チャイルドシートのおすすめ8選! 何歳からいつまで着用義務がある? ISOFIXやシートベルト式の選び方は?

目次

チャイルドシートはいつから何歳まで着用義務があるの?

チャイルドシートは新生児から使える? 何歳まで着用義務があるの?

0歳から6歳までは着用義務あり、違反すると違反点数もあります

生まれたばかりの赤ちゃんから6歳未満までの子供を車に乗せるときはチャイルドシートの着用義務があります。これは道路交通法で定められており、チャイルドシートの着用義務に違反した際は違反点数1となります(反則金は無し)。わざわざ法律で6歳未満の大人用シートベルトの使用を禁止し、チャイルドシートの利用を義務化しているということは、それだけの理由があるはずです。大切な子供を安全に車に乗せるためのチャイルドシートについて調査してみました。

どうして6歳未満の子供にはチャイルドシートが必用なの?

チャイルドシート無しで車に乗せるのは大変危険だから

上記はJAFが作成した動画で、これを見るとチャイルドシートを使用せずに交通事故に遭った場合、子供がいかに危険なのかがよくわかります。大人のひざの上で子供を抱っこするのはもちろん危険ですが、チャイルドシートを使わずに子供を大人用の座席に座らせ、大人用のシートベルトで体を固定するのも大変危険です。こちらの章ではなぜ6歳未満の子供にチャイルドシートが必要なのかについてご紹介します。

シートベルトは身長140cm以上じゃないと安全に使えない

シートベルトは身長140cm以上じゃないと安全に使えない
チャイルドシートの着用が義務づけられるようになったのは2000年4月からになります。それ以前は交通事故での子供の死亡数、死亡率は今以上に高く、交通事故での子供の怪我や死亡事故を防止するために義務化されました。車に備え付けられた安全装備にはシートベルトがありますが、シートベルトは身長140cm以上の大人を想定して開発されています。140cm以上の人がシートベルトを正しく着用すると、肩から腰にかけての部分と左右の骨盤をシートベルトがしっかりと支えてくれます。しかし、140cm以下の子供がシートベルトを使用した場合、適切に体を固定できないどころか、シートベルトを着用すると首にベルトがかかってしまうなど危険な状態になってしまいます

骨格や筋肉が未発達な赤ちゃんはチャイルドシート無しでは危険

骨格や筋肉が未発達な赤ちゃんはチャイルドシート無しでは危険
1歳頃までの赤ちゃんは首の骨や筋肉が未発達で、急ブレーキや車の衝突時の衝撃を体全体に分散して受け止めることができません。そのため、新生児用のチャイルドシートは赤ちゃんを寝かせた状態で使用し、赤ちゃんに伝わる衝撃を後頭部や背中に分散して受け止められるように設計されています

チャイルドシートを正しく着用した子供は事故での死亡率が1/16になる


チャイルドシートは子供の安全を守るため、子供の年齢や体格に合わせて適切に作られています。首が座っていない新生児は寝かせて固定したり、まだ体が小さい子供に合わせて設計されたクッションで体全体を包み込むようにホールドしたり、子供にあったサイズのベルトでしっかりと体を固定してくれたり、などです。子供のために作られたチャイルドシートを着用していると、万が一交通事故に遭っても死亡率が1/16まで減少するというデータが警視庁から発表されています。

チャイルドシートの安全基準って誰がどうやって決めているの?

世界共通の安全基準「ECE R44/04」をクリアしたチャイルドシートが日本では流通している

日本で販売されているチャイルドシートはヨーロッパで主流となっている「ECE R44/04」という安全基準をクリアしています。2006年6月以前は日本は国土交通省が国内販売をしても問題ないかの検査を行い、認定する形を取っていました。しかし、2006年6月に「ECE R44/04」の安全基準を日本でも採用。2012年7月までの移行期間を経て、現在、新品で国内販売中のチャイルドシートはすべて「ECE R44/04」の基準を満たしています。この「ECE R44/04」基準をクリアしたチャイルドシートが日本で販売される際には国土交通省が販売を許可した証明として「Eマーク」もあわせて記載されています。

チャイルドシートの安全基準は新基準「i-Size(アイサイズ)R129」に移行?

