焼けたくない! ママの日焼け対策におすすめのグッズを紹介
紫外線を浴びるとどんな影響があるの?
紫外線の影響を、紫外線を浴びてからすぐに表れる「急性症状」と、すぐには表れないが長期にわたって影響が出てくる「慢性症状」に分けてご紹介します。紫外線を浴びたことによる急性症状は、「日焼け」「目の痛み、充血(いわゆる雪目)」「免疫機能低下」です。紫外線を浴びたことによる慢性症状は、「シミ、そばかす、色素沈着」「シワ、たるみ、肌の弾力低下」「皮膚ガンの誘発」「白内障、翼状片など眼科疾患の誘発」などがあげられます。
紫外線が体に悪影響なのは知っていたけれど、こんなにも影響があるなんて…と驚きの方もいるのではないでしょうか。紫外線から受ける影響の中でも代表的な肌トラブルは、女性にとって無視できない問題ですよね。産後のママはホルモンバランスが乱れ、よりシミができやすくなっています。シミは、作ってしまうのはとても簡単なのに、できてしまったシミを消すのはその何倍も大変で時間がかかります。いつまでも美肌で健康でいるために、日焼け対策をしっかりしていきましょう。
ママが日焼けするのはどんな時?
ママが日焼けをするタイミングをご紹介します。
ゴミ出しや保育園の送り迎えなど短時間紫外線を浴びる時
ママは、家事・仕事・育児と毎日バタバタで、日焼け対策をすっかり忘れてしまうことも多いですよね。しかし、何気ない日常の1コマ1コマで紫外線を浴びていることは多いのです。
例えば、洗濯物干し、ごみ捨て、買い物、庭やベランダの植物の水やり、保育園や幼稚園の送迎、子供の習い事の送迎、お仕事の行き帰り、車の運転時、子供とのお散歩など…朝から日が暮れるまで紫外線を浴びる機会はたくさんあります。出かけるのはほんの短時間だからと安心せず、日焼け対策をしてから出かけるようにしましょう。
子供の外遊びの付き添いやレジャーなどで長時間紫外線を浴びる時
子供と一緒に公園にでかけたり、夏休みに海や山でレジャーを楽しむ時は、ママも長時間紫外線を浴びることになりますよね。長時間紫外線を浴びる時は、日焼け止めをこまめに塗り直したり、長時間紫外線を防ぐことができる日焼け止めを選ぶようにしましょう。
室内にいても紫外線の影響を受ける
室内にいる時も紫外線を浴びて日焼けをしている場合があります。ついつい「部屋の中だから大丈夫」と安心しきっていませんか? 紫外線は、窓ガラスや薄いカーテンを通り抜け、室内に入ってきます。
朝、明るいからとカーテンを開け、太陽の自然光の元でメイクしている方はメイクをしながら紫外線を浴びていることになるので要注意です窓にUVカットシートを貼ったり、遮光カーテンに変えたりすることも、室内における日焼け対策としておすすめです。
紫外線を99%カットできる、透明度の高い遮光フィルムです。窓に貼っても剥がせるタイプなので、賃貸のお家でも使うことができます。窓に遮光フィルムを貼ることで、日焼け対策だけでなく、家具の色あせを防止することができるのも嬉しいですね。
ママにおすすめの日焼け対策グッズ
子供とのお出かけでもママに役立つ日焼け対策グッズをご紹介します。
日焼け止め
日焼け止めは、日焼け対策に欠かせないアイテムですね。普段の買い物や保育園・幼稚園の送迎や、公園遊びやレジャーなどで長時間強い日差しを浴びるなど、シーンによって選ぶ日焼け止めは変わってきます。日焼け止めには、SPFやPAの記載がありますよね。普段使いであれば、「SPF30」「PA+++」でも十分紫外線カットしてくれます。公園遊びやレジャーなどで長時間強い日差しの下にいる場合は、「SPF50」「PA++++」や汗でも落ちにくい「ウォータープルーフタイプ」のものがおすすめです。
