2歳児の言葉の発達目安 専門家に相談した方が良いのはどの程度から?

2歳の子供の言葉の発達目安

2歳の言葉の発達目安
2歳の言葉の発達具合をみる時は、大人が話す内容を理解しているかどうかがカギになります。「〇〇取ってきて。」「これをやってごらん。」といった指示に正確に反応できれば、「あー」「うー」の喃語だけでもまず問題無いでしょう。これを前提に、2歳児の発語の成長目安を確認してみましょう。

2歳の語彙数は300語ほど

2歳になる頃には300語、2歳半では450語くらいを使うようになると言われています。「えっ、そんなに?」と思いましたか? これは「ママ」「まんま」の他に数字や色の名前、「はい」「や!」「ねー」など短い単語や、「ぶー」「にゃーん」「ぽっぽー」など擬音語も含む数字です。もう一回の「もっあい」、電車の「んしゃっ」、あれの「あえ」などのハッキリと聞き取れない単語も入っています。また、ママしか理解できない宇宙語もありますよね。

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2語文が出始める

2語文が出始める
2歳半で450語まで語彙数は増えると前述しましたが、これは2語文を作り始めるためです。「ほし」が「キラキラのほし」と言えたり、「〇〇は?」と終わっていた質問が「〇〇はどこ?」になったり、「ばいばーい。」が「ママ、ばいばーい。」と単語をつなげるようになったりなど、短い文章を作れるようになります。たどたどしい発音も徐々にしっかりと聞き取れるようになるのがこの時期の特徴です。

なかなか言葉が出てこない原因

なかなか言葉が出てこない原因
個人差があると分かっていても、言葉が出てこないと心配になりますよね。原因は何かを知って早めの対処がしたいとパパママが思うのは当然のことです。考えられる原因がありますのでいくつかご紹介します。

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耳の聞こえが悪い

耳の聞こえが悪い
耳垢が溜まっていたり、小さな異物が入り込んだりしていないでしょうか? もしくは痛みの無い滲出性中耳炎の可能性や、生まれつき聞こえが悪い場合も考えられます。2歳にもなるとパパやママの顔を見て判断できたり、指をさされた方に移動できたりするので、子供が聞こえない・聞き取りにくいことに周囲が早く気付くのは難しいと言われています。後ろから声掛けをして、反応すれば聞こえている証拠ですので一度試してみて下さいね

おしゃべりが好きではない

おしゃべりが好きではない
子供の性格の問題で、大人もおしゃべりの好き嫌いはありますよね。2歳の子供も聞くことの方が好きだった場合、最低限の言葉しか発しませんし、シャイな性格ならなおさらです。体を動かすことが好きだったり、おもちゃやお絵描きなど他に興味があるものが多かったり、話すことより好きなことに集中する方が得意な子はたくさんいます。

話さなくてもわかってもらえる

子供の環境の問題です。生まれてから片時も離れず一緒にいる訳ですから、ママが子供の要求を事前に察知することは、自覚が無くても自然とできているものです。子供が言葉を話すきっかけの一つとして「強い欲求」があるので、試しに強い意思表示が出るまで様子見をするのも良いですよ

言葉を引き出す子供との接し方

言葉を引き出す子供との接し方
子供はのびのびと過ごしパパママと楽しくコミュニケーションが取れると「安心感」が生まれます。この「安心感」は何かを始める第一歩の後押しをしてくれます。言葉の話し始めも同じで、子供との穏やかで同時におもしろいやり取りが、2歳の言葉を引き出すための基本的な接し方となります。

笑わせる

笑わせる
笑わせると言えばくすぐりですね。首・お腹の横・足の裏などこちょこちょして一緒に大笑いする遊びは皆さんもうされているでしょう。このように体の動きと連動した笑う行為は、脳に良い刺激を与え好奇心を育ててくれます。おすすめの遊びは「おでこグリグリ遊び」。お互いのおでこをくっつけて、軽く頭を横に振りながら押し付けあいます。顔がとても近いですよね。笑顔で「グリグリ~」と言いながら押すと、子供も笑顔で「グリグリ~」とお返ししてくれますよ。

