知識7:なるべくスマホを上下左右に動かさない
- スマホ動画の基礎知識8:動きながら撮影するときは手振れに注意
- 参考:プロが撮影した動画例
- 動画編集アプリ「VivaVideo」を使えば本格的な動画編集も可能
- まとめ:スマホ動画はフルHD画質で順光撮影、手振れに注意
目次
スマホ動画の基礎知識6:ズームはなるべく使わない
ズームすると手振れが酷くなる
ズームはとても便利な機能です。しかし、ズームを使ったスマホ動画撮影には高度なテクニックが必要 です。ズームすればするほど、小さな揺れが大きな手揺れとなりスマホ動画に記録されてしまいます。そのため、被写体を大きく写す場合は自分で近くに寄って撮影するようにしましょう。
スマホの光学ズームを使うと画質が悪くなる
スマート動画の場合、一眼レフカメラなどと違い、光学処理ではなくデジタル処理(画像 全体の一部を拡大して切り取って表示する)方法でズームが行われています。そのためスマート動画でズームを使うと画質が荒くなってしまいます。運動会の撮影で被写体に近づけない場合など、どうしてもズームしたい場合は、デジタルズームを光学ズームに変換する 望遠レンズキットなどを使用することをオススメします。スマホ用にクリップで挟むタイプのズームレンズは1000円程度で販売されているので、いざというときのために買っておいてもいいでしょう。
スマホ動画の基礎知識7:なるべくスマホを上下左右に動かさない
スマホ動画に慣れていない人はついスマホを忙しく動かしたくなります。しかし、あまりスマホを動かし過ぎるとでき上がったスマホ動画が安っぽく見えてしまいます。カメラをある地点から別の地点まで振ることを映像の世界では「PAN(パン)」といいますが、パンはここぞというときに使った方が効果的なテクニックです。
スマホを動かして撮影したいときは体全体を動かす
それでもスマホ動画の撮影時に子供が走り回っているときなど、スマホで子供を追いかけたいときがありますよね。失敗しないパンの方法をご紹介しましょう。両脇を締めた姿勢のまま、スマホを撮影したい方向に「体そのもの」を動かして撮影してください。手を動かすのではなく、手は脇を締めて体に固定したまま、撮影したい方向に体ごと動かすのです。こうすることでスムーズなパンが可能になり、手振れしづらくなります。また、スマホを動かす際はなるべくゆっくり動かすようにしてください。そうすることで、スマホ動画のクオリティが安っぽくなりません。
スマホ動画の基礎知識8:動きながら撮影するときは手振れに注意
走り回る子供を追いかけて撮影するときなどは、パパママも並走してスマホ動画を撮影しますよね。こんなときに「手振れに注意と言われても…」と思うかもしれません。なるべくスマホの位置を固定して、水平に移動するくらいしか手はありません。
動きながらスマホ動画を撮影するならジンバルの使用がおすすめ
しかし、ジンバルと呼ばれる手振れを防止するアイテムがあれば、ある程度の手振れを抑えてくれます。高級なジンバルは数万円もするものもありますが、簡易的な機能のジンバルは数千円で購入することができます。移動しながらのスマホ動画撮影が多いパパママは購入してみてはいかがでしょうか。
また、移動しての撮影は被写体に近いから、追いかけなければいけません。被写体から少し離れた場所から動画撮影するときはパパママが移動せず、体の向きを変えるだけでスマホ動画を撮影することもできますよ。
参考:プロが撮影した動画例
上記ははいチーズ!の映像制作チーム「はいチーズ!CREATIVE WORKS」が制作した幼稚園の紹介映像です。スマホ動画ではなく、一眼レフ、GoPro、ドローンを駆使した撮影なのですが、パパママのスマホ動画撮影の参考になる映像です。
あえて逆光を狙って撮影した映像がどう見えるのか、動き回る子供をどう撮影しているのか、子供のどんな仕草にフォーカスしているのか、など、スマホ動画撮影にも流用できるテクニックも使われています。下記リンク先に、その他の撮影動画も紹介しています。よろしければ参考にしてください。
動画編集アプリ「VivaVideo」を使えば本格的な動画編集も可能
おすすめ度:★★★★★
対応スマホ:iPhone、Android
動画撮影はスマホに最初から入っているアプリで撮影可能ですが、撮影後の編集もスマホで行いたい方におすすめなのが「VivaVideo」です。一部機能は有料となっていますが、本格的なスライドショー作成や動画編集機能が利用でき、無料で利用できる音楽を動画に挿入することができます。また、モザイクやぼかしを入れる機能も利用できるため、プライバシーに配慮した映像をYouTubeやSNSなどで公開したい方にもオススメなアプリです。他にもいろいろな編集機能が用意されており、簡単に世界に一つだけのオリジナルムービーを作って楽しめるでしょう。
まとめ:スマホ動画はフルHD画質で順光撮影、手振れに注意
いろいろな基礎知識とテクニックをご紹介しましたが、すべてを意識してスマホ動画を撮影するのは難しいですよね。こちらの記事で紹介した内容を少しずつ意識しながら、スマホ動画撮影の技術を向上させてみてください。
スマホ動画初心者の方は
- フルHD画質で撮影
- なるべく順光で撮影
- 手振れしないよう両手で持ち、脇を締めて撮影
まずはこの3点を意識して撮影してみてください。これだけでもスマホ動画のクオリティがグンとアップすると思いますよ。