産後に使いたい骨盤ベルト10選 寝るときはつける? どんなタイプがおすすめなの?
目次
骨盤ベルトとは
骨盤ベルトは、妊娠中や出産後などに骨盤がゆるんでできた歪みや開きなどを、元の状態に戻してくれるアイテムです。妊娠中は、お腹が大きくなる事による腰の負担を軽減してくれたり、産後は開いた骨盤を元の状態に戻してくれたりと、体形維持などにも幅広く活躍します。
産後に使う骨盤ベルトの種類
産後に使う骨盤ベルトの種類はおもに
- 骨盤を支える『ベルトタイプ』
- 下着感覚で履くだけの『ガードルタイプ』
- 腰痛持ちの方も使用する、骨盤をしっかりと固定できる『固定ベルトタイプ』
の3種類あります。ベルトタイプのものは、ベルトの端がマジックテープになっているものが多く、自分で位置や長さを調節して使います。位置の調節が難しいと感じる場合は、履くだけのガードルタイプを選べば、簡単に装着できるのでおすすめです。
産後に骨盤ベルトを使用するメリット
妊娠中から着用していて、出産後も使用した方がよいか迷っている方は、引き続き骨盤ベルトを使用するといいでしょう。出産の時の影響で骨盤が開いた状態であり、そのままにしておくと、骨盤の歪みやズレの原因になりやすいからです。骨盤の歪みやズレは、むくんだり、冷え性になったりと、体の不調に直接つながります。そうならないためにも、産後に骨盤ベルトを使用して、骨盤を元の状態に戻してあげてください。骨盤矯正ベルトは産後のダイエットのためのアイテムではありませんが、結果的にダイエット効果も期待することができます。
骨盤ベルトはいつからいつまで使用するの?
骨盤ベルトを使用するのに、いつぐらいに用意し、いつぐらいまでつけていればいいのか、疑問に思いますよね。人それぞれ体質や骨盤の開き具合などが違うため、ハッキリといつからいつまでという事は言えませんが、下着メーカーのワコールでは「妊娠中は、腰に負担を感じ始めたら」、「産後は、出産直後から。ただし、体の回復には個人差があるため、お医者様に確認しながら始めしょう」とホームページに記載しています。使用するタイミングが分からない場合は、かかりつけのお医者様や助産師さんに相談してみましょう。
骨盤ベルトを使う時の注意点
腰痛を軽減したり、骨盤の歪みや開きを元の状態に戻してくれる、優れものの骨盤ベルトですが、使い方を間違えると、逆効果です。使用の際は注意点をしっかりチェックしてから使用するようにしましょう。
骨盤ベルトの注意点1:体形に合ったサイズの骨盤ベルトを着用する
自分に合った骨盤ベルトのサイズを選ばないと、逆に骨盤の歪やズレの原因になってしまいます。きちんと、体形に合ったサイズの骨盤ベルトを着用するようにしましょう。サイズ選びの時は、産後に実際のヒップサイズを測るのが一番理想的だと言われています。
骨盤ベルトの注意点2:骨盤ベルトの締め過ぎはNG
とにかく早く骨盤を元の状態に戻したいと思って、ベルトをキツく締め過ぎてしまうのは、NGです。骨盤ベルトを締め過ぎる事により、体の血流が悪くなり、むくみや痺れ、腰痛などを引き起こして、逆に体調不良になってしまう恐れがあるのでやめましょう。
骨盤ベルトの注意点3:寝ている時間は骨盤ベルトを外す
骨盤ベルトの効果を最大限に発揮するため、寝ている時にも装着したいという気持ちもあるかもしれませんが、寝ている間はできるだけベルトを外すようにしてください。血流が悪くなるのを防ぐ事もありますが、リラックスして就寝するためという理由もあります。
骨盤ベルトの注意点4:体調の異変を感じたら骨盤ベルトを外す
どのタイプの骨盤ベルトにも言える事ですが、着用した際に痛みがあったり、締め付けにより、気分が悪くなるなど、何か体調に異変を感じたら、すぐに骨盤ベルトを外してください。とくに帝王切開の場合には傷口に骨盤ベルトが触れて、傷みを感じることがあります。
体調が回復してから再度、正しく装着するようにし、無理をしないようにしましょう。
次のページでは産後用骨盤ベルトの選び方、着用方法、おすすめの骨盤ベルトをご紹介します。