おむつ用ゴミ箱の選び方は？

それでは、実際におむつ専用ゴミ箱の購入を検討する時にはどんなポイントで選んだら良いか、4つのポイントをお伝えします。

おむつ用ゴミ箱の選び方1：防臭や抗菌効果をチェック

おむつ用ゴミ箱で是非チェックしていただきたいのが、防臭や抗菌効果についてです。ゴミ箱の蓋が二重になっていたり、密閉されたりとにおいが漏れないような構造になっているかはとても重要です。また、抗菌加工がされているかもチェックしていただきたいポイントです。メーカーのホームページや、商品の箱部分にも説明が記載されているので、購入前に確認してみてください。筆者が先ほどおすすめした「おむつポット Ubbi」はゴミ箱の蓋を閉めているときは臭いはしませんが、おむつを1つずつビニールで包むタイプではないため、ゴミ箱を開くとどうしても臭いは出てしまいます。そのため、においを絶対に防ぎたい人には、先ほどおむつ用ゴミ箱の種類でご紹介した専用カートリッジを使用するタイプがおすすめです。

おむつ用ゴミ箱の選び方2：専用のごみ袋か市販のゴミ袋か

おむつ用ゴミ箱の選び方2つ目は、使用するごみ袋の種類です。おむつ用ゴミ箱は、市販のゴミ袋をセットできるタイプと、専用カートリッジをセットするタイプがあります。専用のカートリッジを使うおむつ用ゴミ箱は、おむつを1つずつ密閉してくれるタイプもあり、防臭力に長けています。ただし、専用のカートリッジは値段が高いため、市販のゴミ袋やスーパーの袋を使えた方が経済的です。

市販のゴミ袋を使う場合は、ゴミ箱においが移ったり、ゴミ袋を交換する際ににおいが気になったりすることもある点がデメリットです。専用カートリッジが必要なおむつ用ゴミ箱を使う場合は、専用カートリッジが近所スーパーやベビー用品店などで購入できると便利です。ごみ袋が手に入りやすいかもチェックしておくといいですよ。

おむつ用ゴミ箱の選び方3：どのくらいのおむつが捨てられる容量なのか

おむつ用ゴミ箱の選び方3つ目は、ゴミ箱に数日分のおむつを捨てることができるかどうかです。新生児の赤ちゃんは1日におしっこを10回、うんちを5回前後するといわれています。容量が小さいゴミ箱だとあっという間にいっぱいになり、何度もゴミを捨てに行かなければいけなくなってしまいます。おおよそ15Lの容量のゴミ箱で、使用済みのおむつ15〜20枚相当になるので参考にしてみてくださいね。通販で買うときも、きちんとゴミ箱の大きさをチェックするようにしましょう。

24時間いつでもゴミを捨てられるマンションにお住まいの方はゴミ箱の容量は大きな問題にならないかもしれませんが、一般の家庭ではおむつのゴミは週2回の燃えるゴミに出すはず。そのため、可能なら3～4日分のおむつを入れておけるおむつ用ゴミ箱が理想です。ただし、新生児のうちはおむつの消費が多いのでおむつ用ゴミ箱は大きなものでも2～3日でパンパンになってしまうかもしれません。

おむつ用ゴミ箱の選び方4：ゴミ袋の取り替えなどの使い勝手が良いか

おむつ用ゴミ箱の選び方4つ目は、ゴミ袋の取り替えなどの使い勝手が良いかどうかです。密閉性が高いものや蓋が二重になっているものなどは防臭効果が高いですが、ゴミ袋のセットやおむつが溜まった時におむつが捨てづらくなったりするものもあります。実際に店舗で買う場合は使い方をしっかりチェックするようにしてください。通販で買う場合は口コミを確認してみると良いですよ。

おむつ用ごみ箱のおすすめ15選

おすすめのおむつ用ゴミ箱1：T-WORLD（ティーワールド）防臭おむつペール

密閉性が高く防臭力にも定評があるおむつ用ごみ箱です。密閉性が高いおむつ用ごみ箱は本体価格も高額になりがちですが、こちらは他のおむつ用ごみ箱に比べて低価格です。シンプルなデザインでインテリアにもなじみやすく、市販のごみ袋が使用できる点も経済的です。

おすすめのおむつ用ゴミ箱2：ピジョン　Suteru（ステール）

ごみを捨てるたびに、ごみ箱の蓋を開ける必要がないので、においが漏れません。捨てる時は、おむつを上段に置きハンドルを回すと下段に落ちる仕組みです。ごみ袋を変える時もにおいが漏れない点や、片手で簡単に外せる点など、口コミ評価も高いおむつ用ごみ箱です。

専用のカートリッジが不要なので、20～30Lのごみ袋を使います。

おすすめのおむつ用ゴミ箱3：日本育児　Ubbi（ウッビ）

蓋がスライド式なので、においが漏れるのを最小限に防ぎます。蓋の2箇所にゴムのパッキンがついてるので、防臭効果が高いです。新生児用のおむつは58枚捨てることができるなど、大容量な点も魅力ですね。専用カートリッジはなく、市販の30L以上のごみ袋を使用します。

