家庭菜園におすすめの野菜9選 初心者ママでも失敗しない始め方を解説
土を触ったり、野菜を育てたりと、家庭菜園は子供が楽しめる要素が満載！ しかし、「何から始めたらいいの？」と思うママも多いはず。そこで、家庭菜園初心者ママにおすすめする野菜や始め方について説明します。子供と一緒に家庭菜園を始めて、おうち時間を満喫しましょう。
目次
家庭菜園初心者でも簡単に育てられるおすすめの野菜3選
家庭菜園初心者向けに、おすすめの野菜を厳選しました。簡単に育てられる野菜を参考にし、子供と一緒に育てたい野菜を話し合ってみてください。
オクラ
オクラは栄養価が高く、ネバネバとした見た目も楽しい子供から人気の夏野菜です。生育が盛んなため、7月、8月の時期はつぎつぎとオクラが収穫できます。収穫する時はオクラのトゲが刺さらないように、子供に手袋をさせてあげるといいでしょう。背丈が高くなるので、支柱を立てて育ててください。
ピーマン
ピーマンは主に7月、8月、9月の時期に収穫できる夏野菜で、暑さや病害虫にも強いことから、家庭菜園初心者にも育てやすい野菜です。苦味があるので嫌いな子供も多い野菜ですが、家庭菜園で育てることで苦手意識が弱まるかもしれませんよ。
小松菜
小松菜は種まき後1ヶ月ほどですぐに収穫でき、家庭菜園初心者でも育てられることで人気があります。飽きっぽい子供には小松菜のように生育旺盛な野菜がぴったり。小松菜が20cmくらいに育ったら収穫できるので、子供と一緒に株を引き抜き、お味噌汁やお浸しにして美味しくいただきましょう。
小松菜の種
小松菜は冬以外の時期であれば種まきができます。家庭菜園初心者には管理のしやすい秋まきがおすすめ。裏面には育て方などの詳細が記載されているので参考にしてください。
家庭菜園では果物も人気！ おすすめの果物3選
家庭菜園では果物も育てられます。次は、簡単に育てられるおすすめの果物を見ていきましょう。
イチゴ
子供が大好きな果物といえば、イチゴを思い浮かべる人が多いはず。おしゃれなストロベリーポットでイチゴを育てれば、見た目も味もスイートなイチゴが家庭菜園で手軽に育てられます。
レモン
レモンはレモンの木からなるため、野菜よりも手がかからず簡単に育てられます。木が大きく成長すればレモンをより多く収穫できるので、子供と一緒に大切に育てましょう。ただし、レモンの木にはトゲがあるので、子供がお世話する時は注意してください。
レモンの木「トゲなしレモン」
子供と一緒に育てるなら、トゲなしのレモンがおすすめです。怪我をする心配がないので、子供に安心して水やりや管理などのお世話を任せられます。
ブルーベリー
ブルーベリーは木があまり大きくならないので、ベランダ栽培もできる果樹です。水やりと追肥さえ与えれば、鈴生りのブルーベリーが家庭菜園初心者でも期待できます。ぜひジャムやスイーツ作りにもチャレンジしてみましょう。
育て方と管理上の注意点
野菜や果物を育てるためには、置き場所、水やり、肥料の3つに注意してさえいれば、大抵のものは育てられます。置き場所は日当たりがよく、風通しのいい場所。水やりは土の表面が乾いてから与えること。肥料は規定の量と適した時期に与えること。これらのポイントを押さえながら、愛情をたっぷり注いでください。
通常の注意点
病害虫の発生には、早期発見・駆除が肝心です。葉が変色している場合は病気の可能性があるので、ほかの野菜に感染しないようすぐに葉を取り除きます。害虫は放置しておくと大量発生する恐れも。葉の裏側や見えにくい場所に身を潜めているケースも多いので、時間がある時は入念にチェックしておくと安心です。
子供がいる家庭での注意点
子供に水やりのお手伝いを任せる場合は、水やりを忘れてしまわないようにパパママが声かけをしましょう。特に夏は水分がすぐに乾いてしまうことから水切れを起こしがちです。また、反対に水を与え過ぎてしまうと、カビが生えたり腐ってしまったりするケースもあります。子供が水やりの加減がわからないうちは、パパママと一緒に行うようにしてください。
家庭菜園でおうち時間を楽しもう
家庭菜園は子供に食育ができ、家族で行う取り組みのひとつです。野菜を育てる楽しみや収穫の喜びを知ってもらうことは、子供にとって貴重な経験となるはず。初心でも簡単に育てられる野菜や果物を参考にし、家庭菜園でおうち時間より充実したものにしてみてはいかがでしょうか。
文／葛生由姫
