小学生男の子におすすめの知育おもちゃランキング15選
目次
知育おもちゃとは? 小学生向けの知育おもちゃもあるの?
子供を育てていると、目や耳にする機会が増える「知育」という言葉。知育とは、いわゆる「勉強ができる」ために必要な読み書きや計算の能力というよりも、子供の興味を引き出し、集中力や創造力、論理的思考力といった知的能力を伸ばすための教育のことを指します。そして、知育おもちゃとは、遊ぶことによって子供の知能の発達を促し、さまざまな能力を伸ばす効果が期待できるおもちゃのことです。
年齢、成長段階に合った知育おもちゃを遊びに取り入れることによって、成長に伴った能力を引き出すことができます。知育おもちゃは、幼児期から取り組むものが多いイメージですが、小学生の年齢が対象のものもたくさんあります。数字的センスや論理的思考力を磨いたり、言葉やプログラミングの知識を増やすなど、より高度なものがそろっています。
小学生向け知育おもちゃの種類
知育おもちゃには、ブロックやパズルなど、いくつか種類があります。小学生の男の子向けとして人気のある知育おもちゃの種類5つと、それぞれどんな力を伸ばす効果があるかを解説していきます。
小学生向け知育おもちゃ1:ブロック
レゴに代表されるブロックは、男の子が大好きなおもちゃの定番。指先を使うことによって、脳にたくさんの刺激を与えることができます。また、集中力や創造力、立体作品を作ることによって空間認識能力を高めることができます。
小学生向け知育おもちゃ2:パズル
さまざまな形を組み合わせて完成させるパズルは、集中力、記憶力を養うほか、完成させることで達成感を味わうことができます。ブロックと同様に指先を使うので、脳に良い刺激を与えるとともに、集中力、創造力、忍耐力が養われます。立体パズルであれば、空間認識能力を高めることもできます。
小学生向け知育おもちゃ3:ボードゲーム
何人かで遊ぶボードゲームは、交渉が必要な場面が出てくるなど、コミュニケーション能力が養われます。また、ルールを守る大切さを知ることで、社会性も育まれます。
小学生向け知育おもちゃ4:プログラミング系
2020年から必修化されることで注目されているプログラミング。最近特に注目されているプログラミング系の知育おもちゃは、プログラミング的思考の基礎を作る効果が期待できます。
小学生向け知育おもちゃ5:工作
ロボットや機械などの工作は、指先を使うため器用になり、脳の発達が促されます。また、空間認識能力、先を読む力、集中力や忍耐力など、さまざまな能力を伸ばすことができます。説明書を読みながら作ることが多いので、それらを読み解く力も必要になります。
知育おもちゃの選び方
子供に知育おもちゃを購入したいと思ったとき、どのように選べばよいのでしょうか? 失敗しないために知っておきたい3つのポイントをお伝えします。
年齢・成長に合った知育おもちゃを選ぶ
知育おもちゃには、商品ごとに対象年齢が設定されているので、まずはそれを目安に候補を絞りましょう。ただ、持っている能力、成長のスピードは子供によって違います。年齢に合ったものを買ったとしても、その子にとって簡単すぎるとすぐ飽きてしまいますし、難しすぎると投げ出してしまう可能性があります。対象年齢はあくまで目安と考え、今持っている能力に近いもの、もしくは少しがんばればできるくらいの難易度のものを選びましょう。
興味があるものに近いテーマの知育おもちゃを選ぶ
知育に良いからと言って与えられても、おもちゃであれば必ず子供が興味を持つとは限りません。たとえば、車が好きな子であれば車のパズル、恐竜が好きな子であれば恐竜が作れるブロックなど、その子の興味に近いテーマのものを選ぶと失敗することが少ないでしょう。
いろいろな遊び方ができる知育おもちゃを選ぶ
遊び方が何パターンもあったり、オリジナルのものを作れる、作ったものを動かせるなど、いろいろな遊び方ができるものだと、長い間飽きずに遊ぶことができます。
低学年におすすめの知育おもちゃ5選
6〜8歳くらいの低学年の男の子向けのおもちゃは、シンプルな作りで、いろいろなアレンジができるものがおすすめです。難易度を調整しながら遊べるものもありますよ。
LaQ ダイナソーワールド ディノキングダム
LaQとは、7種類の平面のパーツを組み合わせて平面だけでなく、立体や球体も作れるパズルブロック。Tレックスをはじめ、14種類の恐竜を作ることができます。
カタミノ