絶対に焼きたくないからといって、普段使いでも「SPF50」「PA++++」の日焼け止めを使いたいと思うママもいるかもしれませんが、UVカット効果が高いものほど肌への負担も大きくなりますので、シーンによって日焼け止めは使い分けるようにしましょう。日焼け止めはこまめに塗り直すことも大切です。
「本当に焼けない!」と評判の日焼け止めです。強力な効果なのに低刺激で、ママだけではなく子供も一緒に使えますよ。
日焼け止めの塗り直しに便利なスプレータイプの日焼け止めです。メイクを崩さずに日焼け止めの塗り直しができますよ。クリームタイプの日焼け止めと違って、髪の毛にも使えるのも特徴です。
つば広帽子
つば広帽子は、広めのつばで顔だけでなく首の後ろや耳まで紫外線から守ってくれます。
折りたんでバッグにしまえる携帯性の良さが特徴です。取り外し可能なあご紐が付いているので、自転車に乗っても風に飛ばされず安心ですよ。
UVカットの長袖
UVカットの長袖は、さっと羽織るだけで簡単に日焼け対策できるのでとても便利です。
接触冷感効果で、羽織っても暑苦しくないのがポイントです。たたんでもシワになりづらく、バッグに入れて持ち歩けば、日焼け対策だけでなく冷房対策にも活躍してくれるアイテムです。
アームカバー
UVカット効果があり、むき出しの腕を紫外線から守ってくれます。自転車に乗る時や、日焼け止めを塗りたくない時にさっと身につけるだけで日焼け対策ができるのが便利ですよね。アームカバーと袖との境目は日焼けしやすいので、なるべく境目が開かないように長めのサイズを選ぶのがおすすめですよ。
ロングタイプのアームカバーです。手元にレースやリボンがついているので、おしゃれにアームカバーを身につけることができますね。
サンバイザー
大きなつばがしっかりと顔を覆ってくれるので、日焼け対策にぴったりです。帽子は頭を覆ってしまうので、帽子の中が蒸れるのが嫌というママにはサンバイザーがおすすめです。最近ではファッション性のあるおしゃれなサンバイザーもたくさんありますよ。雨の日にレインコートを着て自転車に乗るママは、サンバイザーをつけてからレインコートのフードをつけると、顔に雨が当たるのを軽減することができますよ。雨の日に使う場合は、撥水性のサンバイザーがおすすめです。
ペーパー素材なので軽く、使わない時は丸めてバッグにしまえます。プラスチック素材のサンバイザーよりもかわいくおしゃれに見えるのがポイントですね。
サングラス
目に紫外線を浴びると、脳が体を守る司令を出し、防御反応としてメラニン色素を出してしまうそうです。その結果、体にしっかり日焼け止めを塗っていても、増加したメラニン色素が原因で肌が黒くなったりシミができたりしてしまうことがあります。目から日焼けをしないよう、サングラスでしっかり紫外線をガードしましょう。眩しさ・反射光を抑える偏光レンズのサングラスなら、視界もクリアで使いやすいですよ。
UVカット率99%のサングラスです。遮光レンズなので、サングラスでは暗くなってしまいがちな視界の色をはっきり見せてくれることで快適に過ごすことができます。
スカーフ
スカーフを巻けば、首の後のうっかり日焼けを避けられますよ。スカーフが汗を吸収してくれるメリットもあります。
吸水性・通気性のあるコットン素材なので、汗を吸い取ってくれ、付け心地も爽やかです。
うっかり日焼けをしない! 日焼け対策のポイント
日焼け止めを塗り忘れたり、塗り方が不十分だったりすると「うっかり日焼け」をしてしまいますので、注意が必要です。
足の甲、デコルテ、首の周り、耳の日焼けなどに注意
