ベビーインステッカーって必要? いつまで貼る? おすすめ7選
目次
目次
赤ちゃんが生まれたら「ベビーインステッカー」を貼ろう
ベビーインカーステッカーはその名のとおり、周りの人に「この車は赤ちゃんを乗せています」ということをアピールするためのもの。かわいいデザインのものが多いので「子供ができたら貼ってみたい」と考えているパパママも多いかもしれませんね。もちろん見た目がかわいいから貼るのもいいのですが、ベビーインカーステッカーには、かわいい以外にもとても大切な役割があります。
ベビーインステッカーを貼る意味とは?
ベビーインカーステッカーは1980年代にアメリカのマイケル・ラーナーさんが考案しました。ラーナーさんは甥っ子を車に乗せて運転している時「周りのドライバーの運転に追い詰められているように感じた」のだとか。その経験がきっかけで、「赤ちゃんや小さな子供を乗せた車にはいつも以上に安全運転するように気を遣ってほしい」と考えるようになり、ベビーインカーステッカーを考案したのだそうです。たしかに子供を車に乗せている時は、いつもよりゆっくり運転したり、体調不良などのトラブル時に車を脇に停めたりすることもありますよね。周りのドライバーに対して、パパママが「赤ちゃんがいるので、ご迷惑をおかけしてしまうかもしれません」という気持ちを表すためにベビーインカーステッカーを貼ってみるのもいいかもしれません。
レスキューへのアピール説は間違いだった!?
ベビーインカーステッカーの由来は「事故の時にレスキューに赤ちゃんの存在を知らせるため」という説が多くみられますが、この説は本当の話ではないようです。しかし由来はどうであれ、事故が起きた時に見落とされがちな赤ちゃんや小さな子供の存在を周りの人にアピールするという意味でもベビーインカーステッカーは役立ちそうですね。
ベビーインステッカーを貼る場所は?
ベビーインカーステッカーは、そもそも後ろの車に対して「赤ちゃんが乗っていますよ」とアピールするアイテムなので、リアウィンドウもしくはトランクに貼るのが一般的です。また国土交通省は、運転時の妨げになる場所や車の識別を妨げる場所にステッカーを張ることを禁止しています。以下の場所にステッカーを貼って公共道路を走行してしまうと違法とみなされてしまったり、車検が通らなくなってしまったりする可能性があるため、ご注意ください。
ベビーインステッカーを貼ってはいけない場所
- フロントウィンドウ
- 運転席や助手席のサイドウィンドウ
- ナンバープレート
- ライト類
ベビーインステッカーはいつまで貼る?
そもそもベビーインカーステッカーは任意で貼るものなので、はがさなければいけない期限はありません。そのためベビーインカーステッカーは子供が大きくなったらはがすという人もいれば、パパママが運転するのに慣れたらはがすという人もいるようです。また子供の成長に合わせてベビーインカーステッカーではなく、キッズインカーステッカーに貼りかえるという人も。いずれにしても、パパママが子供を乗せて車を運転するのが不安うちは貼っておくのがよさそうですね。
ベビーインステッカーを選ぶ時のポイント
ベビーインカーステッカーを選ぶ時は、見た目がかわいいだけでなくステッカー本来の役割を果たせるようなものを選びましょう。ベビーインカーステッカーを選ぶ時のポイントをいくつかご紹介します。
ベビーインカーステッカーの選び方:種類は3タイプ
ベビーインカーステッカーはシールタイプ、吸盤タイプ、マグネットタイプの3タイプに分けられます。
●シールタイプ
シールタイプのベビーインカーステッカーは車両の外側から貼るため、雨や風、日光などに耐えられるようにUVや防水加工されていることが大切です。過酷な環境下でもはがれないように接着力が強いものが多いため、間違えて貼ってしまったりベビーインカーステッカーの必要がなくなったりしてはがす時には注意が必要です。必要に応じてシールはがし用のスプレーを使ったり、ドライヤーの温風を当てたりするとうまくはがれますよ。
●吸盤タイプ
吸盤タイプのベビーインカーステッカーは車両の内側から張り付けるタイプです。窓越しに見ることになるため、はっきりした色合いのものを選ぶといいですよ。長く使用していると紫外線などの刺激によって吸盤が劣化し、吸着力がなくなってくることがあります。80℃前後のお湯に5~6分つけると吸盤が復活することがあるので、ぜひ試してみてください。
