簡単な網戸の掃除方法は? 汚れの落とし方や便利グッズも紹介
身近なもので手軽に網戸掃除
網戸掃除グッズは、さまざまなものが販売されていますが、家庭にあるあんなものやこんなものも掃除に活用できます。比較的軽めの汚れ向きなので、日ごろの掃除に使用するといいですよ。
網戸掃除に使える身近なグッズ1:新聞紙
網戸のホコリを普通の掃除機で吸い取ろうと思っても、網目から空気が抜けてしまって汚れがなかなか吸い取れないですよね。そんなときには新聞紙を使用してみましょう。まず新聞紙を広げて網戸の屋外側に貼りつけます。それから新聞紙を貼り付けた側と反対の屋内側から掃除機を当ててください。網目の後ろに新聞紙があるので吸引力が発揮され、汚れを吸い取ることができます。
網戸掃除に使える身近なグッズ2:ストッキング
毛玉ができてしまったり伝線してしまったりして、履けなくなったストッキングはありませんか?使い古したストッキングは、網戸のホコリ取りに活躍します。まず、いらなくなったストッキングと靴下(片方でOK)を用意してください。ストッキングの片足を股下あたりから切り取り、つま先に丸めた靴下を詰めます。靴下を詰めたストッキングをつま先からくるくる丸めて、握りやすい団子状にしたら完成です。ストッキングの柔らかな繊維がホコリを絡めります。また静電気を起こしやすい繊維なので、静電気でホコリを吸着することもできます。
網戸掃除に使える身近なグッズ3:メラミンスポンジ
メラミンスポンジは、水に濡らして擦るだけで簡単に汚れが落ちて便利ですよね。メラミンスポンジは、網戸掃除にも使うことができます。水で濡らしたメラミンスポンジで軽く網戸を拭くと、多少こびりついた汚れもよく取れます。さまざまな形状の物が売られていますが、網戸掃除には手のひらサイズ以上の大きめのものが扱いやすくおすすめです。汚れてきても、水で洗えばすぐにきれいになる点も便利ですね。ただし研磨力が強いので、窓枠やサッシの掃除に使用する際は注意が必要です。
大きめサイズが2枚入ったメラミンスポンジです。使いやすい大きさにカットして使用できるので便利ですよ。
網戸掃除に使える身近なグッズ4:ナイロン製のボディタオル
使い古しのタオルや、ナイロン製のボディタオルも網戸掃除道具としておすすめです。ナイロン素材のタオルは、凹凸のある固めの繊維が網目の汚れを掻き出してくれます。水で濡らして絞ったボディタオルで網戸をやさしく拭いていきましょう。網戸を挟むように反対側に古タオルを当てて拭くと、掻き出した汚れを古タオルでキャッチできるので2度拭きいらずです。ボディタオルで網戸を傷めないように、やさしく拭いてください。使い古したタオルは、最後掃除に使って捨てるようにすればエコになりますし、掃除を定期的にするサイクル作りに役立ちますね。
網戸掃除に使える身近なグッズ5:フローリングワイパー
フローリング掃除に使う不織布のドライシートは、網戸のホコリもうまく絡め取ってくれます。大きめの接地面と長い柄で、網戸を外さなくても広い範囲に手が届くのも便利ですね。
網戸を掃除する頻度
少々面倒に感じる網戸掃除は、気づくと年末の大掃除まで手つかず……ということもありますよね。しかしお掃除全般に言えることですが、簡単にでもよいので日常的に汚れを取り除いておくと、綺麗な状態をキープするのが格段に楽になります。例えば、
- 掃除機やクロスでのホコリ取り…週1回
- ウェットシートを使った拭き掃除…月1回
- 洗剤を使ったしっかり掃除…半年に1回(花粉飛散が落ち着いた初夏+台風が過ぎた秋など)
といったように、ざっくりと目安を決めるとやりやすいでしょう。油汚れが気になるキッチン近くは拭き掃除の頻度を増やすなど、状況に応じて、無理なく続けられるスケジュールを組んでみてください。
まとめ
日々のお掃除の中で、網戸にまではなかなか手が回らないかもしれません。ですが、記事で見てきたように、特別な道具がなくても網戸の汚れは落とすことができますし、便利なグッズを使えばより楽に綺麗を保つことができます。何より、ピカピカになった網戸は思った以上に見た目もすっきりして爽快感があるものです。 負担にならないスケジュールと手順でお手入れをして、窓から気持ちのよい風を取り入れてみてください。