チャイルドシートのこの安全基準がヨーロッパでは「ECE R44/04」から「i-Size(アイサイズ)R129」という新基準に移行しつつあります。旧基準の「ECE R44/04」と新基準「i-Size(アイサイズ)R129」の違いは衝突安全検査の違いです。旧基準の「ECE R44/04」は前後からの衝突でどれだけの安全性が確保されているのかをテストしていました。新基準「i-Size(アイサイズ)R129」を満たすチャイルドシートは、前後からの衝突試験に加え、側面からの衝突試験もクリアしており、より安全なチャイルドシートということになります。なお、このチャイルドシートの安全性テストはヨーロッパでは車の衝突試験なども行う専門機関で行っています。メーカーが独自に行う試験ではありませんので、「ECE R44/04」や「i-Size(アイサイズ)R129」をクリアするチャイルドシートは確かに安全な製品だと考えていいでしょう。

上で紹介している衝突試験の映像を見ていただくと横からの衝突試験が行われているのがわかります。テストに使用される人形には体の各部にどれだけの衝撃が伝わったのか、などを測定するセンサーが取り付けられ、販売前のチャイルドシートがどれだけ子供を守ってくれるのか細かくテストされています。最近ではチャイルドシートメーカーも新製品が新基準の「i-Size(アイサイズ)R129」をクリアしているかどうかはメーカーWebサイトやパンフレットなどに記載されています。もし、皆さんが購入予定のチャイルドシートが「i-Size(アイサイズ)R129」をクリアしているのなら、そのチャイルドシートは世界最先端の安全性が担保されていると考えていいでしょう。

タクシーやバスでもチャイルドシート着用は義務なの?

タクシーやバスでもチャイルドシート着用は必要?

公共交通機関ではチャイルドシートの着用義務は免除されている

タクシーやバスなどの公共交通機関は子供が必ず乗るとは限りません。子供が乗る際にチャイルドシートをその都度用意して脱着するのも大変なので、公共交通機関の乗り物ではチャイルドシートの着用義務は免除されています。また、怪我をした子供を病院へ連れて行かなければならない時など、やむを得ない理由がある緊急時も着用が免除されます。

チャイルドシートは厳密には3種類にわけられる

チャイルドシートは厳密には3種類にわけられる
チャイルドシートは年齢や体格に合わせて「ベビーシート」、「チャイルドシート」、「ジュニアシート」の3つの種類に分けられます。それぞれの特徴や選び方についてご紹介しましょう

チャイルドシートの種類を年齢、身長、体重で比較

種類 対象年齢 身長 体重
ベビーシート 1歳頃まで 70cm以下 10kg以下
チャイルドシート 1歳~4歳頃まで 100cm以下 9〜18kg
ジュニアシート 4歳~10歳頃まで 140cm以下 15kg〜36kg

ベビーシートは主に新生児や乳児が対象で、身長70cm以下までの1歳前後の赤ちゃんに使用することができます。チャイルドシートは身長65cm~100cm、年齢は1歳~4歳頃までの幼児が対象となります。最後にジュニアシートですが、身長100cm~140cm、年齢は4歳~10歳頃までが対象で、主に就学前から小学校4、5年くらいまでの子供が使用します。各シートを選ぶ際には上記表の身長と年齢を基準にしてください。

ベビーシート、チャイルドシートとジュニアシートの座り方の違い

ベビーシート、チャイルドシートとジュニアシートの違い
ベビーシート、チャイルドシートとジュニアシートの3種類は子供の座らせ方に大きな違いがあります。チャイルドシートとジュニアシートは子供を前向きに座らせますが、ベビーシートは赤ちゃんを後ろ向きで寝かした状態で使用します

ベビーシートは後ろ向きに寝かせて赤ちゃんを守る

ベビーシートは後ろ向きに寝かせて赤ちゃんを守る
新生児や乳児は頭が大きく重く、首の骨が未発達なため、事故が起きた際に頭や首の損傷リスクが高くなってしまいます。そのため、もしもの際に大きなダメージを受けないよう、後ろ向きに寝かした姿勢で子供を座らせベルトでしっかりと固定、衝撃を受けた際に後頭部や背中に衝撃を分散させて受け止めるように設計されています。

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チャイルドシートは前向き乗車で専用ベルトで体を固定

チャイルドシートは前向き乗車で専用ベルトで体を固定
1歳を過ぎた頃から使用するチャイルドシートは子供を前向きに座らせ、チャイルドシートに付属する専用ベルトで子供の体を固定するようになっています。子供に合ったクッションで後ろから子供を包み込むようにホールドし、体の左右もクッションで守られています。チャイルドシートを使用する時期は子供の成長が著しい時期のため、ベルトの長さなどが調整でき、成長に合わせて使用することができます

ジュニアシートは小学生以降も使えるタイプが多い

ジュニアシートは小学生以降も使えるタイプが多い
子供がある程度大きくなってから使用するジュニアシートは、チャイルドシートのような背もたれがあるタイプと、座面部分だけを残して使うブースターシートと呼ばれるタイプの2種類があります。背もたれがあるジュニアシートも、背もたれ部分が取り外せるようになっていることがほとんどで、子供が小学生になりシートベルトを使うにはまだ身長が足りないときにお尻に敷くクッション(ブースターシート)として利用することができます。チャイルドシートの着用義務が無くなった小学生以上の子供でも、安全にシートベルトを使用するためには身長が140cmを超える10歳頃まではブースターシートの使用をおすすめします。

大人用シートベルトを利用する補助ベルトタイプのチャイルドシートも登場!


