お泊り保育って何をするの? 目的は? 持ち物は何が必要? お風呂はどうするの?
目次
お泊り保育とは? 幼稚園や保育園の目的は?
お泊り保育とは、普段子供が通っている幼稚園や保育園に泊まる行事のことです。園によって異なりますが、基本的に幼稚園では年長クラス、保育園では5歳児クラスで行われることが多いイベントです。お泊り保育は思い出作りだけのためではなく、子供の成長のためにさまざまな目的をもって行われます。どのようなねらいがあるのか見ていきましょう。
お泊り保育の目的:子供の自立心を高める
家庭では自分でできないことはパパママに手伝ってもらえますが、お泊り保育では自分でやらなければなりません。「1人で頑張ってやってみよう」と挑戦する心を育み、「やってみたらできた!」という自信をつけさせることで子供の自立心を高める目的があります。
お泊り保育の目的:規則正しい生活の習慣化
お泊り保育では食事や入浴や就寝の時間が決まっており、みんな一緒に行動することで規則正しい生活を身につけさせるねらいがあります。小学生になった時に決まったスケジュールで行動するための練習にもなります。
お泊り保育の目的:協調性を身につける
お泊り保育では食事の準備や片付け、布団の準備などみんなで協力して行います。周りの様子を見て相手を思いやり、自分の役割を考えることで協調性を身につけるねらいもあります。
お泊り保育の時期と日数は?
多くの場合、お泊り保育の開催時期は7月か8月で、1泊2日のスケジュールで行われるのが一般的です。ほとんどの園では最年長クラスでお泊り保育を実施しますが、園によって4歳児クラスと早いうちに行事を取り入れるところもあります。
1泊2日と短い期間に感じますが、子供とパパママが初めて離れて過ごす日はいい思い出になるでしょう。
お泊り保育の内容は? どんなことするの?
お泊り保育でなにをするのか、パパママは気になるでしょう。お泊り保育の内容は幼稚園や保育園ごとに異なり、各園が趣向を凝らして活動しています。お泊り保育でどんな活動をしているのか見てみましょう。
お泊り保育の内容:海岸で貝がら拾い
素足に砂を感じながら海岸で貝がらを拾います。いろいろな色や形の貝がらがあることを、自らの体験を通して学びます。ずぶ濡れになりながら貝殻を拾ったことも楽しい思い出になるでしょう。
お泊り保育の内容:キャンプファイヤーと花火に大興奮!
キャンプファイヤーと花火でワクワクドキドキ、歌って踊って大はしゃぎ! 夜に出かけることの少ない子供達には新鮮な経験になったことでしょう。パパママへのお土産話は盛り上がること間違いなしです。
お泊り保育の内容:朝のお散歩は森の中!
お泊りをした翌朝は、みんなで森の中をお散歩します。早朝からお散歩ができるのもお泊り保育でしか味わえない体験のひとつです。ドキドキしながら吊り橋を渡ったことは、子供の自信と達成感につながるでしょう。
お泊り保育のお風呂はどうするの?
お泊り保育のお風呂は、保育園や幼稚園から近い銭湯や温泉を利用ケースが多いです。お泊り保育は年中や年長が多いため、一般的に男女別で入浴します。また、他の利用者に迷惑をかけないように、家族風呂を貸し切りする時もあります。
走ったりふざけたりしないよう、入浴前には幼稚園の先生や保育士から説明はありますが、自宅でもパパママから正しい入浴方法についてお話しておくと安心です。
次のページではお泊り保育の持ち物・おすすめのリュックをご紹介します。