幼稚園の面接で失敗しない服装選び!私立と公立での違いも紹介!
目次
幼稚園の面接や考査ではどんなことをするの?
幼稚園では入園前に面接と考査が行われます。面接は子供とパパママそれぞれに質問をし、家庭と園の教育方針に相違がないか、どんな子供なのかを確認します。考査は、子供が集団生活をしていくうえでの基本的な生活習慣が身についているのかをチェックします。幼稚園によっては、親と離れて子供が自由に遊ぶ姿を確認していたり、運動、知能、絵画、行動観察など細かく分けて見ているところもあり、考査の内容は園によってさまざまです。
お受験幼稚園:幼稚園への子供の適性を見る
国立や有名私立といったいわゆる「お受験幼稚園」は地元の幼稚園と比較して入園倍率が高く、面接が選考を兼ねている場合が多く見受けられます。面接では、子供とパパママそれぞれに質問をされます。基本的な質問では、子供が幼稚園で過ごすために必要な能力が備わっているか、教育方針にずれがないかという内容を確認します。そして、お受験幼稚園の面接では、パパママに良識があるか、パパママが園の運営に協力的か、教育費の支払い能力は大丈夫かなど、パパママの細かいところまで見られる場合が多いようです。
また、幼稚園によっては選考が面接だけでなく、子供たちだけで遊ばせて様子をみる行動観察を行うこともあります。もし、行きたい幼稚園が決まっている場合には、面接前に幼稚園ごとの考査内容を調べておくことをおすすめします。
地元幼稚園:園生活で必要な子供の情報を確認する
地元幼稚園の面接は、園とパパママの教育方針にずれがないのかを確認し、子供の性格や発達具合を把握するために行われるのが一般的です。例えば、トイレトレーニングが完了しているか、衣服の着脱や食事は1人でできるか、食べ物などのアレルギーがないかなど、幼稚園で生活するうえで必要な情報を確認するものです。もし、パパママが心配なことや子供について知っておいてもらいたいことなどがあれば、面接時に伝えておきましょう。
幼稚園の面接での服装選び! 注意すべきポイントは?
幼稚園での面接がどのようなものなのかについてはおわかりいただけましたでしょうか。次に、面接を受ける際、子供はもちろんパパママがどのような服装を選べばいいのかについてご紹介しましょう。
幼稚園の面接での注意点1:清潔感があり好印象な服装を選ぶ
幼稚園の面接で、幼稚園側とパパママがはじめて顔を合わせることが多いでしょう。無事幼稚園に入園できれば、小学校に入るまでの間子供が毎日お世話になる場所です。これからお世話になる幼稚園へ挨拶へ行くぞ! という気持ちを持ち、きちんとした服装で面接に臨みましょう。
第一印象はとても重要ですので、清潔感のある落ち着いた雰囲気のある服装がおすすめです。また、幼稚園ごとに雰囲気や方針が異なりますので、その幼稚園に合わせた、失礼のない服装を選ぶということも大切です。
幼稚園の面接での注意点2:ジーパンなど、ラフすぎる服装は避ける
幼稚園によっては、面接時の服装に関して「平服でOK」と事前に伝えられることもあります。しかし、第一印象が大切な面接において、ジーパンやスキニーパンツなどのいかにも普段着といったラフな格好や、露出が多い服、派手な服装など面接の場にふさわしくない格好は避けた方が無難です。あくまでも平服でOKだったとしても面接での服装です。きちんとした清潔感のある格好を心がけておきましょう。
私立と公立別! 幼稚園面接時の服装の違い
私立幼稚園と公立の面接では「ふさわしい服装」が異なります。そのため、私立・公立それぞれのスタイルを理解して服装を選ぶことが重要です。この章では、私立と公立の幼稚園別に「パパ」「ママ」「男の子」「女の子」各々のおすすめの服装についてご紹介していきます。
私立幼稚園の面接での服装:パパママの場合
パパママともに紺色のフォーマルスーツがおすすめ
私立などのお受験幼稚園の面接では、パパは白いワイシャツにスーツ、ママは黒のパンプスにフォーマルスーツが基本的な服装となります。パパはママの服装に合わせた格好をすることが一般的で、パパママともに濃紺のフォーマルスーツで面接に臨めば間違いないでしょう。