おすすめのチャイルドシート紹介でも取り上げていますが、大人用シートベルトに補助ベルトを装着し、安全な位置で子供の体を固定できるジュニアシート、スマートキッズベルトが日本でも発売となりました。ヨーロッパやアメリカではすでに実績があり、日本の安全基準も満たしているこの製品は、今後、子供用チャイルドシートでの定番人気になってくるでしょう。どのように使用する製品なのかは下記紹介動画をご覧ください。なお、スマートキッズベルトは3歳以降、もしくは体重15㎏以上の子供を対象とした製品になります。

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ベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシートを兼ねた製品を購入すれば長く使える

ベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシートを兼ねた製品も増えてきた
最近ではベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシートの機能を兼ねた兼用モデルも多く販売されています。専用モデルの方が子供の体格や骨格に合わせて使え安心ですが、成長に合わせて度々買い替えるのは大変です。兼用モデルであればサイズ調整が可能なので、買い換える必要がなく、長く使えるのでパパママに人気のモデルとなっています。

ただし、兼用モデルであってもベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシートのすべてを兼ね備えたモデルはありません。多くのモデルはベビーシートとチャイルドシート、もしくはチャイルドシートとジュニアシートを兼ねたモデルになります

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ベビーシートやチャイルドシートは中古品の購入やレンタルもおすすめ

ベビーシートやチャイルドシートは中古品の購入やレンタルも可能
筆者はベビーシートはリサイクルショップで購入し、1歳を過ぎてからチャイルドシート・ジュニアシート兼用モデルを購入しました。ベビーシートは1年ほどで使用できなくなるため、そこそこ新しい製品を中古で購入することにしました。その後のチャイルドシート・ジュニアシート兼用モデルは長く使うため、新品で購入しています。

中古品はリサイクルショップやフリマアプリで手に入りますし、ベビーシートのレンタルという方法もあります。ベビーシートやチャイルドシートのレンタルはWebで検索すればいろいろな会社が見つかります。選択できるチャイルドシートの種類も豊富で、ISOFIX固定式、シートベルト固定式などの固定方式、本体のサイズ、など好みのチャイルドシートがきっと見つかるはずです。レンタルの場合は機能が豊富で安全な新生児用のベビーシートをレンタルし、1歳以降はチャイルドシート、ジュニアシート兼用モデルを購入するなどがおすすめです。

ベビーシートやチャイルドシートのレンタルは店舗に足を運ばなくてもネットで手続きが完結しますので、各社のレンタル価格を見ながら検討してみてもいいでしょう。なお、使い終わったベビーシートは友人夫婦にプレゼントしました。皆さんの周囲でもベビーシートを処分する人がいるかもしれません。出産が近づいてきたら、ベビーシートやチャイルドシートを使わなくなった友人がいないか尋ねてみて、譲ってもらえないか確認するのもいいでしょう。

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チャイルドシート選び方のポイントは5つ!

チャイルドシート選びのポイントは5つ!
チャイルドシートはさまざまな種類が販売されているため、実際に購入しようと思ったときに、どれにするか迷ってしまいそうですよね。ここでは何を基準にチャイルドシートを選べば良いのか、選び方のポイントをご紹介します。

チャイルドシート選び方1:安全性をチェック! 国交省認定マークはあるか

チャイルドシートの安全性をチェック! 国交省認定マークはあるか
チャイルドシートの安全性をチェック! 国交省認定マークはあるか
チャイルドシート選びの基準はいろいろありますが、まずは子供の安全が一番ではないでしょうか。安全性を確認するポイントは「Eマーク」の表示です。Eマークとは国土交通省が認定するチャイルドシートの安全基準マークで、2006年10月にチャイルドシートに関する基準が見直された際に新基準となりました。上で紹介した世界安全基準の「ECE R44/04」や「i-Size(アイサイズ)R129」を満たすチャイルドシートにはすべて国交省認定の「Eマーク」が記載されています。なお、2000年1月に施行された旧基準のチャイルドシートには「自マーク」が表示されています。おさがりでチャイルドシートを譲ってもらったり中古を購入した際には、チャイルドシートに「Eマーク」か「自マーク」か、どのマークが表示されているのかを確認しましょう。

チャイルドシート選び方2:固定方法はISOFIX固定式が簡単!

