タオルを早く乾かすコツってあるの? タオルの洗濯物の干し方のコツとポイントとは?
洗濯物のタオルを早く乾かすメリットとは?
タオルは手洗いの後や食器洗いのときなど、1日に何回も使いますよね。家族の人数が多いと1日に使用するバスタオルの枚数も多くなり、タオルだけで洗濯物の量や回数が増えてしまうこともあります。
梅雨の時期や洗濯物が乾きにくくなる冬場になると、大判のバスタオルが乾いていないという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。実はタオルが乾くまでの時間が長くなるほど、タオルに雑菌が繁殖してしまい生乾きの臭いや黒カビを発生させることになってしまうので注意が必要です。タオルを早く乾かすことで気になる生乾きの臭いや黒カビの発生を防ぎ、タオルを毎日快適に使うことができるようになります。
タオルを早く乾かす干し方とは?
タオルを早く乾かすためにはタオルの干し方に注目してみましょう。タオルの干し方に気をつけることで、早く乾かすことができますよ。それではタオルを早く乾かす干し方を紹介していきます。
浴室乾燥機を使う
お風呂場に浴室乾燥機が付いている場合は浴室乾燥機を使ってタオルを早く乾かしてみましょう。浴室乾燥機は乾いた温風を浴室に吹き込み浴室の温度を上げながら洗濯物を乾かすため、短時間でタオルを乾かしたいときにおすすめです。浴室乾燥機を使うときはタオルを早く乾かすために、しっかり脱水を行うようにしてください。
さらに、浴室乾燥機でタオルを乾かす前に、お風呂場の水分や湿気をできるだけ取り除く必要があります。お風呂場の壁や床などが濡れていたら拭き取り、浴槽にお湯が溜まっている場合はお湯を抜くか蓋をするようにしましょう。タオルを干すときは充分な間隔を開けながら重ならないように干すようにすると良いですよ。
ピンチハンガーを使って干す
洗濯ばさみがたくさん付いていて小物を干すときに便利なピンチハンガー。タオルを干すときはピンチハンガーを活用するのも良いですよ。タオルを折って干してしまうと接触している部分が乾きにくくなってしまうため、重ならないように広げて干すようにしましょう。ピンチハンガーにタオルを干すときはタオルの面に風が当たるように、タオルを横長に干してみてください。洗濯物は上の方から乾いていくため、途中でタオルの上下を反対に入れ替えるとより早く乾かすことができますよ。
洗濯ばさみを使って干す
省スペースでバスタオルなどの大きめのタオルを早く乾かしたいときには、洗濯ばさみを使って干してみましょう。ハンガーの肩の部分にマントのようにバスタオルをかけて、中心でタオルの端同士を洗濯ばさみで留めます。この方法であれば大きめのバスタオルでもスペースを取ることなく干すことができるため、家族が多い家庭でタオルの枚数が多い場合も、早く乾かすことが可能です。タオル同士の間隔はできるだけ開けるようにすることも、早く乾かすためのポイントになります。
物干し竿の干し方
物干し竿にタオルを干すときは、早く乾かすために干し方に気をつけてみましょう。干し方1つでタオルを乾かす時間を短縮することができますよ。物干し竿を使ってタオルを干すときはタオルを物干し竿にかけ、タオルの両端をずらして干してみてください。そうすることでタオルの両端を揃えて干すときよりも空気が入りやすくなるため、早く乾かすことが可能になります。さらに早く乾かしたいときは途中でタオルの裏表を反対にして干すようにすると良いですよ。
タオルを早く乾かすコツ
タオルは干し方に気をつけ工夫をすることで、早く乾かすことができます。家庭に合った干し方でタオルを早く乾かすようにすると良いですよ。次にタオルを早く乾かすコツを紹介していきます。是非参考にしてみてください。
干す前に空気を入れる
タオルを干す前にタオルの生地に空気を入れるために、バサバサと上下に振ってみましょう。上下に振ることで、タオルの生地に空気が入って繊維が立ち上がり、タオルが乾きやすくなります。さらにタオルが乾いたあとの仕上がりもふわふわになり、肌触りが良くなるので試してみてください。
タオルをずらして干す
タオルを早く乾かすためには、できるだけタオルの面が空気に触れるようにすることが大切です。このためタオルはずらして干すようにしましょう。タオルを半分に折ってハンガーや物干し竿にかけて干すときは、タオルの端同士が同じ長さにならないようにずらして干すことを意識してくださいね。
タオルを部屋干しする時のコツ
梅雨の時期になると雨の日ばかりで外になかなか洗濯物を干すことができなくなってしまい、困りますよね。天候の関係で部屋干しをする場合や、冬場に部屋の空気の乾燥を解消させるために、タオルを部屋干しして加湿対策をするという方もいます。
しかし、バスタオルなど生地が厚くて大きいものは、乾くのに時間がかかり生乾きの臭いが発生してしまうことがあるため注意をしましょう。生乾きの臭いを発生させないためには、できるだけ早くタオルを乾かすことがポイントになります。それではタオルを部屋干しする時のコツを見ていきましょう。
タオルの部屋干しのコツ1:横長干し
バスタオルなどの大きめのタオルを部屋干しするときはできるだけ重ならないように干すことが大切です。タオルが重ならないように、部屋干しをするときは、ピンチハンガーを使ってタオルを横長に干す、横長干しを試してみてください。横長干しはタオルを縦ではなく横にしてピンチハンガーの洗濯ばさみに一直線になるように付けて干す方法です。干している途中で上下を反対に干し直すのも、タオルをより早く乾かすために効果的なので試してみると良いですよ。
バスタオルを干す専用のバスタオルハンガーなども販売されているので、ピンチハンガー以外にバスタオルハンガーを用意しておくのもいいかもしれませんね。
タオルの部屋干しのコツ2:囲み干し
囲み干しは横長干しと同様にピンチハンガーを使ったタオルの干し方です。囲み干しはピンチハンガーの外側に付いている洗濯ばさみに沿って、囲むようにタオルを干していきます。このときにピンチハンガーに沿ってタオルで完全に囲んでしまうのではなく、少し隙間を開けるようにするといいですよ。隙間に向けて扇風機を使って風を送り込むようにすると、風がタオルの内側に入り込み早くタオルが乾くようになります。
タオルの部屋干しのコツ3:サーキュレーターを活用する
部屋の空気を循環させるサーキュレーターをタオルの部屋干しに活用するのも良いですよ。扇風機でも風を送ることができますが、サーキュレーターは可動域が広く90度まで首を動かすことができて風量も多いため、部屋干しをするときに便利なアイテムになります。サーキュレーターを使って乾かすときは、風が入り込むようにタオルは間隔を開けて干すようにしましょう。サーキュレーターを使って風をタオルに当てることで、タオルを早く乾かすことができます。
まとめ
タオルは乾くのに時間がかかってしまうと、生乾きの臭いを発生させることもあるため、早く乾かすことを意識するようにしましょう。タオルを干すときはずらして干したり、ピンチハンガーを使って横長に干してみるなど、少しの工夫で早く乾かすことができますよ。部屋干しをするときは扇風機やサーキュレーターを使って、タオルに洗濯物を当てると部屋の中でも早くタオルを乾かすことができるので是非試してみてください。