ぬりえで子供の力が伸びる! 年齢別におすすめの子供用ぬりえを紹介

ぬりえは子供の発達にいいことだらけ!

ぬりえは子供の発達にいいことだらけ!
ぬりえは子供が大好きな遊びの一つですよね。大人向けのぬりえでは、認知予防やストレス解消、自律神経を整えるなどの研究が進んでいます。子供向けのぬりえの場合も、子供の発達にいい6つのメリットがあるのです。

色彩感覚が発達する

どこにどんな色を塗るか子供自身が決めることで、色彩感覚や創造性、色を識別する能力が育まれます。「りんごは赤」など、絵柄にふさわしい色を選べるようになるのは4歳以降だといわれています。それまでは本来と異なる色で塗ってもあまり気にする必要はありません。想像力を養うために好きな色を自由に塗らせてあげましょう。

色を正しく理解してほしい場合は、色の分別がつきはじめてから「りんごはどんな色をしていたかな?」と、実物のりんごを見せながらぬりえを楽しんでもらうのもおすすめです。

集中力が身につく

幼児はまだ心身ともに発達段階であり、集中力が長続きしません。幼児が集中できる時間は「年齢+1分」といわれており、夢中になれることをくり返すうちに次第に集中力を身につけていきます。そのため、短い時間で遊べるぬりえは子供の集中力を鍛えるのにぴったりなのです。

脳が活性化する

ぬりえはどんな絵が描かれているのかを把握し、どの図柄にどの色を使うか考え、輪郭に合わせて塗る必要があります。一見、単純な遊びのようですが、さまざまな脳の機能を使っているため、脳の活性化に役立ちます。

手先を鍛えられる

手先を鍛えられる
幼児は手の力が弱いため、色鉛筆やクレヨンといった筆記具を上手に使うことができません。ぬりえをしてクレヨンや色鉛筆を動かすことで、指先を鍛え、絵や字を書く力も身につけられます。

目と手の協応の発達を促せる

「目と手の協応」とは、目と手を連動させて動かす力のことです。目から入った情報は常に体を動かす機能と連携しており、学習やスポーツを行う時に非常に重要です。ぬりえのイラストを見て枠内に絵を塗ろうと手を動かすことで、目と手の協応の発達を促せます。

自信がつき、自己肯定感が育つ

「色が塗れた!」という達成感は、子供の自信を育みます。たとえ色がはみ出していてもしからずに「今日はここまで塗れたね」「素敵な色を選んだね」といった声がけをしてあげましょう。大人にほめられることでさらに自信がつき、自己肯定感も高まります。

ぬりえは何歳から始められる?

ぬりえは何歳から始められる?
色を認識しはじめるのは1歳あたりだといわれていますが、「この色で塗ろう」という意思が出てくるのは2歳ころからです。そのため、ぬりえは2歳を過ぎたころから、パパママと一緒にはじめるのがいいでしょう。最初は上手に塗れなくていいので、あたたかく見守りながらぬりえの楽しさを知ってもらいましょう。

年齢別ぬりえと画材の選び方

年齢別ぬりえと画材の選び方
ぬりえの枠内をはみ出さずに塗れるようになってきたら、こまかい絵柄のぬりえへとステップアップしていきましょう。ぬりえの種類はアニメのキャラクターや動物など、子供の興味があるものを選んであげてください。筆記具を使う練習にもなりますので、月齢が小さいうちはクレヨンや短めの色鉛筆、少し大きくなったら細い色鉛筆などを持たせるのといいでしょう

2歳におすすめのぬりえと画材

2歳の子供には、塗る面積が大きいぬりえがおすすめです。画材は力を入れなくても塗りやすいクレヨンやクレパスがいいでしょう。特にクレヨンは硬くて折れにくいため、力の入れ方に慣れていない2歳児でも使いやすいですよ。

ラングスジャパン ベビーコロール

キッズデザイン賞キッズセーフティ部門最優秀賞「経済産業大臣賞」を獲得したクレヨン。丸みを帯びた独特の形状をしており、幼児でもしっかりと握れます。また体に優しい材料を使っているので万が一、子供がなめても安心です。

mizuiro おこめのクレヨン

国産の米ぬかからとれる「米油」や「ライスワックス」といった、体に無害な素材だけで作られたクレヨン。同シリーズには自然の色味が感じられる「おやさいクレヨン」もあります。ちょっとしたプレゼントにもおすすめです。

サンスター文具 アンパンマン はじめてのさんかくくれよん

初めてクレヨンを使う子供でも握りやすい、三角軸のクレヨン。サイズも小さめなので、2歳の子供でも色をぬりやすいのが魅力です。

3歳におすすめのぬりえと画材

3歳になると「赤」「青」といった基本的な色の名前を答えられるようになります。ぬりえもたくさんの色を使ったり、特定の色を好んで使ったりしはじめます。そのため、2歳の時よりも少し絵柄が小さめで、何色か使って楽しめるぬりえがいいでしょう。

画材はやわらかく、色を混ぜたり重ねたりできるクレパスがおすすめ。油分が多く手がべたつきやすいため注意が必要ですが、広範囲を塗るのに適しています。

あおぞら(Aozora) icicolor (イシコロール)

子育てにまつわる業績をたたえる「ペアレンティングアワード」を受賞したクレヨン。石のような形をしており、自然と子供の手になじみます。子供の目や口に入りづらく健康面でも安心です。使えば使うほど形が変わるので、子供の遊び心を刺激してくれるでしょう。

サクラクレパス 水で落とせるクレヨン

手足や体についても水で簡単に落とせるクレヨン。プラスチックなどの表面がツルツルしている所はぬれた雑巾で拭き取れます。紙から色がはみ出すことを心配せずに、思いっきりぬりえを楽しんでもらえますよ。

4〜6歳におすすめのぬりえと画材

4〜6歳になると、ぬりえの線画からはみ出さずに色を塗れるようになります。そのため色鉛筆・クーピー・クレヨン・絵の具など、細い画材がおすすめです。筆圧が弱い子供にはサインペンがいいでしょう。またこの月齢は、得意・不得意も出てくる時期です。塗る部分の大きさにこだわらずに、子供の好みに合わせて選んであげてください。

Shuttle Art クレヨン

クレヨンとしてだけでなく、水のついたブラシでぼかしたり、ぬれた指につけて塗ったりすることもできます。紙以外にもガラス・フローリング・木製品・ミラーなどにも色を塗ることが可能。水性ゲルのクレヨンなので、水やせっけんで簡単に落とせる点も魅力です。

サクラクレパス クーピーペンシル

多くの幼児教育の現場で使われているペンシル。色鉛筆の描きやすさとクレヨン独特の発色を活かしているのが特徴です。折れにくい上に色鉛筆全体が芯のため、従来の色鉛筆よりも長く楽しめます。

次のページでは、子供におすすめのぬりえ3選、キャラクターのぬりえ3選、知育向けのおすすめのぬりえ3選、子供用ぬりえを無料でダウンロード・印刷できるサイト、子供用ぬりえアプリを紹介します

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はいチーズ!クリップ編集部

はいチーズ!クリップ編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Instagram・LINEなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!