療育センターとは? サポート内容や費用は? 通所を決めた理由は?
目次
療育センターに通うきっかけになったことは?
乳児健診で障害の可能性が見つかったり、ママが気になって相談をしたりする場合が多いです。その後、発達相談や保健センターなどで療育センターをすすめられる場合もあり、どのタイミングで通うことになるかはさまざまだと言えるでしょう。では、実際に子供が療育センターに通っているママは、どんなきっかけで通うことを決めたのでしょうか。療育センターに通うことになった理由を見ていきましょう。
保育園でほかの子より発達が遅いと感じて
2歳の息子が通う保育園でお遊戯会がありましたが、息子だけ歌わず、演技もせずにうろうろとしていたのでおかしいと思い保育園の先生に相談しました。その後市の発達センターで検査をした結果、療育センターに通うことをすすめられました。
乳児健診ですすめられて
息子の1歳7ヶ月健診のときに、検査結果の数値が合格点に達しておらず、発達相談をすすめられました。様子を見てもいいし、通ってもいいと言われ悩みましたが、障害の可能性があるなら早く通う方がいいと思い、私の判断で療育センターに通うことを決めました。
上の子とくらべて発達が遅いと感じて
娘が2歳半のときに療育センター行きを決めました。上の子とうまくやりとりができずにトラブルが多く、市が運営する遊び場の施設の方に相談したのがきっかけで発達検査を受診。検査の結果、小学校で少しでも集団生活に馴染めるようにと通うことをすすめられました。
療育センターはどのくらいの頻度で通うの?
利用する頻度は利用する施設、子供の状況によって違います。保育園・幼稚園に行きながら週に数回通ったり、療育センターだけに通ったりなど施設の方針でも異なります。子供を療育センターに通わせているママはどのようなバランスで通っているのでしょうか? 家庭によっていろいろなパターンがあるので、一例を紹介します。
保育園に行きながら週に2回通う
3歳の息子は保育園に通いながら週に2回療育センターに通っていました。午前の1時間療育を受けてまた保育園に戻る生活で、療育センターで受けた内容や、気をつけてもらいたいことは保育園に都度伝えていました。
療育センターだけに通っている
娘は保育園には行かず1歳半から療育センターに平日と土曜日に通っていました。療育がない日は発達の遅れがある子供のサークルに参加することも。療育の日に熱が出て休んでも別の日に振り替えてもらえたので助かっていました。
療育優先の生活スタイルに変更
私はずっと正社員で働いて保育園に預けていましたが、3歳の息子の検診がきっかけで療育センターに通うことに。正社員からパート勤務に変更しました。収入は減りましたが、療育にもしっかり通えて家で子供と過ごす時間も増え、よかったと感じました。
どの療育センターに通えばいいの? どう決める?
療育センターにはさまざまな施設があります。どこに通ったらいいのかと悩むパパママも多いでしょう。選ぶときのポイントを見ていきましょう。
自分の子供に必要な支援を受けられるところ
療育センターの種類によってそれぞれ支援内容が異なるので、自治体の窓口や医療機関相談して、どのような施設があるのかなどまずは全体像をつかむところから初めてみましょう。
最後に決めるのはパパママ
子供によって特性はさまざまなため、自治体や医療機関では「具体的にどこの施設がおすすめ」とは教えてくれません。最終的に決めるのはパパママです。パパママや子供との相性も確認するため実際に見学して判断するといいでしょう。
先輩ママに聞いた「療育センターの選び方と決め手」
療育センターに通っているママは何が決め手となりその施設を選んだのか気になるパパママも多いはず。では、実際のエピソードを見ていきましょう。
発達クリニックに相談をして
年少の娘が発達グレーゾーンで、療育センターを検討していましたが、当時受診した発達クリニックが開所している施設がありそこに決めました。院長が監修してくれているので質の面で安心なのと、受診の経過をその施設だけですべて把握してもらえて助かると思ったのが一番の理由でした。
子供との相性で決定
私が最終的に決めるまで3つの施設に見学に行きました。最後に行った療育センターで、子供が笑顔で楽しそうに我が家のように過ごしており、ここにしようと決めることに。ずっと通うことになる施設なので、子供との相性は大切かなと思いました。
ママ友の口コミを聞いて
息子と一緒に見学にも行きましたが、どの施設も通っている子供がいないタイミングでの説明のため、普段の様子が想像できませんでした。そのため、最終的には実際に通っているママの口コミは間違いないと思いそこで判断しました。
ママに聞く! 療育センターに通ってどう?
療育センターに通って実際はどうなのか気になるパパママも多いでしょう。実際に通っているママの体験談を確認していきます。
少しずつ人と関わりが上手になった
2歳の娘が療育センターに通う前は「我慢する」「ゆずる」「待つ」ができずトラブル多発…。通い初めて半年くらいたつと、人にゆずること、待つことができるようになり、お友達とのトラブルも少なくなりました。
運動会できちんと座って待つことができた
息子が年少のときに通いはじめましたが、今までは運動会などで他のクラスの競技をじっと座って待てませんでした。しかし、年中さんの運動会では、きちんと座って待つことができました。少しずつできることが増えて変化が楽しみです。
朝の準備や身支度が一人でできるように
息子が1歳半のときに通いはじめました。朝の着替え、保育園の準備を手伝っていましたが、施設でそれぞれの絵カード(手を洗う。の場合は手を洗う絵のカード)をつくることをすすめられて実践。すると、その絵カードの手順を見て自分で支度ができるようになりました。
まとめ
療育センターは施設によって方針や特徴が違うため、ぜひいろいろな施設を見学したり、情報を集めたりしながら子供に合う場所を焦らずゆっくり見つけましょう。療育センターは子供のよりよい成長をサポートしてくれる場所なので、ぜひ活用してみてくださいね。