布おむつのメリットとデメリット! 使い方に洗い方、選び方を徹底解説
目次
布おむつの選び方
メリットとデメリット、そして必要なものや洗い方などが分かったところで、次は布おむつの選び方についてです。どのような点に注意して選んだらいいのでしょうか。
布おむつの素材
布おむつは直接肌に触れるものなので、素材選びが重要です。
布おむつに使われている主な素材は、コットン(綿)・ドビー織り・麻などがあります。
コットン(綿)は、乾きやすく洗濯に強いという特徴がある反面、手ぬぐいのような質感なので肌触りはドビーより劣ります。ドビー織りは、コットン(綿)よりも吸水性は高いですが、しわになりやすいという点があり、どの素材にもメリットとデメリットが存在します。
そして麻はというと、夏は涼しく冬は暖かいので赤ちゃんの肌に優しいですが、値段は高め。それぞれの特徴や赤ちゃんの肌の状態、そして予算も考えながら選ばなければいけません。
布おむつカバーの種類
布おむつの素材に種類があるように、布おむつカバーの素材にも種類があります。具体的におすすめしたい種類はメッシュと布、ガーゼにポリエステルです。
普段洋服を選ぶ時と同じように、季節や赤ちゃんの肌の状態に合わせて素材を選んでみてはいかがでしょうか。
サイズ
最後は布おむつカバーのサイズについてです。
大きすぎても小さすぎても赤ちゃんの負担になってしまうので、JISで定めている規格を参考に、月齢に合ったものを選ぶようにしましょう。
【JIS規格サイズ】
- 新生児:50
- 3ヶ月前後:60
- 6ヶ月前後:70
- 12ヶ月前後:75
布おむつは交換する頻度が多いので、おむつカバーをつけた時に成長したことを実感できるのも魅力かもしれません。
これからはじめるならスターターセット
布おむつのメリットを見て、使ってみたいと思った人も多いのではないでしょうか。でも、意外と準備するものや選ぶポイントが多いことが分かります。
そこで、これから布おむつを選ぶなら、全部セットになっているスターターセットがおすすめです。
おすすめのスターターセット3選を下記でご紹介しますので参考にしてください。
布おむつスターターセット
セット内容:布おむつカバー1枚、100%コットン成型おむつ5枚、オムニウッティバケツL、つけ置き洗剤シンクビー男の子におすすめ布おむつセット
セット内容:綿100%おむつカバー3枚、成形股おむつ10枚、おむつネット5枚
女の子 布おむつ育児スターターセット(60cm)
セット内容:綿100%おむつカバー3枚、成形股おむつ10枚、おむつネット5枚
布おむつは何枚必要?
月齢 | 交換頻度 | 布おむつの目安 | 布おむつカバーの目安 |
---|---|---|---|
新生児 | 10回から13回程度 | 15枚+予備10枚 計25枚 | 朝昼晩3回+予備+3枚 計6枚 |
生後3ヶ月 | 8回から10回程度 | 10枚+予備10枚 計20枚 | |
生後6ヶ月 | 8回程度 | 8枚+予備10枚 計18枚 |
布おむつのことが少しずつ分かってきた所で、上記のアイテムを何枚くらい用意したらいいのでしょうか。おむつ替えの頻度を元に当てはめてみると、予備も含めると下記の枚数が目安になります。
おむつライナーは、使い捨てとして使うか、洗濯して使うかで変わってきますが、使い捨て用と洗濯用で10枚程度準備して赤ちゃんの体調を見ながら使い分けてみましょう。
月齢ごとに必要な枚数はこちらを参考にしてみてください。
布おむつの洗い方
次は、布おむつの洗い方についてです。汚れがひどい場合には、着け置き用のバケツに重曹や赤ちゃん用の洗剤を入れて汚れやにおいを取ります。
汚れが気になる場所は手で汚れを落とし、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗い全体が乾くように広げて干せばOKです。
布おむつカバーは、布おむつの汚れをキャッチできるよう撥水加工が施されているので、着け置きせずに洗濯ネットに入れて洗濯機に入れて洗います。
布おむつが数枚溜まったらまとめて洗ってもいいですし、その都度洗う、という方法もあるので、実際に使いながらあなたに合った方法を見つけていきましょう。
まとめ:布おむつお紙おむつを併用して使い分けよう
はじめての育児は右も左も分からないものです。でも、気になったことは試してみると、育児がより楽しくなるかもしれません。布おむつの良い所と紙おむつの良い所を良いところ取りをして併用するのもおすすめですよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。