赤ちゃんが泣き止む抱っこのしかた、動画、音は? 赤ちゃんを泣き止ませるコツはある?
目次
赤ちゃんはどうして泣くの?
泣くことでしか周囲に欲求を伝えられないから
まだ話すことができない赤ちゃんや言葉を覚えはじめたばかりの幼児は頻繁に泣きます。「どうしてこんなに泣くの?」、「どうしてパパママを困らせるの?」と思いイライラしてしまうかもしれません。でも、赤ちゃんや小さな子供は泣くことでしか自分の欲求を伝えることができません。赤ちゃんが泣くのは生理的欲求や心理的欲求をパパママに伝えるのが目的で、例えばこんな例がわかりやすいでしょう。
- お腹が空いた
- 眠たい
- こちらに来て欲しい
- 遊んで欲しい、構って欲しい、抱っこして欲しい
- おむつが濡れて気持ち悪い
- 暑い、寒い
赤ちゃんが泣いてパパママに伝えたいことは他にいくらでも挙げられます。赤ちゃんがパパママに伝えたいことはたくさんあるのに伝える手段は泣いたり暴れたりすることしかありません。赤ちゃんが泣くのはパパママにもストレスですが、伝えたいことが上手く伝わらない赤ちゃんにもストレスはあるんですよ。
赤ちゃんが泣き止む方法をいろいろ試してみよう!
赤ちゃんは、一度泣き出すとなかなか泣き止みません。パパママは泣き止ませようと、抱っこしたり、抱き方を変えてみたり、おもちゃであやしてみたり…それでも泣き止まずパパママの方が泣きたくなってしまうこともあるのではないでしょうか?
それぞれ赤ちゃんによって泣いている理由や泣き止む方法も異なるので、いろいろと試してみるのが良さそうですね。それでは、赤ちゃんが泣き止む方法についてご紹介していきます。
赤ちゃんが泣き止む「スキンシップ」
赤ちゃんが泣き止む「スキンシップ」について3つご紹介します。
赤ちゃんが泣き止むスキンシップ1:まあるい姿勢で抱っこする
赤ちゃんが安心する姿勢は、「まあるい抱っこ」です。「まあるい抱っこ」のポイントは、赤ちゃんの頭を自分の「デコルテ(首から胸元の部分を大きく開けたネックラインのこと)」の位置に合わせ、赤ちゃんの体が「も」の字を描くようにします。そして、赤ちゃんの足を「M字開脚」にし、赤ちゃんのおしりが「ゆるやかなV字」を描いたままの体勢で抱っこするのが大事なポイントです。
赤ちゃんが泣き止むスキンシップ2:おんぶをする
抱っこがダメなら、おんぶをしてみましょう。おんぶは赤ちゃんの首が完全にすわったら、チャレンジできます。パパママ、保育士さんなどにおんぶをしてもらうことで、スキンシップをはかることができ子供をリラックスさせてくれる効果があります。おんぶは赤ちゃんに目が届かないので、赤ちゃんが何かをつかんだり、赤ちゃんを家具などにぶつけてしまわないように気をつけましょう。
赤ちゃんが泣き止むスキンシップ3:抱っこやトントンをして安心させる
「まあるい抱っこ」やおんぶでダメなら、背中をトントンしたり、少し音がするくらい背中をポンポンとリズムよく叩く方法を試してみましょう。赤ちゃんがママのお腹にいるときに聞いていた心音と似ているので安眠しやすいのです。また、眉間から額の真ん中をグルグルとなでてあげると落ち着く子もいます。
アメリカ発の魔法の抱っこ方法「The Hold」
※ロバートハミルトン医師の公式動画(英語)
生後2~3ヶ月の赤ちゃんには、アメリカ人の小児科医ロバートハミルトン医師の魔法の抱っこ方法「The Hold」がおすすめです。赤ちゃんの腕を体の前で交差させ、パパママの片手でその腕を包むように支え、同じ手で赤ちゃんの顎も支えます。反対の手で、赤ちゃんのお尻を支え、赤ちゃんの体を斜め45度に傾け、お尻を揺らしながら上下左右にゆっくり動かしてあげます。この方法は生後2~3ヶ月の赤ちゃんに適したもので、その月齢を過ぎると体重が増えて赤ちゃんを抱えられないこと、顎の部分に指をいれると赤ちゃんが呼吸ができなくなることがあるので注意が必要です。
次のページでは、赤ちゃんが泣き止む音や動画を紹介します!