チャイルドシートの固定方法はISOFIX固定式が簡単!
チャイルドシートの固定方法についても押さえておきたいポイントの1つです。チャイルドシートと車を固定する方法は「シートベルト固定式」と「ISOFIX(アイソフィックス)式」の2種類があり、ISOFIX固定式なら簡単に取り付けることができます。シートベルト固定式は車のシートベルトを利用してチャイルドシートを座席に固定するのですが、慣れるまではシートベルト固定式は取り付けがやや難しく、固定した後もグラグラしてしまうこともあるでしょう。筆者もシートベルト固定式を使用していますが、車からチャイルドシートを外してしまうと再度シートベルトで取り付けるのにとても苦労しています。

ISOFIX固定式のチャイルドシートなら、車にあらかじめ装備されているISOFIX固定金具に本体をガチャッと取り付けるだけなので、とても簡単に取り付けることができます。ISOFIX固定式のチャイルドシートなら確実にミスなく取り付けることができるので、より安心して使用することができますね。ただし、ISOFIX固定式のチャイルドシートに対応した車でしか取り付けることができないため、事前にISOFIX固定金具がある車種でなのか確認しておくことが必要です。

10年落ち程度の車ならISOFIX固定金具は後部座席に装備されているはず

10年落ち程度の車ならISOFIX固定金具は後部座席に装備されているはず
2012年7月以降に日本で新車販売された車はどの車種でもISOFIXの取り付け金具を採用しています。それ以前に販売されていた車も大手メーカーのものならISOFIX固定式に対応していることがほとんどでしょう。ただし、ISOFIX固定式のチャイルドシートの固定金具は後部座席にしかついておらず、最新の車でも助手席にはISOFIX固定金具は装備されていません。

上記写真はISOFIX固定式タイプのチャイルドシートです。台座部分とシート部分が別になっており、まず台座部分をISOFIX固定金具に差し込んで固定し、後部座席に合わせて高さを調整。台座部分がISOFIX固定金具にしっかりと固定されたのを確認して、シート部分を載せて固定する取り付け方法でした。台座とシート部分が別々に取り外せると掃除がしやすく非常に便利ですよ。

シートベルト固定式チャイルドシートが危険なわけではない

ISOFIX固定式のチャイルドシートは取り付けが簡単なのが人気で、今乗っている車にISOFIX固定金具があるならおすすめですが、シートベルト固定式が危険というわけではりません。シートベルト固定式は正しく本体がシートに固定できていないと危険というだけです。ISOFIX固定式のチャイルドシートはISOFIX固定金具への接続部分があるので座面の仕組みが複雑で大きくなりがちですし、仕組みが複雑な分、価格も少し高めになります。一方のシートベルト固定式は構造がシンプルなため、ややコンパクトなサイズになり、価格もISOFIX固定式に比べると少し安くなるでしょう。

チャイルドシート選び方3:通気性が良く、クッションを外して洗えるタイプが便利

通気性が良く洗える素材が便利
子供は大人と比べてとても汗かきのため、洗える素材かどうかも気にしておきたいポイントです。チャイルドシートは子供の体がすっぽりと入ってしまう形状のものも多く、汗で汚れやすい状態となります。汗をかいても洗える素材であればこまめに洗濯することができるので、常に清潔に使用できますね。帰省など長時間車で移動したり頻繁に車で出かける機会がある場合には、通気性が良く、クッションを取り外して洗えるチャイルドシートを選んであげましょう。

また、汗の汚れだけでなく、食べ物や飲み物をこぼして汚してしまうということも少なくないでしょう。そんな時も丸洗いできるチャイルドシートならパパママも安心ですね。さらにチャイルドシートに乗ったまま、子供が飲食するようになるとチャイルドシートの隙間や裏側にお菓子がポロポロとこぼれてしまうことがあります。座席から外しやすいタイプのチャイルドシートを選ぶと、掃除するのも楽になりますよ。

チャイルドシート選び方4:シートの座り心地がいいかどうか

乗り心地・座り心地が良いか
チャイルドシートの座り心地も気にかけてあげましょう。年齢のみを目安にシートを選ぶと、体格によってはチャイルドシートがきついと感じてしまう場合もあります。窮屈なチャイルドシートだと嫌がって乗ってくれなかったり、チャイルドシートに座らせた後にベルトを外そうすることもあるでしょう。チャイルドシートに対応する年齢だけでなく、身長や体重もチェックして、子供のサイズに合う最適な大きさのシートを選ぶことが大切です。可能であれば、購入する前に実際に座面に座らせてみて大きさを確認することをおすすめします。

