保育参観のねらいとは? 内容や服装など気になるポイントを保育士が徹底解説
目次
気をつけたい保育参観の注意点5つ
保育参観では気をつけてもらいたいマナーがあります。ついついやってしまいがちなこともあるかもしれません。保育参観の前に注意点を確認すると安心ですよ。
写真撮影禁止の園では撮影を控える
普段とは違う子供の様子を写真に残したいと思うパパママは多いと思いますが、最近は個人情報保護の観点から、子供の写真を撮るのを禁止にしている園が多いです。禁止にもかかわらず写真撮影するのは、他の子供やパパママはもちろん園としても対応に困るため、控えましょう。
携帯よりも子供の活動を見る
緊急の連絡以外は携帯を見るのを控えましょう。子供も自分のパパママが来ているのをしっかり見ています。パパママを見た時に携帯に夢中になっていたら悲しい気持ちになるため、携帯をカバンにしまって子供の活動をしっかり見てあげましょう。
口を出さずに見守ってあげる
自分の子供が他の子供にちょっかいを出していたり集中していなかったりすると、つい子供に注意したくなります。しかしそこは自宅ではなく保育参観。保育士なりの子供に注意するタイミングや方法があるはずなので、少し気になることがあってもまずは見守りましょう。
子供と目が合った時は手を振らずに微笑む
子供と目が合った時に手を振ることによって子供は嬉しい気持ちになります。しかし、手を振ってもらうために何度もパパママの方を振り返るようになってしまい、活動に集中できなくなることも。活動に集中できる環境にして、集中している子供の様子を観るためにも、子供と目が合っても手は振らずに少し微笑む反応をしてあげましょう。
保育参観中に他の子供のパパママ同士で盛り上がらないように注意
保育参観で久しぶりに会った他の子供のパパママと、つい話が盛り上がってしまうこともあるでしょう。あまりに盛り上がってしまうと、子供も話し声が気になって集中できなくなります。保育参観が始まったら話は中断して、保育参観の主役である子供の活動をしっかり見ましょう。
パパママの質問に答えます! 保育参観Q&A
保育参観についてよくある質問とそれに対する答えをまとめました。疑問を解消して安心した気持ちで保育参観に行きましょう。
保育参観に下の子は連れて行ってもいい?
基本的には下の子を連れての保育参観を許可している園が多いです。しかし、園の方針や保育参観の時間帯、内容によっても変わってくるため、事前に園に確認をしましょう。また、下の子を連れて行く場合は、下の子が飽きて泣き出してしまわないように、ちょっとした音の出ないおもちゃや泣き出した時にどう対応するのかを決めて、しっかり準備してから連れて行きましょう。
保育参観はパパも参加した方がいい?
以前は保育参観はママが参加していることが多かったですが、最近はパパも参加していることが増えています。また、父親参観というのを実施している園も増えてきていて、父親参観の場合、パパが子供と一緒に楽しめる運動系の参観内容になっていることが多いです。普段の保育参観もパパが参加しやすいようになっているため、気になる場合は気軽に参加してみてください。普段とは違う子供の表情を発見できて楽しいですよ。
保育参観で子供の成長を見て・褒めてあげよう!
自宅とは違った子供の様子を見られる保育参観。パパママが思っていたよりも子供が成長していたことに気がつく場面が多いです。子供が保育参観で頑張って活動に参加をしていたらたくさん子供を褒めてあげてくださいね。
文/くまねこ(保育士)