子育て世帯におすすめ! 人気の食洗機8選 選び方やメリットは?
目次
食洗機とは?
食洗機(食器洗浄機)は、自動で食器を洗ってくれる便利家電です。食洗機に洗剤を入れてスイッチを押すだけで、皿洗いが終わるので忙しいママの強い味方です。
洗い機能だけでなく、乾燥機能がついたものは「食器洗い乾燥機」もあります。設置場所や家族の人数など家庭によっておすすめの食洗機は違うので、種類や選び方などをみていきましょう。
子育て世帯におすすめ? 食洗機のメリットやデメリットは?
便利家電として人気の高い食洗機ですが、高価なので購入するか悩んでいる家庭もあるでしょう。メリット、デメリットをご紹介するので、購入する際の参考にしてくださいね。
食洗機のメリット
食洗機の魅力は、洗い物を自動で行ってくれる点です。食洗機の高い水温と強力な水圧で頑固な汚れもキレイに落とすことができます。
家事の時短になり、洗剤で手が荒れるのを防ぐことができる点も嬉しいポイントですね。また、手洗いに比べて使う水の量が少なく済むので節水になります。
食洗機のデメリット
食洗機のデメリットは場所を取ることです。
据え置き型タイプのものは調理に使う作業スペースが狭くなります。ビルドインタイプは、食洗機を設置した場所の収納スペースが使えなくなる点がデメリットでしょう。
他にも食洗機の電気代がかかったり、手入れが必要だったり、食洗機対応の食器や鍋を使わなければいけなかったりします。
食洗機の種類は?
食洗機は「据え置き・卓上タイプ」「ビルトインタイプ」と2種類に分けることができます。家庭にあった食洗機はどのタイプなのか、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
食洗機の種類:据え置き・卓上タイプ
据え置き・卓上タイプの食洗機のメリットは、特別な設置工事が不要な点です。食洗機を購入したその日から使うことができます。また、食洗機を購入して設置するまでにかかる費用は、食洗機本体と分岐水栓の代金だけなので、比較的コストをかけずに設置できますよ。
ただし、食洗機を置くスペースを確保しないといけないので、キッチンが狭くなってしまう点はデメリットです。
食洗機の種類:ビルトインタイプ
ビルドインの食洗機はシステムキッチンのシンク下などに設置するタイプで、容量が大きくてもキッチンの場所を取らないのが最大のメリットです。キッチンの見た目もすっきりしますし、据え置き・卓上タイプの食洗機に比べて音が静かといわれています。
しかし、設置には工事が必要なこと、修理や買い替えなど手間や費用がかかる点で注意が必要です。ビルドインタイプでなければそのスペースは収納に使えるというのも、人によってはデメリットに感じるでしょう。
食洗機の選び方は?
食洗機を選ぶポイントは家族の人数や生活スタイルによって異なります。大容量のものがいい、乾燥機能が欲しい、静かなタイプがいいなど、何を重視するのかを考えてから選ぶといいでしょう。
食洗機の選び方:容量
食洗機は大型タイプとコンパクトタイプがあり、一度に洗える食器の容量が異なります。
大型タイプの食洗機なら5~6人分、約50点ほどの食器が一度で洗えます。家族の人数が多い人、フライパンや鍋などの大きな調理器具を洗いたい人は大型タイプを選ぶといいでしょう。
1人暮らしの場合、キッチンが狭くて食洗機を置くと邪魔になることがあるので、コンパクトタイプのものがおすすめです。洗える食器の量は少なくなりますが、サイズが小さいので狭いキッチンでも置くことができます。
食洗機の選び方:乾燥機能
食洗機は洗浄機能のみのタイプと、乾燥機能までついているタイプの2種類があります。乾燥機能付きなら、洗いと感想が終わった食器をそのまま片づけられるので、さらに家事の時短になります。熱風で乾かすことで食器を清潔に保管しておける点もメリットです。
しかし乾燥機能がついている分、食洗機の運転時間が長く電気代がかかったり、食洗機自体の価格が高くなったりするので、乾燥機能は必要なのか考えて購入しましょう。
食洗機の選び方:扉の開き方
食洗機の扉の開き方には「前開き」「上開き」「スライド式」の3タイプあります。
前開き
扉が手前に開く形になっており、据え置き・卓上タイプとビルドインタイプ両方に採用されています。手前に扉を開けるスペースを確保しておく必要がありますが、本体の上にものを置けるので狭いスペースに設置したい場合におすすめです。
上開き
扉が上に大きく開く形なので、食器の出し入れがしやすいです。据え置き・卓上タイプに採用されている開き方で、フライパンや鍋などの大きな調理器具も入ります。前開きタイプに比べ扉が大きく開くので、前方と上部のスペースを確保しておきましょう。
スライド式
引き出しのように扉を手前に引き出して開け閉めする形で、主にビルドインタイプに採用されています。上から食洗機の内部を見渡せるので、食器の出し入れがしやすいのが特徴です。シンクとの一体感があり、キッチンをすっきりと見せることができますよ。
食洗機の選び方:洗浄力
食洗機選びでは洗浄力も重要なポイントです。食洗機の洗浄力などは表示がないので、洗浄コースの種類をチェックするといいでしょう。
食洗機のモデルによって「標準」「省エネ」「お急ぎ」「念入り」など、洗い方のコースを選べるタイプもあります。高温で長時間洗うコースなど、洗浄力を高められる機能があれば、時間がたった汚れや油汚れでもキレイに落ちるでしょう。
食洗機の選び方:洗浄時間
1日に何度も食洗機を使いたい場合は、洗浄時間も確認しておくといいですよ。一般的に大型タイプの食洗機の方が食器の洗浄時間は短くなります。
時短モードが搭載されている食洗機もあります。時短モードを使うと洗浄力が落ちてしまうことも多いので、汚れのひどくないお皿だけにする、事前に軽く予洗いするなどの工夫が必要です。
食洗機の選び方:運転音
食洗機は中でお湯を出しながら洗うので、当然大きな音が出ます。新しく販売されたモデルは静音性の高い商品が多いので、選ぶポイントの1つとしてチェックしておきましょう。
音の大きさは「db(デシベル)」で表すことができ、一般的な食洗機は30~50dbの運転音です。音の目安として、30dbは「深夜の郊外・鉛筆での執筆音」、50dbでも「家庭用エアコンの室外機」程度の音です。
通常の生活ならあまり気にならない音量ですが、就寝後にタイマーで運転するなど、静かな状況での使用を想定している場合は静音性を重視するといいでしょう。
食洗機の設置方法は?
食洗機の種類で、設置方法が異なります。据え置き・卓上タイプ、ビルドインタイプの設置方法をみていきましょう。
据え置き・卓上タイプ
設置も取り外しも簡単で、分岐水栓を取り付けるだけで使用できます。キッチンの調理台やシンクの上など給水ホースや排水ホース、コンセントの近くに設置しましょう。
以下の3ステップで設置できるので、賃貸住宅でも使用できますよ。
- キッチンの蛇口に分岐水栓を取り付け、給水ホースを食洗機につなぐ
- 放水ホースをシンクに入れて固定する
- 食洗機をコンセントにつなぐ
ビルドインタイプ
シンクの下などキッチンに埋め込んで設置するので、大がかりな工事が必要になります。給水、排水だけでなく食洗機の埋め込み工事が必要なので、家の配管によっては設置ができないこともあります。家の新築時やリフォームの際に設置することが多いですが、食洗機部分のみの後付け工事も可能です。
次のページでは、「据え置き・卓上タイプ」「ビルトインタイプ」の人気食洗機をご紹介します。