帰省ブルーとは? 帰省ブルーの回避方法やママのリアルな体験談を紹介!
帰省ブルーとは?
「帰省ブルー」とは年末年始やゴールデンウィーク、お盆などの長期休暇に、おもに夫の実家に帰省することを憂鬱に思う妻の気持ちを表わした言葉です。夫の実家が近場である場合は義実家の滞在も短くて済みますが、遠方の場合は長期間滞在することもあるでしょう。義実家では気を遣う人も多く、心も身体も休まらない状態が続きます。常に気を遣っていなければならないのでストレスがたまってしまうのです。
帰省ブルーに陥った妻たちの本音
夫の実家に帰省する妻たちの本音には、どのようなものがあるのでしょうか。体験談をもとに妻たちが帰省ブルーに陥った本音をみていきましょう。
・義両親はとてもいい人だし、気を遣わせないようにしてくれてありがたい気持ちでいっぱいなんだけど、それでもやっぱり他人の家。かなり疲れます。夫はそんな私の気持ちが理解できないみたいでさらにブルーな気持ちになります。
・義実家に行くと散々嫌味を言われ、どうでもいい自慢を聞かされ…もううんざりです。
・旦那は自分の実家に行くといつもゴロゴロ寝てばかりいます。自分の実家なんだから自分が働けばいいのにと毎回思うのは私だけでしょうか。義両親もそれを良しとしているから余計にイライラします。
・完全に帰省ブルーです。私が義母になったら帰省は強要しない、手伝いは息子にさせる、泊りはなしで滞在時間2~3時間にしてあげるつもりです。
・義理の実家に帰省中、夫はこたつで昼寝ばかりしています。その間、義母の手伝いや義母の相手をずっとしていなければならず、かなりストレスです。
・諸事情で年末年始の義実家への帰省はなくなりましたが、来週から行くことになりました。結局行かなければならないのか…とかなりブルーな気持ちです。
・酢の物が苦手だと知っているはずなのに、義実家に行ったときに酢の物がずらりと並んでいたときがありました。ほとんど食べられずお腹を空かせて帰ってきたことが今でも忘れられません。嫁いびりだよね…と完全に帰省ブルーです。
・これから義実家という外国でボランティアしてきます。義実家は異文化で異世界、だから分かり合えなくて当然という気持ちで行ってきます。まだ出発していないけど、すでに帰りたい気持ちでいっぱいです。
・なんで夫の実家優先なのかわかりません。育ててもらったわけではない家で気を遣いながら家事の手伝いをする嫁…。嫁という概念なんてなくなればいいのにといつも思います。
義実家に行って家事を手伝わなければいけない雰囲気や、夫が何も手伝ってくれないイライラ、嫌味を言われた経験などが、帰省ブルーに陥る原因となっているようです。どんなに良い義両親であっても、他人の家で長時間過ごすのは居心地が悪く、ストレスがたまってしまいます。
帰省ブルーを回避する方法は?
夫の実家に帰省してしまうと逃げ場がないため帰省ブルーに陥る妻が多いですが、帰省ブルーを回避する方法はあるのでしょうか。
「父子帰省(母子帰省)」が理想?
帰省ブルーを回避する方法のひとつ目は「父子帰省(母子帰省)」です。父子帰省とは妻は留守番をして、夫と子供だけ実家に帰省してもらうことをいいます。交通費などの経済的負担が減るほか、妻は誰に気を遣うわけでもなく貴重なひとりの時間を持つことができます。
義両親も嫁に気を遣うことなく息子や孫と過ごすことができるのではないでしょうか。普段あまり子育てに協力的ではない夫の場合、子供の相手をしなければいけない状況になるので、妻の大変さを理解するいい機会にもなるでしょう。自分が義実家に帰省しない場合、夫や子供に手土産を持たせるなど、義実家に対して感謝の気持ちを表わすことは忘れないようにしましょう。
義実家以外の宿泊先を確保する
父子帰省が難しい場合は義実家近くのホテルや旅館を予約するなどして、夜は義実家以外の宿泊先で過ごすのもひとつの手です。宿泊先が義実家以外であれば、義母の手伝いや義両親の相手も「あと少しで解放されるから」と割り切ることができるでしょう。宿泊代がかかってしまうデメリットはありますが、心に余裕を持つことができます。
「私(妻)は客である」と割り切ってもいいかも?
帰省ブルーを回避するために、「私は客である」と割り切ってしまうのも一つの方法です。義両親によっては「何もしなくていいからゆっくりしてて」と言ってくる場合もあるでしょう。何も手伝わなさすぎるのは問題ですが、お言葉に甘えてゆっくりさせてもらいましょう。しかし、「お客さん」なふるまいをするのは妻の性格によっては帰省ブルーを回避する手段にならないこともあります。手伝いなどを何もしないことで、かえって気疲れしてしまうこともあるようです。
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