【タイプ別】妊娠検査薬おすすめ10選！フライング検査は？ いつから使える？
「妊娠したかも？」と気になって、いざ市販の妊娠検査薬を使おうとしても「たくさんありすぎて、どれを選べばいいか分からない…」と迷ってしまう人も多いでしょう。おすすめの妊娠検査薬をタイプ別に紹介します。
目次
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妊娠検査薬の選び方は？
妊娠検査薬は、大きく分けて「通常タイプ」と「早期タイプ」の2種類が販売されています。通常タイプは、生理予定日の1週間後から使えるベーシックなタイプで、ドラッグストアやコンビニで手に入れることができます。早期タイプは、いわゆるフライング検査薬で、生理予定日数日前～当日に検査可能です。早期タイプは医療用対外診断用医薬品となるため、薬剤師がいるドラッグストア、薬局でのみ手に入れることができます。
妊娠検査薬は、判定結果表の表示態様や尿をかける時間などにそれぞれ違いはあるものの、日本で市販されている妊娠検査薬なら性能に大きな差はなく、通常タイプで言えば、次の生理予定日の約1週間後に正しい手順で使えばかなり正確に妊娠を判定できます。
妊娠検査薬は複数本入ったタイプや検査結果のラインが消えないタイプなど、各メーカーがさまざまな種類を販売しています。種類別に解説するので自分の好みに合った商品を選ぶ参考にしてくださいね。
おすすめ妊娠検査薬：コスパ良し、複数パックタイプ
妊活中で毎月妊娠検査薬を使う人や生理不順でもう一度検査したい人など、妊娠検査薬を何度も使う可能性がある人におすすめです。1パックに複数本入っているため、1本あたりの値段が割安になり何回も妊娠検査薬を買いに行く手間も省けます。ただし妊娠検査薬には使用期限があるため、期限切れに注意してください。
複数パックの妊娠検査薬｜PHARMA CHOICE P-チェック・S 4個
PHARMA CHOICEはAmazonの限定ブランドです。1パック4本入りで1本あたり300円弱とコスパのよい商品です。
初めての人にも簡単に使えるように、本体を長くして持ちやすくし、尿をかける採尿部も大きくしています。妊娠判定窓に赤い線が出れば陽性です。
複数パックの妊娠検査薬｜ロート製薬 ドゥーテスト.hCG 2回用3個セット
1箱2回分×3箱入ったお得なパックです。市販薬でおなじみのロート製薬が販売しているので、初めて妊娠検査薬を買う人も選びやすいかもしれませんね。採尿部が大きいため尿をかけるときに失敗しにくく、尿は約2秒間かけるだけと尿の量が少なくて済みます。
複数パックの妊娠検査薬｜オムロン 妊娠検査薬クリアブルー 2回用3個セット
こちらも1箱2回分×3箱入ったお得なパックです。シンプルな形状で使いやすく、感度が高く結果もわかりやすいと広く支持される商品です。終了窓に青い線が出たら検査終了、陽性なら妊娠判定窓にも青い線が現れます。
おすすめ妊娠検査薬：持ちやすく使いやすいタイプ
妊娠検査薬を使うときは採尿部に直接尿をかけたり紙コップに取って浸したりするため、狭いトイレでは手が汚れる可能性があります。本体が持ちやすい形状のタイプ、採尿部が大きく尿をかけやすいタイプを選べば、できる限り手を汚さずに済むでしょう。
使いやすい妊娠検査薬｜ロート製薬 ドゥーテスト.hCG 1回用
ドゥーテスト.hCGの1回用タイプです。複数パックに比べると1本あたりの値段は割高になりますが、実際に支払う代金は安くなるので初めて妊娠検査薬を使う人も手に取りやすいでしょう。大きな採尿部で尿をかけやすく、尿がはねにくい構造で手をなるべく汚さない工夫をしています。尿をかけるのも2秒間だけなので、少ない尿ですぐに検査できます。
使いやすい妊娠検査薬｜ミズホメディー P-CHECK・S
かわいらしいピンク色のパッケージで、初めて妊娠検査薬を選ぶ人も親しみやすいデザインです。採尿部を大きくして尿をかけやすくしてあります。本体もロングタイプなので、持ちやすく手が汚れにくい設計です。
使いやすい妊娠検査薬｜不二ラテックス ウー・マンチェック