大きさはもちろんですが、チャイルドシートのクッション素材によっても座り心地は変わってきます。Eマークがついていれば安心とは言ったものの、シートの素材が硬すぎると嫌がって乗ってくれない場合もあるので、パパママがシートを触って座り心地の良さそうなチャイルドシートを選んであげてくださいね。

チャイルドシート選び方4:車にあったサイズのチャイルドシートなのか

車にあったサイズのチャイルドシートなのか
前向き乗車のチャイルドシートやジュニアシートではサイズが問題になることは滅多にありませんが、後ろ向きに子供を寝かせるベビーシートではコンパクトカーや軽自動車に乗っている場合は後部座席の広さが問題になる場合があります。コンパクトカーや軽自動車に乗っている場合は、可能であれば実際に車につけさせてもらえると安心です。ベビー用品店では車に合うのか試すことができるお店もあるので、自宅周辺のベビー用品店を探し、試しに取り付けられるのか尋ねてみるといいでしょう。

チャイルドシート選び方4:予算に合った価格帯から選ぶ

予算に合った価格から選ぶ
チャイルドシートにはざまざまな種類があり価格帯も幅広く、1万円以下のものから10万円近くするものまでいろいろなモデルが販売されています。パパママの好みで選ぶことももちろん良いですが、機能性を考えて選ぶことも重要です。上記でご紹介した「安全性」、「固定方法」、「取り外してクッションが洗えるか」、「座り心地」の優先順位を考えつつ、価格と相談しながら子供に合ったものを選ぶといいですね。モデルによっては新生児期~幼児期まで長めに使用できる商品もありますので、コスパを考えて選ぶのも賢い選び方ではないでしょうか。

チャイルドシートを設置する時の注意点

チャイルドシートを設置する時の注意点
チャイルドシートをどの座席に設置すれば良いのか、設置する時の注意点も押さえておきましょう!

助手席へのチャイルドシートの設置はなるべく避け、後部座席に設置する

助手席に設置しない! 後方座席に設置する
チャイルドシートを設置する際に設置を避けた方が良い座席があります。それは助手席です。多くの車の助手席にはエアバッグが搭載されており、万一エアバッグが作動すると子供への衝撃が大きいためとても危険です。そのため、メーカーでも後部座席に設置するよう注意を促しています。

助手席へのチャイルドシート設置がやむを得ない場合の注意点

ただし、3歳児までは後ろ向きでチャイルドシートに座らせることを推奨しているボルボでは

  1. 後部座席に後ろ向きにチャイルドシートを設置するスペースがない
  2. パパかママが1人で運転するため、後部座席で子供を見る人がいない

場合などは助手席へのチャイルドシート設置でも構わないと広報しています。実際に子供の安全に厳しいヨーロッパでは助手席に後ろ向きチャイルドシートを設置している事例も多くあります。ただ、助手席でチャイルドシートを使用する際は助手席のエアバッグを必ずオフにして使用するようにしてください。助手席にチャイルドシートを設置し、子供が後ろ向きに乗車しているときに助手席エアバッグが作動すると逆に危険です。すべての車種で助手席エアバッグがオフにできるとは限らないので、助手席にチャイルドシートを設置する際は助手席エアバッグがオフにできる車かどうかを調べてから使用するようにしてください。

助手席にチャイルドシートを設置し、前向きに座らせる場合は助手席をめいいっぱい後ろに下げ、エアバッグが作動して急激に膨らんでも子供に必要以上に接触しないように注意してください。

チャイルドシートへの前向き乗車はいつからOK?

チャイルドシートへの前向き乗車はいつからOK?
ママが1人で運転して子供を乗せる場合など、赤ちゃんが後ろ向きだと顔が見えなくて不安、ママの顔が見えなくて赤ちゃんが不安がるといった理由から、早く前向きで座らせたいと考えるパパママもいるかもしれません。ですが、赤ちゃんは後ろ向きで座らせてあげる方が安全なのです。乳児期の赤ちゃんは体に対して頭が大きく首も座っていないため、上手に頭を支えることができません。赤ちゃんを前向きで座らせると、万一事故をした際に頭部が大きく飛び出す姿勢となりとても危険です。そのため、乳児期の赤ちゃんは後ろ向きや寝かせた状態でチャイルドシートを使用するのです。

前向きに変えるタイミングはシートによっても異なりますが、およそ1歳ごろが目安となります。ただし、1歳を過ぎても体重が10kg未満の赤ちゃんは後ろ向きで座らせる方が安全なので、年齢だけで判断しないよう注意してください。安全を守るためのチャイルドシートですから、子供がしっかりと1人で座れるようになるまで後ろ向きで座らせた方がパパママも安心できるのではないでしょうか。

一般的には1歳から前向きが多いが、ボルボは3歳頃まで後ろ向きを推奨


なお、1歳以降のチャイルドシートは前向きに乗車させることが多いとご紹介しましたが、車の安全性に徹底してこだわるボルボでは3~4歳頃まで子供を後ろ向きに座らせることを推奨しています。1歳を過ぎても子供の首や骨格は未発達なため、後ろ向きでチャイルドシートを取り付けられるスペースがある車に乗っているパパママは後ろ向きでチャイルドシートを設置するとより安心でしょう。

チャイルドシートのおすすめ8選!

