マタニティペイント(ベリーペイント)とは? 自分でできるの? シールやアプリで簡単にできるマタニティペイントも
マタニティペイント(ベリーペイント)とは?
「マタニティペイント(ベリーペイント)」とは、妊娠中に大きくなったママのお腹に赤ちゃんにまつわる絵をペイントして楽しむもの。発祥は定かではないものの、もともとインドや中東地方で行われていた魔除けとして絵を書く習慣が広まったと言われています。
日本では「元気な赤ちゃんが生まれますように」と願いを込めて描き、写真を撮って残す人が多くいます。最近では妊婦という神秘的な時間を残そうと、SNSなどにアップする人も増えてきました。写真で大切に残しておくことで、将来子供が大きくなった時に一緒に見て楽しむ材料になるでしょう。
マタニティペイントはいつやるの?
マタニティペイントは、妊娠8ヶ月~9ヶ月の時にするママが多いようです。つわりも終わって体調も落ち着き、出産までゆったりと過ごす時期なので挑戦しやすいでしょう。イラストもお腹がある程度大きくなったころの方が映えます。
自分の体調と相談し、無理のない日を調整しましょう。マタニティペイントは安産祈願の意味もあるため、戌の日に一緒にやるのもいいでしょう。戌の日にマタニティペイントをして、お腹が大きくなってからもう一度挑戦するママもいます。
マタニティペイントはどんな絵を描くの?
マタニティペイントのデザインはもちろんママの好きな絵柄でかまいませんが、お腹の子をイメージして描くことが多いです。例えば、男の子であればブルーやグリーンを基調とした地球や海。女の子ならピンクやオレンジを基調とした花や蝶など。
イラストだけでなく、メッセージを添えるのもいいでしょう。写真で残した時に、その時の気持ちも一緒に伝わるため、子供への愛情がますます伝わる作品になります。お気に入りのペイントができたら、写真に撮ってリビングに飾るもよし、子供が大きくなった時に一緒に見るのもいいでしょう。きっとママの愛情が伝わるはずです。
マタニティペイントの費用はどのぐらい?
マタニティペイントはプロに書いてもらうだけなら1万円~、撮影をすると3万円~ほどが一般的な価格です。プロに描いてもらう場合は、マタニティフォトのスタジオやアーティストサロンへ直接行くか、自宅に出張してもらいます。フォトスタジオなら写真を撮る際におしゃれば衣装や小物が用意されていることもあり、ますます映える写真になるでしょう。
マタニティペイントの楽しみ方
マタニティペイントは描いて終わりではなく、さまざまな楽しみ方があります。スタンダードな方法は写真を撮ることでしょう。マタニティペイントは水性のインクを使って描くため、擦ったり濡れたりするとすぐに落ちてしまいます。なるべく綺麗な内に写真に残しましょう。自宅で撮影する場合は、お腹を冷やさないよう注意してください。写真映りにこだわりたい場合は、出張撮影を利用するのもよいでしょう。
また、「消してしまうのがもったいない」と感じるママには魚拓ならぬ人拓がおすすめです。硬く絞ったてぬぐいをお腹にかぶせ、しばらく待ってはがせば、マタニティペイントがてぬぐいに転写されます。ただしペイントのイラストや文字が反転してしまいます。
ほかにも、「お金をなるべくかけたくない」「他人にお腹を見せるのが恥ずかしい」と思うママの場合、パパや上の子供に描いてもらうのもおすすめです。パパと子供が自由な発想で描いたペイントは、プロとは違う、温かみのある仕上がりになるでしょう。
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