もう一つは、向かい合ってギュッと子供を抱き、パパママが指で子供の背中に文字や絵を描きながらその言葉を言う遊びです。数字や図形が簡単で楽しいですよ。丸だったら、子供の背中に大きく「〇(丸)」の形をなぞります。その時、抱きしめながら大きな声で「まーるー」と言います。子供の背中に大きく、わざとくすぐったい場所を通るようにしましょう。

積極的に話しかける

積極的に話しかける
特に子供の好きな物・ことを中心にその言葉を子供に語りかけます。好きなりんごを食べていたら「りんご、おいしいね。」、電車や人形遊びの最中に「電車、かっこいいね。」「人形、かわいいね。」といった具合です。コツは、ハッキリと短く切ること。「この人形、〇〇ちゃんに似てかわいいね。この前デパートでいっぱい人形見たね。覚えてる?」など長い文章では無い方が良いでしょう。2歳の子供は情報がたくさんあると、どの単語が重要か分からなくなるからです。機嫌が悪く手が付けられないときも、その行動や感情を言葉にしてみます。「これが食べたかったね。」「眠くなっちゃったね。」など。自分の気持ちに言葉があることを知り、そして気付いてくれる人がいるという信頼感を得られます。

子供が大好きなスマホの扱いには注意が必要です。子供一人で操作させるのはできるだけ避け、一緒に画面を見て楽しむようにしてください。親子のコミュニケーションツールの一つとして扱いましょう
昔からある絵本は信頼関係を築くには一番のツールです。読んでほしいとパパママに持ってきた時は、必ず体の一部をくっつけて文を声に出して読み聞かせましょう。それだけで子供の心の安定につながりますよ。

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無理に話させようとしない

何とか子供に話させようと、訓練のような厳しい口調になっていないでしょうか。「訓練のような」とは「り・ん・ご。言ってごらん?」と強い口調になる状態です。2歳代は言葉での強い指示は通りにくく、「怖さ」「圧力」だけが印象に残ってしまいます。言葉の発達に重要な「信頼関係」を崩す行為なので注意が必要です。

言葉の発達が気になるときはどうすれば良い?

言葉の発達が気になるときはどうすれば良い?
2歳の言葉の発達では、どのラインで専門家への相談が必要なのかが気になるところですよね。子供と接していて「これは大丈夫なのかな?」と思う場面はあると思います。

コミュニケーションが取れていれば様子見でも大丈夫

2歳の言葉の発達が遅い時のチェックポイント

  • 後ろから声掛けして反応する
  • 目を見て接してくる
  • 自分の興味のあることを見せに来たり連れて行ったりする
  • パパママの指示通りに動く
  • 抱きしめる・抱きしめられることが好き

これらの行動を喜んでしていれば、しばらく様子見して大丈夫ですよ。

2~3語しか話さないような場合は専門家に相談してみる

2~3語しか話さないような場合は専門家に相談してみる
子供の問題行動は、対応する時期が早ければ早いほど効果があると言われています。子供が日常生活を送る上で困る行動があれば相談してみましょう。今後、パパママがすべき方向性を示してくれます。
2歳の問題行動とは、以下のようなことです。

  • 前後から呼びかけても無反応
  • 指示が通らない
  • 目を合わせない
  • 発語が2~3語以内と少ない
  • 言えていた言葉を言わなくなる

自治体の保健センターや子育て支援センター、小児科や小児神経専門医のいる医療機関で相談の受付けをしていますので、不安があれば行ってみましょう。

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まとめ

この時期に困った特徴を示していた子供でも就学前には落ち着く例などがあり、専門医でも判断が難しいのが2歳代です。周りの子供と比べて心配になる必要は決して無いのですが、パパママが不安に感じるなら是非専門機関に相談してください。パパママが心穏やかに過ごし子供と接することで、2歳の言葉や心の成長が促されますよ。