洗濯物の糸くず対策には100均がおすすめ。対策と便利グッズを紹介
洗濯物の糸くずの正体
そもそも洗濯機は洗濯物をきれいにするものなのに、たたむときに出現する糸くずの正体とは一体なんなのでしょうか?その原因からひも解いていきましょう。
洗濯物の糸くずの正体1:ほこり
洗濯物についている糸くずの多くはゴミやほこりからきています。服などに小さなゴミがついたまま洗濯されてしまうので、水分を含み衣類に残ってしまうのです。これを防ぐためには、洗濯機に入れる前にゴミやほこりがついていないか全体をチェックしてみましょう。このひと手間だけでもイライラが少し軽減されます。
洗濯物の糸くずの正体2:糸くず
次に厄介なのが、どこから出てきたのか分からない糸くずです。この糸くずの正体は一体なんなのでしょうか? タオルや毛足の長い衣類が、洗濯機の中でこすれあうことで、ほつれ、絡み合い、糸くずになって衣類についてしまいます。糸くずの衣類への付着を防ぐためには、くず取りネットが効果的です。洗濯機に設置するだけで、水面に浮いてきた糸くずを、このくず取りネットがキャッチしてくれます。糸くずが気になる人は、くず取りネットを付けてみましょう。
洗濯物の糸くずの正体3:洗濯槽の汚れ
最後は、衣類ではなく洗濯機に関するものです。洗濯機は使う頻度が多く、洗濯槽の中は汚れが溜まってしまっています。この汚れが洗濯のたびに剥がれ落ち、衣類についてしまいます。洗濯槽は専用のクリーナーを入れるだけで簡単にお掃除ができるので1ヶ月に1回を目安にお手入れをするようにしましょう。
洗濯物についた糸くずを取る方法
洗濯物についてしまう糸くずは、ほこりや繊維のほつれが絡み合ったものや、洗濯機の汚れによるものがあります。それぞれ対策法をご紹介しましたが、洗濯物についてしまったものはどうやって取ったらいいのでしょうか。意外と簡単です。
糸くずを取る方法1:コロコロで取る
目に見えるような大きな糸くずなら手で取れますが、無数にある場合、手で取りきることはできません。そんな時には、粘着シートがついている通称コロコロを使い、粘着部分につけて取り除きましょう。
糸くずを取る方法2:エチケットブラシで汚れを取る
コロコロでとっても取り切れない微細なものは、エチケットブラシで汚れを拭き取るようにして丁寧にブラッシングして取り除きます。100均でもさまざまなサイズのエチケットブラシが売られているので、1個持っていると便利ですよ。
糸くずを取る方法3:スポンジで吸い取る
もうひとつ、微細なゴミに有効なのがスポンジです。柔らかい面を生地にあててこすってゴミを取り除きます。その際、小さいスポンジだと力が入り過ぎてしまい生地を傷めてしまうので、大きめで柔らかいスポンジを使うのがポイントです。
洗濯物に糸くずをつけない方法
糸くずの正体と対処法、そしてついてしまったゴミの取り方を見てきましたが、できることならこれらのゴミはつけたくないものです。そこで、ここからは、洗濯物に糸くずをつけない方法について考えてみたいと思います。
洗濯する前にゴミを取る
洗濯物についてしまう糸くずの原因は、小さなごみやほこりなので、洗濯する前にゴミを取るだけでも、糸くず対策には有効です。洋服を脱いだらそのまま洗濯機に入れるのではなく、全体を確認して取れるものは取ってから洗濯機に入れます。毎回確認するのが大変という人は、洗濯用のかごを作っておき、洗濯機に入れる際にチェックしていきましょう。
洗濯ネットを使う
洗濯ネットを使っている人も多いかも知れませんが、衣類に応じて使い分けをしていますか?「洗濯ネットって下着用なのでは?」と思ったあなた。洗濯ネットは衣類に応じて使い分けると、洗濯に関するさまざまなトラブルを解消することができます。