注意しておきたいのはママのスカートやワンピースの丈感です。ママが椅子に着席した際に膝が隠れる丈のものを選ぶようにしてください。面接用の服をこれから購入する場合には、試着する際に必ず膝丈を確認しておいてくださいね。また、アクセサリー類は控えめなものを選び、華美なものは避けておく方が良いでしょう。
私立幼稚園の面接での服装:子供の場合
子供はシンプルなスーツやワンピースがおすすめ
男の子はシンプルな半ズボンにジャケットといったスーツスタイル、女の子はワンピースにカーディガンといった、きちんとした印象を与えられる服装が基本となります。色味はグレーやベージュ、紺色などの落ち着きのあるものが定番です。足元は男女ともに白や紺の靴下を着用し、革靴やローファーを合わせると面接にふさわしい格好になります。いずれもきれいに磨いて面接に臨むようにしてくださいね。
公立幼稚園の面接での服装:パパママの場合
パパママはきれいめなカジュアルスタイルがおすすめ
公立幼稚園の面接は私立幼稚園ほどかっちりとした服装である必要はなく、パパはベーシックなスーツスタイル、ママはワンピースにジャケットを羽織る程度のきれいめなカジュアルスタイルがおすすめです。カジュアルな服装がOKとはいっても、ジーパンにスニーカーなどの普段着は選ばないようにしてくださいね。
反対に、かっちりしすぎる格好が浮いてしまうという場合もあります。幼稚園によって方針や雰囲気がずいぶん異なりますので、どのような格好がその幼稚園によりふさわしいのか、先輩ママに教えてもらったり自分で調べておくのをおすすめします。
公立幼稚園の面接での服装:子供の場合
子供は落ち着いたデザインの普段着でOK
お受験幼稚園とは異なりフォーマルな格好でなくても問題ありません。男の子は襟付きのシャツに半ズボン、女の子はワンピースなどの落ち着いたデザインの普段着で面接に臨む子供が多いです。ただし、面接での第一印象は重要ですので、普段着の中でも清潔感があり少し品の感じられるものを選ぶようにするといいですね。
妊娠中のママはフォーマルなワンピースやお直しできるスーツがおすすめ
妊娠中に上の子供の面接があるママも少なくはないでしょう。妊娠中のフォーマルな場での服装はとても悩みますよね。このような場合、価格は少し高くなりますが、きちんとした大きめのスーツを購入して出産後にサイズをお直しするという方法がおすすめです。
ほかにも、妊娠中にフォーマルな格好をするのは数えるほどと割り切って、リーズナブルなマタニティ用のスーツやワンピースを購入するという方法もあります。どちらの方法でも妊娠中の体に負担がかからないように配慮してくださいね。
面接用の服装と一緒にスリッパや上履き、バッグも準備しよう
面接の際には服装選びだけでなく、バッグや靴といった小物選びも大切です。小物類は服装に合わせるだけでなく、面接にふさわしいものをそろえておくと良いですね。筆記用具や印鑑など面接時に必要な持ち物も事前にチェックしておきましょう。
子供の上履きはもちろん、パパママのスリッパも忘れずに持参したほうが好印象です。面接で必要なひと通りのものはデパートで購入できるほか、最近では通販でもお受験用のスーツや小物が販売されています。これから幼稚園の面接を控えているパパママは、一度サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ:面接時の服装は第一印象を左右します
幼稚園の面接において、第一印象を左右する服装選びはともて大切です。清潔感のある落ち着いた印象を与えられる格好をすることはもちろん、公立幼稚園や私立などのお受験幼稚園それぞれの園の方針や雰囲気に合わせることも重要です。事前に先輩ママにどのような幼稚園なのか話をきいたり自分で情報取集をすることで、希望する園の雰囲気に合わせた服装を選ぶことができるでしょう。
しかし、あくまでも主役は子供です。子供が楽しく過ごせる幼稚園に入ることができるよう、ぜひ今回の記事を参考にして面接に臨んでくださいね。