●マグネットタイプ
マグネットタイプのベビーインカーステッカーは気軽に取り外しができ、劣化しづらいため長く使えます。傷や跡も残りにくいのもポイントですよ。車両によってはマグネットがつかないこともあるため、事前にチェックが必要です。
メリット | デメリット | |
シールタイプ | デザインが豊富でかわいいものが多い | はがすのが大変 |
吸盤タイプ | 簡単に取り外しができる | 劣化しやすい |
マグネットタイプ | 劣化しづらく、取り外ししやすい | マグネットがつかない車両がある |
ベビーインカーステッカーの選び方:車と見分けやすい色
ベビーインカーステッカーの役割はあくまでも周りの車に「赤ちゃんが乗っている車ですよ」とアピールすることにあります。ベビーインカーステッカーをボディに貼るなら、ボディの色と同系色のものを選んでしまうと目立たないため、本来の役割を発揮できなくなってしまいます。ベビーインカーステッカーを選ぶ時はなるべく見分けやすい色を選ぶのがコツですよ。
おしゃれでかわいい人気のベビーインステッカー6選
ベビーインカーステッカーは赤ちゃん用品店やカー用品店、ホームセンターなどで購入できます。いろんなタイプのベビーインカーステッカーを見たいなら通販で購入するのもおすすめです。
BABY IN CAR カーステッカー 男女2種類セット
サイズ | 16cm×13cm |
タイプ | シール |
赤ちゃんがチラッとのぞいているシンプル&かわいいデザインのベビーインカーステッカーです。また男の子、女の子のステッカーがそれぞれ1枚ずつ入っているので「不器用なのでうまく貼れるか心配…」という人も安心ですし「妊娠中でまだ性別がわからないけど貼りたい」という人にもおすすめです。
dune 花くまゆうさく BABY IN CAR
サイズ | 12cm |
タイプ | シール |
人気イラストレーター花くまゆうさくさんのイラストが描かれたベビーインカーステッカーです。少しゆるいタッチのイラストがかわいいですね。他の人とかぶらないカーステッカーを探している人や遊び心のあるカーステッカーを探しているパパママにおすすめです。
日本育児 はらぺこあおむし セーフティサイン サニー 吸盤タイプ
サイズ | 17.5cm×18cm |
タイプ | 吸盤 |
大人気のはらぺこあおむしデザインのベビーインカーステッカーです。和製英語の「baby in car」ではなく、正式な英語の「baby on board」と表記されているものを探しているパパママにもおすすめです。淡い色合いですが、リアウィンドウ越しでも視認性が高いのもポイントですね。
MEIHO スイングサイン ドライブレコーダー セーフティサイン
サイズ | 14.5cm×16cm |
タイプ | 吸盤 |
スヌーピーが左右にゆらゆら揺れてアピールしてくれる吸盤タイプのベビーインカーステッカーです。スヌーピーが手を振ってくれているみたいでかわいいですね。デザイン違いでムーミンのリトルミィもありますよ。
マグネット ステッカー baby in car
サイズ | 13cm |
タイプ | マグネット |
「baby in car」だけでなく「お先にどうぞ」「安全運転中」「急ブレーキ注意」などのメッセージ入りのマグネットタイプのベビーインカーステッカーです。このようなメッセージがあると、ベビーインカーステッカーの意味を知らない人も気持ちよく過ごせそうですね。また同じシリーズから、赤ちゃんが乗っていることとある程度年配の方が運転していることを周りにアピールできる「孫がのってます」バージョンも販売されています。
【AJ】ベビーインカー Baby bottle
サイズ | 11 cm |
タイプ | 吸盤 |
UV・耐水のベビーインカーステッカーです。モノクロカラーのシンプルなデザインなのでどんな車にも合いやすく、しっかり太字で書かれているため見やすいのが嬉しいですね。車に赤ちゃんが乗っていることはアピールしたいけど、キャラクターものは苦手…というシンプル派のパパママにおすすめです。
次のページでは手作りのオリジナルベビーインカーステッカーの作り方を紹介