日焼け止めを塗ったはずなのに、夜になってヒリヒリする場所や赤くなっている場所に気づき、「しまった!」なんてこともありますよね。日焼け止めを塗り忘れがちな場所は、「顔周り~耳、髪の生え際、デコルテ、首(特に後ろ部分)、背中側の襟周り、手の甲、足の甲、ひざの裏」などがあげられます。これらの場所は、意識してしっかり日焼け止めを塗るようにしましょう。
日焼け止めは服で隠れている部分にも塗る
洋服で覆われている部分も、洋服の素材や色によっては、日焼け対策が必要です。薄い素材や色の白い洋服の場合は紫外線を通しやすいので、念のため洋服の下まで日焼け止めを塗っておくのがベターです。また、日焼け止めを塗る時、洋服と肌の境目にうまく日焼け止めが塗れていないことがあります。塗りムラを防ぐために、洋服を着る前に日焼け止めを塗ってしまい、その後で着替えをするのも一つの手です。
日焼け止めはこまめに塗り直す
日焼け止めは、時間とともに効果が薄れていってしまいます。高い日焼け止め効果を維持するためには、2~3時間おきに塗り直すことが大切です。特に夏場は、汗をぬぐったり拭いたりした際に日焼け止めが落ちやすいので、日焼け止めの塗り直しは忘れずに行いたいですね。日焼け止めを塗り直す際は、少量の日焼け止めで大丈夫です。スプレータイプの日焼け止めも上手く使って、手早く塗り直しをしてしまいましょう。
子供とのお出かけで日焼け止めを塗り直すタイミング
子供と一緒のお出かけでは、ママは子供のお世話優先で、自分のことは後回しになってしまいますね。そんな時は、子供のお世話のタイミングと日焼け止め塗り直しのタイミングを合わせてしまうのがおすすめです。子に水分補給させる時、オムツ替えやトイレなども日焼け止めを塗り直す良いタイミングです。子供のお世話のついで日焼け止めの塗り直しをする、と決めてしまえば忘れずに済みますね。
日焼けをした後のケアも大切
日焼けをしてしまった時は、しっかりとアフターケアをしすることも大切です。肌が紫外線を受けてから、シミ・そばかすの元になるメラニンを作り始めるまでは72時間と言われていますので、早め早めの対応がカギとなります。日焼けをしたらアフターケアをしっかりして、その後も継続した紫外線対策を行いましょう。
日焼け後のケア1:冷やす
冷水や冷たいタオルを当て、日焼けにより炎症を起こしている肌をクールダウンさせます。ある程度ほてりや痛みがおさまるまで続けます。
日焼け後のケア2:保湿する
日焼けした肌は、ダメージを受け乾燥しています。低刺激の保湿化粧水をたっぷり使って肌を整えます。その後、乳液やクリームを使ってしっかり保湿しましょう。美白効果が高いビタミンC誘導体配合の化粧水もおすすめです。
日焼け後のケア3:水分を多めに取る
日焼け後は、肌だけでなく体全体の水分も減っているので、多めに水分を補給しましょう。
日焼け後のケア4:ビタミン類を補給する
しみに効果があるビタミンC、ビタミンB2、B6などを取るのが日焼け後のケアには効果的です。手早くサプリメントで補給するのでも良いでしょう。また、肌のターンオーバーを正常化させる働きのあるL-システインのサプリメントも併用することで、高い美白効果が期待できます。
日焼け後のケア5:睡眠を十分に取る
ダメージを受けた肌は睡眠中に活発に修復されるので、日焼け後は睡眠を十分に取り、肌のターンオーバーを促しましょう。
まとめ
紫外線は、無防備に浴びてしまうと健康にも美容にもマイナス影響が大きいので、しっかりとした日焼け対策が必要です。子育て中のママは、子供を連れてお散歩や外遊びに出かける機会が多いので、特に気を付けて日焼け対策をしましょう。ご自分に合った日焼け対策グッズを取り入れて、日焼け対策を習慣にしてくださいね。