さまざまな形の木のブロックを組み合わせて、指定されたマス目を埋めていくパズルゲーム。マス目の範囲や使うブロックの数によって、難易度を調整できます。
Blocks
世界50ヶ国で遊ばれているフランス生まれのボードゲーム。21個の異なる形のピースを置いていき、より多くのピースを置いたプレーヤーが勝ちです。子供から大人まで楽しめます。
レゴ ブースト クリエイティブ・ボックス
レゴで組み立てたロボットを、専用のアプリで自由自在に動かすことができます。作れるモデルは5種類。それぞれのモデルに特徴のあるプログラミング動作があり、選べる動きは60種類以上もあります。
電脳サーキット100
遊びながら自然と電気の仕組みを学べる電子玩具。シンプルなパーツで作られているので、子供でも迷わずに組み立てることができます。音が鳴ったり、プロペラが回ったりと、回線作りに成功すると達成感が得られます。
中学年におすすめの知育おもちゃ5選
8〜10歳くらいの中学年の男の子には、少し難易度が高いものを。論理的思考力や推理力などを養うことができるものがおすすめです。
レゴ スーパーヒーローズ アベンジャーズ・アルティメット クインジェット
アベンジャーズ好きな子に打ってつけのレゴセット。6体のマーベル・ユニバースのミニフィギュアも含まれていて、それぞれのフィギアには武器がついています。
ラッシュアワー
混み合った駐車場で赤いマイカーを脱出させるためには他の車をどう動かせばいいかを考える思考型パズルゲーム。問題カードが難易度別に各10枚、計40問あり、カードと同じ位置に車を配置した状態からスタートし、赤い車を脱出させればクリアです。
カタン
世界的に人気の高いボードゲーム。無人島を舞台に、資源を集めて開拓地を広げていきます。足りない資源は対戦相手に交渉して集めることもでき、コミュニケーション能力や先を読む力、戦略を立てる力が鍛えられます。
ブロクセル
ゲームの画面やキャラクターを自分でデザインし、それらを専用アプリに取り込むと、オリジナルのゲームで遊ぶことができます。海外では授業で使われることもあり、高く評価されています。
プログラミングロボット mBot
38のパーツを組み立て、オリジナルのロボットを作ったら、プログラムを作って自由自在に動かすことができます。3種類のロボットに組み替えることができ、多種類のセンサー搭載でさまざまな遊び方ができます。
高学年におすすめの知育おもちゃ5選
10〜12歳くらいの高学年になると、考える力が発達し、指先もかなり器用になります。完成までにある程度の時間が必要だったり、少し難しいなと感じるくらいのものに挑戦すると、完成したときの達成感もひとしおです。
ナノブロック 東京
ナノブロックは、日本で生まれた超小型ブロック。ピースは、なんと4×4×5mmという小ささ。国際都市「東京」の名所がぎゅっと凝縮されているこのブロックは、ピース数が1,000以上あり、器用さとともに集中力、根気も必要になります。
1000ピース モザイクアート ワンピース
人気アニメ『ワンピース』の1,000ピースジグソーパズル。4,410ものシーンを組み合わせて主人公ルフィの顔を作るモザイクアートで、難易度もなかなかのもの。大人数でワイワイ取り組むのも楽しそうですね。
任天堂 将棋入門セット
任天堂といえば、今の子供たちにとってはコンピュータゲームのイメージですが、長年将棋も取り扱っています。日本に昔からある将棋は、集中力、忍耐力、論理的思考力などを養うのにぴったりです。
マイクロビットはじめてセット
イギリスの公共放送BBCが中心となって作られた、子供たちがプログラミングを学ぶためのコンピューターボード。スタートガイドがセットになっているので、初心者でも簡単に取り組めます。
エレキット 水圧式ロボットアーム
コントロールバーを操作してシリンダー内の水に力を加えることにより、水圧で動くロボットアーム。アームの先のグリップを吸盤に変えて、平らなものを持ち上げることもできます。
まとめ
子供と一緒に遊びながら、知育にもつながる知育おもちゃ。小学生向けのものは一見難しそうなものもありますが、親がうまくヘルプすることで、知育にも、親子のコミュニケーションにもつながります。誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントにもぴったりなので、ぜひお子さんにぴったりの知育おもちゃを探してみてください。