それではおすすめのチャイルドシートを8種類ご紹介しましょう。対象年齢や機能、価格帯でいろいろなタイプのチャイルドシートを選んでみました。上で紹介したチャイルドシートの選び方を参考にパパママで話し合い、どのチャイルドシートを購入するのかの参考にしてください。

おすすめのチャイルドシート1:Combi(コンビ) クルムーヴ スマート エッグショック JK‐600

クルムーヴ スマート エッグショック JK‐600

メーカー名:Combi(コンビ)
参考価格:42,000円(税込)
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安全性、快適性の高さからパパママに人気のチャイルドシートメーカー、Combi(コンビ)が販売しているベビーシート、チャイルドシート兼用モデルです。Combiのチャイルドシートに採用された超・衝撃吸収素材「エッグショック」と、赤ちゃんを寝かせたシート形状で万が一の衝突時の安全性も確保されています。また、吸水性抜群の「1秒タオル」、眠りに理想的な環境に整える「スリープシェル」を採用しているため、赤ちゃんの快適性も抜群でベビーベッドを超えた空間とメーカーは自負しています。取り付けはISOFIX固定式で簡単ですが、シートベルト固定式の同製品も販売されています。

Combi(コンビ) クルムーヴ スマート エッグショック JK‐600の商品詳細
固定方式 ISOFIX固定式(シートベルト固定式もあり)
適合年齢 新生児~4才頃
適合身長
適合体重 18kg以下
製品重量 11.0kg
サイズ (後向き時)幅46cm × 奥行64~73cm × 高さ64~77cm
(前向き時)幅46cm × 奥行52.6cm × 高さ66~85cm
販売開始年月 2019年2月上旬
洗濯機での洗濯
メーカーHP こちら

おすすめのチャイルドシート2:日本育児 ハイバックブースターEC FIX

ハイバックブースターEC FIX

メーカー名:日本育児
参考価格:24,800円(税込)
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チャイルドシートの人気メーカー、日本育児が販売している上位モデルのチャイルドシート、ジュニアシート兼用モデルです。ISOFIX固定式、シートベルト固定式のどちらにも対応しているため、最新モデルの車からヴィンテージカーまで、お好きな車に取り付けることが可能です。1歳から小学校高学年まで、このチャイルドシート1つで長く使えるのが特徴で、成長に合わせて背面のクッションを取り外して子供の体型に合わせて使用します。また、座面部分のつまみを回すだけでリクライニングできる機能や、7段階に簡単に調整できるヘッドサポートや肩ハーネス、簡単に取り外して洗えるクッションなど、使い勝手の良さはパパママの想像以上です。チャイルドシートの左右どちらにも取り付けられるカップホルダーも実用性が高く重宝しますよ。

日本育児 ハイバックブースターEC FIXの商品詳細
固定方式 ISOFIX固定式、シートベルト固定式、どちらも対応
適合年齢 1歳~12歳頃
適合身長
適合体重 9kg~36kg
製品重量 約9.3kg
サイズ 幅44cm × 奥行44cm × 高さ67~77cm
洗濯機での洗濯
メーカーHP こちら

おすすめのチャイルドシート3:Aprica(アップリカ) ディアターン プラス

ディアターン プラス

メーカー名:Aprica(アップリカ)
参考価格:29,700円(税込)
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ベビーカーでお世話になっているパパママも多いAprica(アップリカ)はチャイルドシートでも人気です。ベビーカーで培った子供の快適性、安全性へのこだわりがディアターン プラスにもしっかりと活かされています。ベビーシート、チャイルドシート兼用モデルのディアターン プラスは新生児のベビーシートとしてはこれ以上ないクオリティだと断言できます。生まれたばかりの子供が病院から退院するときはパパもママも車に乗せるのに不安を感じるはずですが、フルリクライニングの平らなベッド型のシート形状なので赤ちゃんが不安を感じることはないはず。ママも安心して見守ることができるでしょう。

ディアターン プラスは新生児から4歳までの成長に合わせて、リクライニング角度を少しずつ変えて対応していきます。少し子供が大きくなってくるとチャイルドシートからの上げ下ろしが大変になってきますが、このチャイルドシートはシート部分がくるりと回る回転式になっていて、上げ下ろしやベルトでの固定が非常に楽になっています。固定方式はISOFIX固定式のみとなっています。ベビーシートのレンタルを考えている人は、こちらのベビーシート、チャイルドシート兼用モデルがおすすめです。