おすすめのおむつ用ゴミ箱4：コンビ　ポイテック・においクルルンポイ

専用カートリッジで、おむつ1つ1つを強力密閉してにおいもれを防ぎます。おむつの捨て方は、おむつをごみ箱にいれたら、レバーを回し、上蓋を閉めるだけです。専用カートリッジは99％抗菌なので衛生面も安心ですね。

おすすめのおむつ用ゴミ箱5：アスベル　エバン防臭おむつペール

2つのパッキンで密閉性に定評があるおむつ用ごみ箱です。丈夫なスチールで袋を固定してくれるので、安心。ワンプッシュで蓋を開閉し、おむつを捨てるだけで完了です。

おすすめのおむつ用ゴミ箱6：アップリカ　ニオイポイ

専用カートリッジが必要ですが、防臭、抗菌のごみ袋なので、ごみを捨てる時もにおいが漏れにくいです。おむつは3日分ためることができ、ごみを捨てる時は一連になっているカートリッジのごみ袋をカットするだけ。毎回ごみ袋をセットする必要がないので、手間が減らせます。パステルカラーのデザインもおしゃれですね。

おすすめのおむつ用ゴミ箱7：日本育児　Color Korbell

足でペダルを踏むとごみ箱の蓋が開くので、立ったままおむつを捨てることができます。内蓋にチャイルドロックがついているので、子供がいたずらするのも防ぐことができます。におい漏れを防ぐパッキン付きでしっかり防臭。専用カートリッジが必要ですが、おむつが溜まったら、一連になっているごみ袋をカットするだけで大丈夫です。毎回ごみ袋をセットする手間はありません。

おすすめのおむつ用ゴミ箱8：EZkan おむつポット

2重の蓋、パッキン、丈夫なABS素材を使用しているなど、仕様にもこだわったおむつ用ごみ箱です。大容量なので、赤ちゃん2人分のおむつを捨てる家庭におすすめです。市販のごみ袋も使えるので、普段ごみを捨てるごみ箱としても使えます。

おすすめのおむつ用ゴミ箱9：リトルプリンセス　くるっとポン　Mサイズ

おむつを入口に置き、レバーをくるっと回せば、おむつがごみ箱に入ります。1回に溜められるおむつの量が70枚分と大容量なのも魅力ですね。赤ちゃんがおむつを卒業したら、生ごみ用のごみ箱としても使えるので、長く使用できますよ。

おすすめのおむつ用ゴミ箱10：like-it　プーポット

「スマートに置けて、スマートに捨てられる」のキャッチコピーの通り、インテリアになじむデザインで、おむつを捨てごみ袋を交換するまでを簡単に行えます。上蓋に防臭剤を入れられ、蓋を開けても入口からもにおいが漏れない工夫がされています。

おすすめのおむつ用ゴミ箱11：コンビ　ポイテック アドバンス

コンビのポイテックより、防臭力が高いのが「ポイテック　アドバンス」です。おむつを1つずつ密閉してくれる点は同じですが、ごみ箱の入り口をねじって、ロックできる点が進化しています。においを絶対に漏らしたくない、という人におすすめです。

おすすめのおむつ用ゴミ箱12：コンビ　スマートポイ

コンビのスマートポイは、おむつを1つずつねじって捨てるタイプではありません。スマートポイは、コンビのおむつ用ごみ箱の中でも、本体価格や専用カートリッジの価格が経済的なタイプです。抗菌フィルムで衛生的で、蓋でもしっかりにおいを密閉してくれます。

おすすめのおむつ用ゴミ箱13：防臭ペール　スリムタイプ

家具の隙間などにピッタリなおむつ用ごみ箱です。蓋が二重になっているので、蓋を開けた時におむつのにおいが漏れることもありません。市販のごみ袋が使えるので経済的です。20Lのごみ袋がぴったりなサイズです。

おすすめのおむつ用ゴミ箱14：ピタッとボックス　15L

バケツに密閉性の高い蓋がついているおむつ用ごみ箱です。こちらは、バケツ、おもちゃ入れなど、用途も幅広く、赤ちゃんがおむつを卒業した後も長く使うことができます。

おすすめのおむつ用ゴミ箱15：Primanova　スタイリッシュペール

カラーバリエーションもあり、デザイン性にも定評があるおむつ用ごみ箱です。二重の蓋でにおい漏れを防いでくれ、市販のごみ袋を使える点もポイントですね。ごみ袋は30Lのサイズが最適です。普段ごみ用のごみ箱としても使えるので、長く使用できます。

次のページでは、おむつ用ゴミ箱からにおいを漏らさない工夫とおすすめの防臭ゴミ袋や防臭スプレーをご紹介します。