簡単!かわいいスタイの作り方 型紙の無料サイトや人気の手作りキットを紹介
目次
赤ちゃんのスタイは簡単に手作りできる!
赤ちゃんのよだれや食べこぼし対策などで重宝するスタイ。よだれが多い赤ちゃんだと1日に何枚も使うこともあるでしょう。可愛いスタイはたくさんありますが、簡単に手作りすることもできます。ママのこだわりが詰まった、世界にひとつだけのオリジナルスタイをぜひ作ってみてくださいね。
スタイを手作りする方法1:型紙を使って1から作る
好きな型紙や生地を選び、ママオリジナルのスタイを作れます。スタイの形や生地、留め具など全てママの好みに作れるのがメリットです。
スタイを手作りする方法2:手作りスタイキットを使う
必要なものが全て揃っているので、準備が簡単なのがメリット。手縫いで作ることができ、作り方説明書などもセットになっているのですぐに作ることができます。
フリマサイトでハンドメイドスタイを購入する方法も!
手作りしたいけれど忙しくてなかなか時間が取れないママにおすすめです。他の人とかぶらないデザインのオリジナルスタイが手に入ります。手作りならではの温かみのあるかわいいスタイが見つかりますよ。
スタイの種類・生地・留め具による違い
どのようなスタイを手作りするかを考える際の参考に、まずはスタイの種類や素材等についてみていきましょう。形や生地によって出来上がりのデザインや機能性が変わってきます。好みに合ったスタイを手作りする際の参考にしてくださいね。
スタイの種類
スタイを作る際は、素材や形を決める必要があります。スタイを使うシーンや赤ちゃんのよだれの量によっても適しているスタイが異なるので、赤ちゃんに合ったスタイを作ってあげましょう。
種類 | スタイの形 | 特徴 |
---|---|---|
後ろ留め具スタイ | ・たまご型 | ・後ろに留め具があるので見た目がきれい ・着脱しやすい |
サイド留め具スタイ | ・しっぽ型 | ・左右どちらかの紐が長い ・肩あたりで留める ・寝た後でも外しやすい |
ゴムスタイ | ・首元にゴムが入っている形 | ・簡単に着脱できる |
円形スタイ | ・丸型 ・もくもく型 |
・首回りを360°カバーできる |
バンダナスタイ | ・三角形 | ・胸元を重点的にカバーできる ・スタイリッシュ |
スタイの留め具による違い
スタイを手作りする際、スタイの留め具にも種類があります。留め具は、スタイのデザインや見た目にさほど影響しないので、ママが使いやすく赤ちゃんに合ったものを選ぶのがおすすめです。
留め具 | メリット | デメリット |
---|---|---|
スナップボタン | ・簡単に留められる ・外れにくい |
・金属の場合、赤ちゃんの肌に合わないことがある |
マジックテープ | ・留めやすい ・ちょっとしたサイズ調節ができる |
・ずれて赤ちゃんの肌に触れてしまうと刺激が強い ・髪の毛やゴミが付きやすい ・はがす時の音を嫌がる子がいる |
リボン | ・サイズ調節ができる ・留め具を使用しないので、誤飲や肌を傷つける心配がない |
・留めづらい ・1度結んだ後の結び直しが大変 |
ボタン | ・首に当たりにくい | ・着脱がやや面倒 |
ボタン | ・首に当たりにくい | ・着脱がやや面倒 |
ゴム | ・簡単に着脱できる | ・手作りするのに手間がかかる |
スタイの生地選びによる違い
スタイに使われる生地の種類やデザインはさまざま。どんな生地を使うかによってスタイの雰囲気や使用感が変わります。スタイを使用するシーンや用途に合わせて最適な生地を選びましょう。
素材 | メリット | デメリット |
---|---|---|
コットン(タオル地) | ・毛足が長く水分をよく吸収する ・ほどよい厚みがあり、洋服に汚れが染み込みにくい ・肌への刺激が少ない |
・毛足が長いと摩擦が起こり、赤ちゃんの肌が荒れることがある |
コットン(ガーゼ地) | ・通気性が良く乾きやすい ・軽くて薄いので付け心地がいい ・首回りが太めの子供でも着けやすい |
・薄手なのでよだれが洋服に染み込むことがある ・スタイをこまめに取り替える必要がある |
コットン(ワッフル地) | ・表面に凸凹があり、水分を吸収しやすい ・生地が伸びる ・汚れが落としやすい |
・タオル地やガーゼ地に比べて吸水性が劣るため、よだれが多いと染み込むことがある ・スタイをこまめに取り替える必要がある |
ニット地 | ・生地が伸びる | ・伸縮性の高い生地だと、使用しているうちに型崩れすることがある |
