【保育園の入園準備】現役保育士が解説!入園までにしておくべき8つの準備

保育園の入園説明会が終わったら入園準備スタート!


保育園の入園は、あらかじめ用意しておく持ち物や、準備することが多いです。2月~3月に入園説明会が終わった時点で少しずつ入園準備をしておくことで、入園間近になって慌てることなく落ち着いた気持ちで入園当日を迎えられます。入園準備は早めに始めておきましょう。

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保育園の入園準備~入園グッズ編~

入園準備で一番に思いつくのは物の準備ですよね。入園グッズに関して、いつまでに準備すればいいのか、準備に役立つ便利グッズなどをご紹介します。

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保育園に無事入園が決まったら次は入園準備品を揃えることになります。育休が終わってもママは仕事に復帰するまでにまだまだやることがあるのですね。保育園ごとに入園準備品は異なるでしょうが、それでもこれまでママたちが準備してきたものの中から、揃えておきたい保育園の入園準備品を紹介します。
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楽しみな保育園・幼稚園の入園。しかしその前には、ママにとって最初の山場「入園準備」があります。家庭で用意しなければならないグッズは多く、持ち物全てに名前付けが必要と、なかなか大変です。入園準備で揃えるグッズやスムーズに準備を進めるポイントを紹介します!

入園準備に必要なグッズの購入・作成

入園までに準備するものは園によって異なりますが、必要なものが多かったり、準備までに時間がかかったりすることが多いので、入園説明会を終えてから準備をしましょう。手さげや布団カバーなどの手作りグッズを準備する必要のある園も多いです。裁縫が苦手という人や、作る時間がないという人は外注する方法もあるので利用してみてください。ただし、外注する時は特に時間に余裕をもった方が安心です。なるべく早めに依頼をしましょう。

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持ち物への記名


園で使用するものはすべて記名が必要です。大きいものだけではなく、おむつ、靴下やお道具箱の中身など細いものも多く、すべて手書きしていくのはとても大変なので、「名前スタンプ」を使用するのがおすすめです。名前スタンプがあれば簡単に記名ができますよ。きょうだいで服のお下がりを予定している場合や、服に直に記名したくない場合には、マスキングテープをタグに巻きつけて、記名する裏技も。

お名前スタンプ おなまえ~る 入園セット

お名前スタンプの中でもアイロンが不要で、布やプラスチックなどにも使用でき、スタンプの大きさも数種類あるので、さまざまな素材や大きさのものに記名ができます。漢字のスタンプもあるので、小学校へ入学するときにも活躍します。インクの色もセットの黒・白以外にも青・ピンクから好きな色を選べるので、濃い色のものに名前を付けたいときに、色が被ってしまって名前が見えないということがなくなります。

保育園の入園準備~確認事項編~


子供に関することや、もしもの事態に備えて確認しておきたいこともたくさんあります。入園前までにしっかり確認しておき、準備万端な状態で入園当日を迎えましょう。ママだけが育休を取得していた場合には、子供の情報がママに偏りがちです。仕事復帰前にパパと共有しておくことも大切です。

食物アレルギーのチェック

保育園では入園前に食物アレルギーのチェックをしてもらい、チェック表のようなものに記入して提出するようになっていることが多いです。園では提出してもらったものを参考に、食物アレルギーがあれば対象の食材の除去をしてから給食を提供するので、必ずチェックをしましょう。チェックは1回だけではなく、少なくとも2回はすると安心です。また、まだ食べたことのない食材があった場合は、園にその旨を伝えましょう。家族の中でその食材でアレルギーがある場合や、その他にも何か心配事があれば遠慮なく相談しましょう。子供の命に関わることにもなるので、しっかりチェックや相談をして準備をすることが大切です。

もしもの時のサポート体制の確認


残念ながら、多くの子供が入園後に毎日スムーズに送迎ができたり、元気に登園できたりするわけではありません。仕事の都合や通院などでお迎えが遅くなってしまったり、子供が熱を出してしまったりした時のことを考え、次の点を確認しておくと安心です。

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延長保育が可能かどうか

仕事の都合や用事などでお迎えが遅れそうな日も出てくるでしょう。その時にあらかじめ確認しておくと安心なのが、延長保育の有無です。延長保育の仕組み自体があっても、0歳児クラスでは利用できないこともあります。
筆者の勤めている保育園の場合、18時までは普通保育で18時から20時まで延長保育を行っています。園によって延長保育の時間は異なるので、延長保育の時間の確認と、延長保育を依頼した時の料金について、軽食の有無などを忘れないように確認しておきましょう。

ファミリーサポートの利用について

パパママどちらも延長保育時間内にお迎えに行けず、他にお迎えへ行ける家族がいない時のことを考えて自治体にファミリーサポートの利用ができるかどうかを確認しておきましょう。自治体にもよりますが、ファミリーサポートを利用するには登録や手続きが必要になるところもあります。仕事復帰前に登録を済ませておきましょう。またパパママ以外がお迎えに行く時は事前に保育園側にお迎えに行く人の写真を提出する必要がある園も多いです。念のため早めに登録や手続きを済ませておくと、いざという時に安心ですよ。

病児保育先を探しておく

子供が風邪をひいた時や病気が治った後に預けられる場所として、病児保育先を探しておくのもいいでしょう。普段通っている園では、発熱している子供を預かることができないことが多いです。また預かれたとしても、検温して発熱していることがわかればお迎えに来てもらうことになります。

病児保育を行っている園なら、看護師が常駐していることも多く、風邪をひいている子供や病気が治ってすぐの子供を中心に預かり(病後児保育)をしているので、安心して預けることができます。どうしてもパパママが仕事を休めない時に利用してみるのもいいですよ。

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子供の発熱や病気で保育園に登園できない時に、子供を預けることができるのが「病児保育」や「病後児保育」です。どうしても会社を休めないパパママにはとてもありがたいサービスですね。病児保育や病後児保育、ベビーシッターにかかる費用や利用方法をご紹介します。

パパとの役割分担の話し合い


パパママお互いの1日のスケジュールや仕事の繁忙期を確認し合い、家事や送迎、子供が体調不良になった時のお迎えはどちらが対応できるかを話し合っておきましょう。また、祖父母が近くに住んでいる場合は、手助けしてもらえるかの相談やお願いをしておくのもいいです。事前に話し合っておくと、子供の体調不良や仕事で残業になった時に慌てなくても大丈夫です。

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次のページでは、入園準備~子供のケア編~を解説します

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はいチーズ!クリップ編集部

はいチーズ!クリップ編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Instagram・LINEなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!