例えば、衣類に糸くずをつけたくないなら、1枚ずつ洗濯ネットに入れてもいいですし、大きめのネットなら数枚一緒に入れて洗えばゴミもつきません。絡まないので衣類を傷める心配もないので嬉しいことだらけです。お気に入りの洋服などは個別に洗濯ネットに入れて、洗濯ネットを有効活用しましょう。
フィルターやネットもこまめに掃除
糸くず対策には、洗濯機のフィルターやくず取りネットが便利ですが、洗濯機のフィルターに細かいゴミが付着して目詰まりしたまま使い続けている家庭も少なくありません。詰まっていては本来の役目を果たすことができないので、フィルターやくず取りネットは、こまめにゴミを取り除き、確実にゴミを取り除けるようお手入れが必要になります。
定期的に洗濯槽を掃除する
繰り返しになりますが、洗濯槽の中は想像以上に汚れています。洗濯槽の掃除といっても、お水を溜めて洗濯槽用のクリーナーを入れ、数時間放置した後、通常の洗濯と同様、標準コースで洗濯機を回すだけで掃除が完了します。いろいろなタイプの洗濯機クリーナーが販売されていますが、おすすめは除菌・消臭効果があり、活性酸素の力で99.9%カビの胞子を除去してくれる「アリエール洗濯槽クリーナー」です。「もう何ヶ月も洗濯槽を掃除していないかも」と思った人は、早速使ってみましょう。
洗濯物に糸くずをつけない対策グッズ
洗濯機の性能が年々多機能化しているのと同じように、糸くず対策グッズも多様化しています。ここからは、糸くず対策に便利なグッズをご紹介していきたいと思います。
くず取りネット洗濯ボール
こちらのくず取りネットは、固定ではなく、洗濯機の中に入れると水流で浮き上がり、ゴミを取り除いてくれます。ドラム式、2層式など洗濯機のタイプを選ばず使用できます。色はブルー・グリーン・ピンクの三色で、気分によって使い分けることもできます。上部を開けてみると取ったゴミが分かるので、ゴミがたくさん取れた日はテンションも上がるかもしれません。
超特大洗濯ネット
くず取り用のフィルターは、ゴミを捨てる手間とお手入れが必要です。なるべく手間をかけたくないという人におすすめなのが、こちらの超特大の洗濯ネットです。細かいメッシュでゴミやホコリの侵入を防いでくれます。どのくらいの量が入るのかというと、ズボンなら3本程度、セーターなど厚手のものでも4枚くらい入るので、1枚持っているといろいろな洗濯に重宝します。
一つは持っていたい洗濯ボール
こちらの洗濯ボールは、衣類の絡み防止用ですが、衣類が絡み合い、生地がほつれ、糸くずが出るのを防ぐ効果も期待できるのです。衣類からゴミを出さないようにするアイテムとして、くず取りネットと併用してみてはいかがでしょうか。
洗濯物の糸くず対策に便利な100均グッズ
次は、生活用品の強い見方、100均の糸くず対策に便利なグッズを見ていきましょう。
大きさとデザインで選ぶ洗濯ネット
ほこりや糸くず、小さなゴミもつけたくない人におすすめなのが、大きさとデザインが豊富な洗濯ネットです。1枚ずつ入れてもいいですし、大き目サイズにまとめて入れるなど使い方もあなた次第。掃除が面倒な人は、100均の洗濯ネットを使い分けて糸くず対策をしてみてはいかがでしょうか。
くず取りネット
フックで洗濯機に引っ掛けるタイプのくず取りネットは、汚れたら新しいものに買い替えるなど、なんといってもリーズナブルなのが魅力!100円なので毎月交換しても、掃除をする手間を考えたら安く済むかもしれません。
洗濯ボール
100均にも洗濯ボールはあります。こちらの洗濯ボールは糸くずやほこりをからめ取ってくれる優れもの。試す価値がある一品です。
まとめ
洗濯物の気になるゴミの正体は、ほこりや衣類の繊維が原因です。正体が分かれば対処法も変わってくるので、フィルターやネットを活用しながら、糸くず対策を実施してみましょう。ちょっとした手間で、あのたたむときのイライラが軽減できるのでぜひ試してみてください。