ビニール | ・折りたためて持ち運びしやすい ・外出時の食事用スタイにぴったり |
・薄くペラペラしているので、食べこぼしををうまくキャッチできないことがある ・肌に優しい素材ではないため、普段使いには不向き |
シリコン | ・水洗いできる ・乾くのが早くカビができにくい |
・かさばるデザインのものがある |
手作りスタイを作るときの首回りのサイズ目安
スタイを手作りする時にポイントとなるのが首回りのサイズです。スタイの首回りがきつすぎると赤ちゃんが嫌がったり動きにくくなったりします。反対に首回りが大きすぎるとスタイがずれたり、よだれが洋服についてしまうことも。
赤ちゃんの首回りは運動量によって大きくなったり、小さくなったりします。個人差はありますが、一般的な赤ちゃんの首回りのサイズを表にまとめました。以下の表を参考に、赤ちゃんにちょうどいいサイズのスタイを作ってあげてくださいね。
月齢 | 首回りのサイズ |
---|---|
生後0~2ヶ月 | 20~30cm |
生後3~4ヶ月 | 30cm前後 |
生後5~6ヶ月 | 25~28cm |
生後6ヶ月以降 | サイズが変化し、個人差が大きくなる |
基本のスタイの作り方
手作りスタイの基本的な作り方をみていきましょう。スタイはミシンではなく手縫いでも作ることができます。スタイ作り初心者や裁縫が苦手なママでも簡単に作れますよ。
基本のスタイの作り方:用意するもの
スタイを手作りする際に必要なものは以下の通りです。
- 型紙
- 生地
- 留め具
- 布きりバサミ
- チャコペン
- ミシン(手縫いの場合は不要)
- 縫い糸
- 縫い針
- マチ針
- 目打ち(竹串など先が細いもので代用可)
型紙は、ネットで無料ダウンロードできるものや、手芸店で販売されていることもあります。生地は、好きな素材、気に入ったデザインのものを用意しましょう。作るスタイの種類や生地によって、用意する生地の大きさや枚数は異なります。あらかじめどのようなスタイを作るのかを決めた上で、生地を購入するといいでしょう。スタイを手縫いする場合は、リボンやスナップボタンの留め具がおすすめです。お好みで、アイロンプリント、アップリケを付けてもかわいいですよ。
基本のスタイの作り方:型紙を使った作り方
必要なものを揃えたら、いよいよスタイを作っていきます。型紙を使用した基本的なスタイの作り方をみていきましょう。
- あらかじめ布地にはアイロンをかけておきます。
- 型紙に沿って布地にしるしをつけます。(型紙に縫い代が含まれていない場合は、縫い代分として型紙の5mm外側にしるしをつけましょう。)
- しるしに沿って布地を切ります。使用する2枚、もしくは3枚の布地も同様に裁断します。
- 表布、裏布に留め具を付けます。
- 表布にアップリケや刺繍などを入れる場合は、ここで入れておきます。
- 布地の表同士を合わせて重ねます。布地の表と裏を間違えないように注意してください。
- マチ針で仮留めして、返し口を約5cm残して縫い代5mmのところをぐるりと縫います。
- きついカーブ部分には、数ヶ所切れ目を入れます。
- 留め具をつけるあたりは角になっているので、少し切り落としておくと、ひっくり返した時の形がきれいになります。
- 返し口から表側にひっくり返し、返し口を縫います。縫い糸が表に出ないように縫い合わせる「すくいとじ」がおすすめです。
- 最後に、目打ちなどを使って隅をきれいに整えます。角をしっかり尖るようにすると見た目がきれいに仕上がります。
基本のスタイ作り動画も!
たまご型のスタイを作る方法を紹介しています。動画で実際の手順を見ることで作るイメージが沸きやすいですよ。
基本のスタイの作り方:型紙なしの作り方
既製のスタイを持っていれば簡単に作れる、手縫いスタイの作り方です。手持ちのスタイをベースに作るので、型紙なしで作れるのが嬉しいポイント。型紙を用意する手間が省けますよ。
- 布地に手持ちのスタイを乗せて、周囲をなぞってしるしを付けます。
- なぞった周囲に縫い代を足して布地を切ります。表地、裏地2枚用意してください。
- 布地の表同士を合わせて縫います。返し口はあけておきましょう。
- ぐるりと一周縫ったら、返し口からひっくり返して返し口を縫い合わせます。
- スナップボタンまたはマジックテープをつけて完成です。
次のページでは、型紙のダウンロードサイトや、手作りキット、おすすめのハンドメイドサイトをご紹介します。