Aprica(アップリカ) ディアターン プラスの商品詳細
固定方式 ISOFIX固定式
適合年齢 新生児~4歳頃まで
適合身長 50cm~100cm
適合体重 2.5kg~18kg
製品重量 13.8kg
サイズ 横向きベッド時:幅79cm × 奥行59.3cm × 高さ56.6cm
後向き時:幅47cm × 奥行69cm × 高さ56.6cm
前向き時:幅47cm × 奥行59.3cm × 高さ67cm
洗濯機での洗濯 ×
販売開始年月 2015年6月
メーカーHP こちら

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おすすめのチャイルドシート4:Combi(コンビ) ジョイトリップ エッグショック GG

ジョイトリップ エッグショック GG

メーカー名:Combi(コンビ)
参考価格:17,810円(税込)
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最初に紹介したCombi(コンビ)の「クルムーヴ スマート エッグショック JK‐600」はベビーシートとチャイルドシート兼用モデルでしたが、こちらの「ジョイトリップ エッグショック GG」はチャイルドシート、ジュニアシート兼用モデルになります。快適性や安全性は超・衝撃吸収素材「エッグショック」や通気性に優れたエアスルークッションで当然ながら確保されています。「ジョイトリップ エッグショック GG」の特徴は5.3kgと軽量な製品重量とコンパクトなサイズです。他の車への載せ替えなどで頻繁にチャイルドシートを脱着する際には、チャイルドシートの軽さとコンパクトさが非常に嬉しいはず。後部座席が狭いコンパクトカーや軽自動車用のチャイルドシートとしてもおすすめです。固定方式はシートベルト固定式のみでISOFIXモデルはありませんが、しっかりと固定すれば安全性にはまったく問題はありません。

Combi(コンビ) ジョイトリップ エッグショック GGの商品詳細
固定方式 シートベルト固定式
適合年齢 1歳~11歳頃
適合身長 チャイルドモード:身長70cm~身長105cm
ジュニアモード身長95cm~身長125cm
ブースターモード身長125cm~身長145cm
適合体重 9kg~36kg
製品重量 5.3kg
サイズ 幅44cm × 奥行450cm × 高さ670cm
洗濯機での洗濯
販売開始年月 2017年10月
メーカーHP こちら

おすすめのチャイルドシート5:マムズキャリー ベビーFUN ハーネス ネオ

ベビーFUN ハーネス ネオ

メーカー名:マムズキャリー
参考価格:8,979円(税込)
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手頃な価格で購入できるチャイルドシート、ジュニアシート兼用モデルがこちらです。手頃な値段のチャイルドシートですがシート部分には低反発ウレタンクッションを採用し、座り心地にもこだわったり、ヘッドサポート位置の高さ調整ができるなど、子供の成長に合わせて長く使用することができるチャイルドシートです。こちらの製品もシートベルト固定式のみでISOFIXモデルはありません。

マムズキャリー ベビーFUN ハーネス ネオの商品詳細
固定方式 シートベルト固定式
適合年齢 1歳~11歳頃
適合身長
適合体重 9kg~36kg
製品重量 約4.8kg
サイズ 幅45cm × 奥行45cm × 高さ680cm
洗濯機での洗濯
メーカーHP こちら

おすすめのチャイルドシート6:GRACO (グレコ) ジュニアシート ジュニアプラス カラーズ

ジュニアシート ジュニアプラス カラーズ

メーカー名:GRACO (グレコ)
参考価格:4,980円(税込)
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手頃なチャイルドシートを販売しているGRACO (グレコ)のカラフルなデザインが特徴の人気ジュニアシートです。ヘッドサポートの6段階、アームレストの2段階の調整機能で子供の成長に合わせて使用することができますし、丸洗いできるウォッシャブルシートを採用。汚れを気にせず使用することができます。カップホルダーが収納式になっているのもパパママには嬉しいポイントですね。子供が大きくなってからも座面部分だけを残してブースターシートとして使うことができるのもポイントです。固定方式はシートベルト固定式のみでISOFIXモデルはありません。

GRACO (グレコ) ジュニアシート ジュニアプラス カラーズの商品詳細
固定方式 シートベルト固定式
適合年齢 3歳~11歳頃
適合身長
適合体重 15kg~36kg
製品重量 3.6kg
サイズ ハイバック時:幅40cm × 奥行40cm × 高さ69~82cm
ブースター時:幅40cm × 奥行38.8cm × 高さ24.5cm
洗濯機での洗濯
メーカーHP こちら

