折り紙で「リボン」を作ってみよう! 簡単な折り方から立体的な応用編まで解説
目次
使い勝手抜群の「リボン」を折り紙で作ってみよう!
子供のころ、折り紙に手紙を書いて友達に送ったり、折った作品を友達と交換したりして遊んだママもいるのではないでしょうか。そんな折り紙作品の中でも人気が高いのは「リボン」です。折り紙のリボンはプレゼントや手紙に添えたり、自分の洋服につけておしゃれを楽しむなど、使い道がたくさん! 作り方は簡単なので、子供と一緒に楽しめますよ。
【基本】折り紙「リボン」の折り方
まずは、リボンの基本の折り方をみていきましょう。
- 白い面を表にして折り紙を半分に折り、折り目を作る。
- 折り紙の上下の端を、真ん中の折り目に合わせるように折る。
- 折り紙を縦長になるように置いて半分に折り、中心から3分の1くらいのところで折り返る。反対側も同じようにする。
- 折り返した部分を下にし、山折部分を長方形になるように平らに折る。これがリボンの結び目の部分となる。
- 折り紙を裏返して横長になるように置き、上下を中心線に合わせるように折る。
- 隅を引っ張りながら、真ん中の折り畳まれた部分を開く。残りの三隅も同じように開き、リボンの形を作る。
- 四隅を内側に小さく折り、リボンの角を丸くする。
- 裏返し、形を整えて完成。
【子供向け】簡単な折り紙「リボン」の折り方
基本の作り方でも、小さな子供には難しいと感じるかもしれません。子供向けに、より簡単にできるリボンの折り方をご紹介します。
- 白い面を表にし、真ん中の部分にだけ折り目をつける。
- 折り紙の上下の端を、真ん中の折り目に合わせるように折る。
- 折り紙を縦長になるように置いて半分に折り、下から3分の1くらいのところを折り上げる。
- 折った部分を開き、山折りになっている部分をつまんで中心線に合わせるように折る。
- 上下をひっくり返し、谷折りになっている部分を山折りにし、片方と同じくつまんで中心線に合わせるように折る。
- 裏返して、リボンの結び目部分が出来上がっていることを確認する。
- 再度裏返し、下から3分の1くらいのところを折り上げる。真ん中の結び目部分にだけ折り目をつけるようにする。
- 右下の隅を引っ張りながら、真ん中の部分を開く。反対側も同じように。
- 上下をひっくり返し、半分に折る。
- 結び目部分の左上の角から対角線に沿うように折る。反対側も同じようにする。
- 上の二隅を内側に小さく折り、リボンの形を整える。中に折り込むと、よりきれいにできる。
- 裏返し、形を整えて完成。
【アレンジ編】折り紙「リボン」の折り方
基本の折り方ができたらいろいろなアレンジに挑戦してみましょう。垂れ付きなど華やかなものや、手紙や箸置きにもなる機能的なものまで、さまざまな折り紙リボンが楽しめますよ。
垂れ付き折り紙リボンの折り方
- 色の面を表にして、三角形を作る。
- さらに半分に折り、できた小さな三角形をつぶして四角形にする。反対側も同様に折る。
- 開いている部分を上にして、下から1cmくらいのところを折り上げて折り目をつける。反対側にも同様に折り目をつける。
- 折り紙を開き、中心にできた四角い折り目をつぶして中に折り込む。
- 折り込んだ部分を下にして、中心の折り目に沿うように両端を折り上げる。反対側も同じようにする。
- 色の面を表にして開き、中心の四角形を盛り上げるようにして形を整える。これがリボンの結び目部分になる。
- 裏返し、折り目が重なっている部分に沿って、はさみで切り込みを入れる。
- 上下のひし形部分を重ね合わせる。左右のひし形はそれぞれ中心の折り目に合わせて折り、先端をとがらせる。
- 裏返し、ひし形部分の中心の折り目に沿って、はさみで切り込みを入れる。
- 再度裏返し、切り込みを入れた部分が長方形になるように、左右それぞれ端を内側に折る。
- リボンの先端を中心部分に入れ込み、裏返したら形を整えて完成。
立体的な折り紙リボンの折り方
- 白い面を表にして、対角線上に十字の折り目をつける。
- 裏返して半分に折り、十字の折り目をつける。
- 色の面を折り目に沿って中に折り込むように、ひし形を作る。
- 閉じている部分を上にして、上から1cmくらいのところに折り目をつける。反対側にも同様に。
- 折り紙を開き、中心にできた四角い折り目をつぶして中に折り込む。
- 折り込んだ部分を上にして、中心線に沿って両端を折る。反対側も同様にする。
- 色の面を表にして開き、中心の四角形を盛り上げるようにして形を整える。これがリボンの結び目部分になる。
- 裏返し、折り目が重なっている部分に沿って、はさみで切り込みを入れる。
- 上下のひし形部分を重ね合わせる。左右のひし形はそれぞれ中心の折り目に合わせて折り、先端をとがらせる。
- ひし形部分の中心の折り目に沿ってはさみで切り込みを入れ、リボンの垂れ部分を作る。
- 垂れ部分の両端を内側に折り、左右それぞれ形を整える。
- 裏返し、垂れ部分の下部をはさみで切ってリボンのすそを作る。
- リボンの先端を結び目部分に入れ込み完成。
メッセージも書ける折り紙リボンの折り方
- 色の面を表にして縦半分に折り、折り目をつける。
- 一度開いて、上の端を下の端に合わせて横半分に折る。
- 上の1枚を上部のふちに合わせるように折り上げる。
- 折り上げた部分の両端を上部のふちに合わせるように折り、しっかりと折り筋をつける。
- 折り紙を開き、谷折りになっている上部の折り筋を山折りにし、折り目に沿って中に折り込む。反対側も同様にする。
- 折り込んだ部分を端から中央に向かって折り上げ、開いた部分を中心の折り目に沿ってたたむ。反対側も同様にする。
- 下のふちを色付きの面に沿うように折り上げ、小さな三角形の部分を手前に倒す。
- 上部の大きな三角形のすきまを開いてつぶす。反対側も同様に。
- リボン部分のはみ出ているところを、ふちを包むようにして裏に折る。
- 左右の角を小さく裏に折って完成。
箸置きにもなる折り紙リボンの折り方
こちらのリボンは、通常の折り紙の半分のサイズ(7.5×15cm)で折ります。
- 白い面を表にして、下の端を上の端に合わせるように半分に折り、折り目をつける。
- 横のふちが中心の折り目に沿うように、四隅の角を内側に折る。
- 上下のふちが中心の折り目に沿うように、それぞれ内側に折る。
- 左の角を右の角に合わせるように、半分に折る。
- 横のふちが中心の折り目に沿うように、左下の角を内側に折り、しっかり折り筋をつける。
- 中心の折り目が谷折りになるように下の部分を上に折り上げ、5の折り筋に沿って開き、折り上げた部分を下に戻す。
- 反対側も5~6と同様に折る。
- 左側の上下の角を結ぶ線を意識して右の部分を左側に折り返し、裏返したら同様に折る。
- 右の上下のふちを中心の折り目に沿うように内側に折り、裏返したら同様に折る。
- 右の角が下になるように置き、内側を開く。
- 8~9で作った折り目を上下からしっかり支え、結び目になる中心部分を広げる。少しずつ上と下から押すようにして、平らにする。
- 結び目部分がきれいに正方形に広がったら完成。
次のページでは、かわいい「リボン」が作れるおすすめ折り紙を紹介します。