お疲れママのストレス解消に「涙活」してみよう! おすすめ映画や小説も紹介
目次
「涙活(るいかつ)」とは? 効果は?
涙活とは、能動的に涙を流すことで心のデトックス、つまりストレスを解消する活動のことです。泣くことはネガティブに捉えられることもありますが、実は身体をリラックスさせる作用のある副交感神経を活発化させるといわれています。
「涙を流す行動はストレス緩和にもなる」という専門家もいるため、医学的に見ても理にかなったストレス解消方法なのです。といっても、ただ涙を流すだけでは涙活の効果は得られません。涙活をする時に大切なのは心が動いた時に流れる「情動の涙」。特にうれし涙や感動の涙、もらい泣きなどの時に流れる「情動の涙」は「ポジティブな涙」とも呼ばれ、ストレス解消効果が高いといわれているのです。
涙活の方法
涙活は外出したり、特別な物をそろえたりする必要がないため、1人で家にいる時でも気軽にできるストレス解消方法です。ぜひ、うまく活用してストレスを解消したいですね。それでは、効果的な涙活をするにはどのようなことをしたらいいのでしょうか? 涙活のポイントをご紹介するので、ぜひ実践してみてくださいね。
週1回夜に行う
泣くことは副交感神経を活発化させる効果があるため、朝よりも心を落ち着けたい夜に行うのがおすすめ。特に1週間のストレスが溜まる金曜日の夜が効果的です。ストレスがピークになりやすい金曜日の夜に涙活をして、土日はすっきりリフレッシュするのがいいですね。
泣きたくなったら我慢せずに涙を流す
大人になると「泣くこと=恥ずかしい」と思ってしまいがちですが、涙活では涙を我慢しないでください。一度出た涙は我慢をせずに一気に流すことでよりリラックス効果が高まるとされています。
逆に涙を我慢してしまうと、身体を興奮状態にする交感神経が優位になってしまうためリラックス効果は得られにくくなってしまいます。
涙活の題材は書籍・映画・イベント何でもOK!
情動の涙につながるものであれば題材は書籍や映画、TVドラマなど何でもOK! 人によって感情が動くポイントは違うため、お気に入りの書籍やDVDなどを持っておくといいですね。また、1人ではうまく泣けないという人は、全国各地で開催されている涙活イベントをチェックしてみましょう。
涙活におすすめの映画3選
子供のお昼寝中や就寝後にサッとみられる映画は、ママが涙活するのにぴったりの題材です。ママにおすすめの映画を紹介するので、参考にしてみてくださいね。
I am Sam
7歳程度の知能しか持っていない知的障害者の父親・サムと娘・ルーシーの絆の物語です。サムを演じるショーン・ペンの演技力やルーシーを演じる幼いダコタ・ファニングの愛らしさに魅了されてしまうこと間違いありません。随所にちりばめられたビートルズの名曲も素敵ですよ。
マリと子犬の物語
2004年10月に起きた新潟中越地震の実話にもとづく物語です。災害時に飼い主と離れ離れになってしまった母犬・マリが子犬たちを守るけなげな姿や、飼い主である幼い兄妹が懸命にマリたちを探す姿に思わず涙が流れます。特に妹役の佐々木麻緒さんがマリの名前を叫ぶシーンには胸が締め付けられますよ。犬だけでなく動物を飼っていたことのある人なら、つい感情移入してしまうこと間違いありません。
私の中のあなた
白血病の姉を救うためのドナーとして遺伝子操作の末に生まれた11歳のアナ。「家族のために」と何度も犠牲を強いられる人生に嫌気がさし、アナはついに両親を提訴します。遺伝子操作やドナーなど倫理的な問題や大切な人がいるからこその葛藤……。アナはもちろん、姉・ケイトや母親など、登場人物の想いが痛いほど描かれており、答えのない問題に苦しく、そして切なくなる物語です。1度見たことがある人も、ママになってから見るとまた違った目線で見ることができる映画ですよ。
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