授乳中でも飲めるお茶おすすめ13選! カフェインの摂取量に注意!

授乳中に飲んでもいいお茶は?


産後は赤ちゃんのお世話で精いっぱいになってしまい、自分のことは後回しになってしまうママも多いでしょうか。授乳中は、ママは普段以上に水分をしっかり摂る必要があります。効果的に水分を得るために、授乳中にはどんな飲み物を飲めばいいのでしょうか。

安心して飲めるノンカフェインのお茶


ママが摂取したカフェインのうち1%程度が、母乳を通して赤ちゃんに伝わるといわれています。ママがカフェインを摂りすぎると母乳を通して赤ちゃんに伝わり、不眠や興奮などの影響をもたらす可能性があるため注意が必要です。ノンカフェインのお茶であれば、ママも安心して飲むことができますね。

授乳中のカフェインの摂取量は? コーヒーを飲むと赤ちゃんが寝ない? 1日の摂取基準量を紹介
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妊娠中には控えていたカフェイン。コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは、母乳から赤ちゃんに伝わるの? どんな影響があるの? と気になるママも多いでしょうか。コーヒーや紅茶、チョコレートまで? カフェインを含む食品ごとに1日の摂取基準量を紹介します。

栄養補給ができるお茶


産後は忙しく、バランスの取れた食事を摂ることが難しい時もあるでしょう。そんな時はお茶で手軽に栄養補給ができるといいですね。ビタミンやミネラル、鉄分、カルシウムなどの栄養が摂れるお茶もあります。

授乳中でも安心! ノンカフェインのお茶の種類


授乳中に飲めるノンカフェインのお茶にはどんなものがあるのでしょうか。お茶に含まれている栄養や期待できる効果についても見ていきましょう。

麦茶


麦茶は家庭に身近で、手に入れやすいノンカフェインのお茶です。ペットボトルやティーバッグなど、種類が豊富なので用途に応じて選ぶことができます。麦茶に含まれる「アルキルピラジン」という成分は、血液をさらさらにする効果があります。

たんぽぽ茶


たんぽぽの根は古くから漢方薬として利用されており、ビタミンB・C、ミネラル、鉄分など、授乳中のママに不足しがちな栄養素が豊富です。たんぽぽ茶は血流を促進させ、血液循環を良くする効果があることから、授乳中のママに人気のお茶です。他にも利尿作用があり、むくみの改善も期待できます。

ルイボスティー


ルイボスティーは、ミネラルが豊富で「健康茶」「美容茶」と呼ばれているお茶です。体を温める効果があり、リラックスできて質の良い睡眠が得られるといわれています。ルイボスティーには10g/100mlの鉄分が含まれているので、貧血気味の人にもおすすめです。

ごぼう茶


ごぼう茶は、ごぼうを乾燥させ、焙煎して作られています。食物繊維が豊富で便秘に効果的といわれ、「ダイエット茶」としても人気です。

黒豆茶


黒豆を原料として作られる黒豆茶は、ほうじ茶のように香ばしく飲みやすいことで人気です。黒豆の皮に含まれる「アントシアニン」には血液をさらさらにする効果があるといわれています。黒豆茶には食物繊維が豊富なので、便秘の解消にも役立ちます。

ハーブティー


リラックス効果や安眠効果のある成分が含まれたハーブティーには、ストレスを軽減させる効果が期待できます。ハーブには女性にとって有用な様々な効果があるため、ママがリラックスできるハーブティを選んでみてくださいね。ハーブティの多くはノンカフェインですが、マテなどカフェインが含まれているハーブティもあるので、事前に調べておくと安心です。
ハーブティーはさまざまな効用があるとされますが、医薬的に効果が実証されているものは非常に少なく、妊娠中に禁忌とされているものも多いです。
国立健康・栄養研究所によれば、授乳中に安全に利用できるハーブ製品についての安全性情報は非常に少ないため、授乳中にハーブ製品はできるだけ利用しない事がすすめられています。ハーブティーを摂取する際には必ず専門店や医師・助産師などに相談の上で摂取するようにしましょう。

「健康食品」の安全性・有効性情報(国立健康・栄養研究所)

市販のノンカフェインのお茶


カフェインの摂取量を気にする健康志向の人が増えていることから、コンビニやスーパーなどでもデカフェ(カフェインレス)飲料が手に入れやすくなりました。緑茶や紅茶などもデカフェであれば授乳中でも安心です。「授乳中だから」と我慢することなく、好きな飲み物を楽しんでリフレッシュすることができますね。

カフェインありのお茶は1日の摂取量に注意する


授乳中は、「カフェインありのお茶を全く飲んではいけない」というわけではありません。世界保健機関(WHO)では妊娠中のカフェイン摂取量は1日300mgまで、欧州食品安全機関(EFSA)では妊娠中・授乳中のカフェイン摂取量は1日200mgまでが望ましいと報告されています。授乳中にカフェインを含むお茶を飲む際は、1日のカフェイン摂取量に注意しましょう。

お茶のカフェイン含有量

飲料名 カフェイン濃度 上限目安
ウーロン茶 20mg/100ml 200mlのカップ5杯程度。500mlペットボトル2本程度
紅茶 30mg/100ml 200mlのカップ3杯程度
ジャスミン茶 20mg/100ml 200mlのカップ5杯程度。500mlペットボトル2本程度
ほうじ茶 20mg/100ml 200mlのカップ5杯程度。500mlペットボトル2本程度
玄米茶 10mg/100ml 200mlのカップ10杯程度。500mlペットボトル4本程度
緑茶(煎茶) 20mg/100ml 200mlのカップ5杯程度。500mlペットボトル2本程度

上の表では、カフェインありのお茶を飲む場合の1日の上限目安をまとめました。授乳中の1日当たりのカフェイン摂取上限を200mgで計算した場合です。どうしてもカフェインありのお茶を飲みたい時には、下記の表を参考に、1日の摂取量を超えないように注意しましょう。

1日のカフェイン摂取量の上限目安は、あくまでも製品単体で摂取する場合の値となります。他のカフェイン入り食品・飲料を合わせて摂る場合には量の調整が必要です。

カフェイン含量(茶,コーヒー等の嗜好飲料)

次のページでは、授乳中のママにおすすめのノンカフェインのお茶13選をご紹介します。

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はいチーズ!クリップ編集部

はいチーズ!クリップ編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Instagram・LINEなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!