おすすめのチャイルドシート7:GRACO(グレコ) コンパクトジュニア モードノアール(BK) ジュニアシート

コンパクトジュニア モードノアール(BK) ジュニアシート

メーカー名:GRACO(グレコ)
参考価格:3,024円(税込)
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1つ上で紹介したジュニアプラス カラーズの座面部分のみが購入できるのが「コンパクトジュニア モードノアール(BK) ジュニアシート」です。ベビーシート、チャイルドシート兼用モデルを使用しているママも、6歳を過ぎたからといって大人用の座席でシートベルトを使用させるのは危険です。3000円程度で子供の安全を保障してくれるブースターシートが購入できるので、せめて身長140cmを超えるまではこのようなブースターシートを使うようにしてください。こちらの製品はお尻の下に敷いて座面の高さを調整するシートなので、シートベルトやISOFIX固定金具などで座面を固定する必要はありません

GRACO(グレコ) コンパクトジュニア モードノアール(BK) ジュニアシートの商品詳細
固定方式
適合年齢 3歳~11歳頃
適合身長
適合体重 15kg~36kgまで
製品重量 2.0kg
サイズ 幅41cm x 奥行41cm x 高さ22cm
洗濯機での洗濯
メーカーHP こちら

おすすめのチャイルドシート8:メテオAPAC株式会社 SmartKidBelt(スマートキッズベルト)

SmartKidBelt(スマートキッズベルト)

メーカー名:BRAXX
参考価格:5,378円(税込)
楽天で見る

スマートキッズベルトを車のシートベルトに装着するだけで、身長が低い子供でも安全に大人用シートベルトが使用できるようになる、驚きのアイテムです。テレビ東京WBSなどでも特集され、ご覧になった方も多いでしょう。ポーランドで開発されたスマートキッズベルトはEUやUS基準での厳しいクラッシュテストに合格し、安全認証を取得しています。日本国内でもEマーク適合と認められており、安心して子供のために使っていただいて大丈夫です。また、スマートキッズベルトは通常のジュニアシートのように設置スペースが取られることはないため、後部座席が3人乗りの車の場合、子供を3人載せてスマートキッズベルトを使用しても窮屈にはなりません。

他に優れている点は、スマートキッズベルトは脱着が非常に簡単で、製品重量がたった120gのため、携帯性に優れていることです。自家用車での利用も便利ですが、取り外せば荷物の中にコンパクトに収まるため、実家の車やレンタカーでの利用も非常に簡単です。現在、世界で唯一の携帯型子供用シートベルトのため、この種類のジュニアシートを利用したい場合はこの製品しかありません。

スマートキッズベルトは大人用のシートベルトが子供に使用できる製品ですが、ある程度子供が大きくなってからではないと安全に使用できません。使用の目安は子供の年齢が3歳頃~、もしくは体重が15㎏を超えてからとなっていますのでご注意ください。

BRAXX SmartKidBelt(スマートキッズベルト)の商品詳細
固定方式 シートベルト固定式
適合年齢 3歳~12歳頃
適合身長
適合体重 15~36kg
製品重量 120g
サイズ
洗濯機での洗濯
メーカーHP こちら

チャイルドシートで落ち着いて座ってもらうためのコツとは?

チャイルドシートで落ち着いて座ってもらうためのコツとは?

映画やTV番組をダウンロードしたタブレットがあると便利!

お盆や正月の帰省時など、車での長時間移動時だと子供がぐずったり、暴れたりすることがありますよね。2時間ごとなど、こまめに休憩を取るなどの対処法もありますが、それでも子供のご機嫌がななめな場合、筆者は映画やTV番組などをダウンロードしたタブレットを使用しています。助手席のヘッドレスト部分にタブレットを固定できる機器を設置し、子供が好きな映画やTV番組を流すようにしています

子供に見せる動画はYouTubeでも見せることができますが、データ通信料がかかったり、トンネルで通信が切れたりすることもあります。Amazonプライムなど定額制動画配信サービスを利用すれば、インターネット接続時に動画をあらかじめダウンロードできるので、長時間のドライブに備えて、なるべく多くの映画やTV番組をタブレットに保存しておきましょう。

まとめ:チャイルドシートは子供の安全を第一に選びましょう

まとめ
赤ちゃんを車に乗せる際に必要となるチャイルドシート。チャイルドシートを選ぶ時にはいろいろな視点で見てパパママが納得できるものを選んでいただきたいのですが、何をおいても安全が第一です。そして、安全性の高いものを選ぶだけでなく、車への取り付け方、子供の座らせ方を知っておくこともとても大切です。子供の安全を第一に考えてチャイルドシートを正しく着用し、事故のないよう安全運転を心がけてくださいね!