持ち手はスリムで親指を添えるグリップがあり、採尿部はワイドな形状になっているので、しっかり本体を持って落ち着いて尿をかけることができます。妊娠してれば1つの窓に2本線が表示されるタイプで、判定方法が本体にも記載してあるため結果がすぐにわかり便利です。
おすすめ妊娠検査薬：結果がわかりやすいタイプ
妊娠検査薬のなかには、陽性の場合に検査終了と判定結果を同じ窓内に2本線で表示するタイプと、別々の窓に1本ずつの線で表示するタイプがあります。2本線タイプの妊娠検査薬を使い、1本線が出たあとにじーっと待って「いつまで待つの？」と思ったことがある人がいるかしれません。そんな人には、検査結果がわかりやすい商品がおすすめです。また、ライン表示でなくデジタル表示で結果を示してくれる妊娠検査薬もあります。
結果がわかりやすい妊娠検査薬｜武田薬品工業 ハイテスターN
本体の妊娠判定窓をピンク色の線で縁取りして目立たせています。妊娠判定窓のすぐそばに判定方法を記載してあるため、ひと目で検査結果を確認することができ、パッケージや取扱説明書を取り出す必要がありません。
結果がわかりやすい妊娠検査薬｜アラクス チェックワンデジタル
ライン表示の結果だとよくわからないという人は、結果がデジタル表示されるチェックワンデジタルがおすすめです。結果は、陽性の場合「＋」、陰性の場合「－」でディスプレイに表示されます。価格は結果がライン表示されるタイプより高くなりますが、その分結果をはっきりと知ることができます。
おすすめ妊娠検査薬：結果が消えないタイプ
最近では、パートナーにサプライズで妊娠報告をする人も増えていますよね。一般的な妊娠検査薬は使用後に時間が経つと判定結果を示す線が消えてしまいますが、なかには線が消えずにそのまま残る商品もあります。あとでパートナーにも結果を見せたい人や、記念に写真に撮っておきたい人におすすめです。こちらの商品以外で線がずっと残っていた場合、尿や試薬の成分が変化しただけの可能性があります。
結果が消えない妊娠検査薬｜アラクス チェックワン
3秒ほど尿をかけてから約1分で検査結果が出ます。妊娠判定窓に赤紫色の線で表示されれば結果は陽性です。本体はスリムで持ちやすく、手が汚れにくい形状になっています。キャップをしめてそのまま結果を残しておけるので、落ち着いて記録に残せますよ。
おすすめ妊娠検査薬：フライング検査用早期タイプ
妊娠しているか少しでも早く知りたい人のために、次の生理開始予定日にフライング検査できる早期タイプの妊娠検査薬もあります。早期タイプの妊娠検査薬は尿中のhCG濃度が通常の妊娠検査薬の半分ほどで検出できるため、早い段階で検査ができるのです。
日本製の早期タイプの妊娠検査薬は「アラクス チェックワンファスト（R）」のみで、薬剤師のいる薬局でのみ購入できます。「アラクス チェックワンファスト（R）」を扱う薬局はアクラスのホームページから検索できるので、事前に調べてから買いに行くとよいでしょう。
このほかにも、海外製の早期タイプの妊娠検査薬を日本からネット通販で手に入れることができます。しかし海外製品は説明書が日本語でなかったり、日本語訳があってもわかりにくかったりする場合もあるため、使い方を間違えて正しく判定できない可能性があります。
【公式】株式会社アクラス チェックワンファスト（R）
株式会社アラクス 医療用体外診断用医薬品取扱い薬局 一覧
フライング検査のデメリット
フライング検査であまりに早く妊娠反応が出ても、病院で胎嚢（赤ちゃんを包む袋）を確認するまでは妊娠確定といえません。そのため、フライング検査により通常では気付かなかったはずの化学流産を知ってしまう可能性があります。化学流産とは、受精卵が子宮内膜に一度は着床したものの、そこから成長できず胎嚢を確認する前に妊娠が終わってしまう状態を指します。化学流産は決して珍しい現象ではなく、何の異常もない健康な若くて健康なカップルでも約3組に1組は化学流産が起こるといわれています。
また、フライング検査の結果が陰性であっても、尿中のhCG濃度がまだ低く妊娠検査薬がhCGを検出できなかっただけで、実は妊娠している可能性もあります。検査結果が陰性であったのに次の生理がいつまでも来ない場合、早めに産婦人科を受診しましょう。
次のページでは妊娠検査薬の使える時期やしくみについて解説します。
