妊娠検査薬で陽性がわかるのはいつ? 偽陽性・偽陰性・化学流産とは?詳しく解説

妊娠検査薬を使える時期は?

妊娠検査薬を使える時期は?
妊娠検査薬を使う時期は、次の生理予定日から1週間後あたりを目安にします。
妊娠している場合、この頃になるとhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)という妊娠ホルモンが尿中に分泌され始め、妊娠検査薬がhCGを検出して妊娠しているか判断できます。
 
妊娠検査薬は早すぎたり遅すぎたりせず、適切な時期に使いましょう。妊娠検査薬を使うのが早すぎると、尿中のhCG濃度がまだ十分でなく妊娠検査薬が反応しないことがあります。
反対に妊娠検査薬を使うのが遅すぎると、子宮外妊娠など異常妊娠である場合に発見が遅れる可能性があります。また、妊娠していることに気付かず飲酒・喫煙したり、薬を飲んだりしてしまうかもしれません。
妊娠初期は胎児の脳や心臓など主要な器官が形成されるとともに、胎児が母体から大きく影響を受ける時期です。妊娠している場合、胎児が健全に発育できるよう早めに環境を整えることが重要です。
次の生理予定日になっても生理が来ないまま1週間ほど経ったら、できるだけ早く検査をして妊娠しているか確認しましょう。

市販の妊娠検査薬はどれがおすすめ? フライング検査は可能? タイプ別に妊娠検査薬を紹介!
市販の妊娠検査薬はどれがおすすめ? フライング検査は可能? タイプ別に妊娠検査薬を紹介!
「妊娠したかも?」と気になって、いざ市販の妊娠検査薬を選ぼうとしても「たくさんありすぎて、どれがいいか分からない」と迷ってしまう人も多いでしょう。妊娠検査薬をタイプ別に紹介します。

生理周期と前回の生理開始日がわかる場合

いつもの生理周期から次の生理開始予定日を算出し、次の生理開始予定日の1週間後が妊娠検査薬を使う目安です。
たとえば前回生理が始まったのが9/1、生理周期が28日であれば次の生理予定日が9/29なので、1週間後の10/6あたりに検査をします。

前回の生理開始日はわかるが、生理周期が大きく変動する・不規則な場合

生理周期が大きく変動したり不規則になったりする場合でも、ひとまず前回の生理周期をもとに次の生理開始予定日を予測します。
たとえば前回の生理が9/25で生理周期が24日だった場合、次の生理開始予定日は9/25から24日後の10/19と予測します。
その1週間後の10/26あたりが妊娠検査薬を使う目安です。

生理周期も前回の生理開始日もわからない場合

一番最近の妊娠する可能性がある性行為をした日から3週間後を目安に妊娠検査薬を使います。
たとえば10/7に妊娠する可能性がある性行為をした場合、3週間後の10/28以降に検査します。

妊娠検査薬の正しい使い方

妊娠検査薬の正しい使い方
妊娠検査薬を使うときは、直接尿をかける方法と紙コップに尿を取る方法があります。
妊娠検査薬を尿に触れさせる時間や判定結果が出るまでの時間はメーカーによって異なりますので、妊娠検査薬の取扱説明書をよく確認してください。
妊娠検査薬は一日中いつでも使えますが、hCG濃度が濃い朝一番の尿がもっとも検査に適しています。水分を取りすぎたあとは尿中のhCG濃度が薄くなるため、正しく判定できないことがあります。また尿に血や異物が混じっている、にごっている場合は検査を避けましょう。

  1. 検査をする直前に妊娠検査薬を個包装から取り出す
  2. 尿吸収帯(サンプラー)を下に向けて尿をかける。もしくは清潔な乾いた紙コップに尿を取り、すぐに尿吸収帯(サンプラー)全体を浸す
  3. 尿吸収帯(サンプラー)を下に向けたまま付属のキャップをし、平らにして終了確認窓にラインが出るのを待つ
    ※尿吸収帯(サンプラー)を上に向けたり、逆さに持ったり、振ったりしないこと
  4. 終了確認窓にラインが出たら検査終了。妊娠判定窓にラインが出たなら検査は陽性であり妊娠している可能性がある

薄くても妊娠判定窓にラインがあれば陽性です。
妊娠判定窓にラインがあるかはっきりわからないときは、3日ほど空けて別の妊娠検査薬を使い再検査しましょう。
また検査の判定は10分以内に行います。時間が経ってから妊娠判定窓にラインが出たとしても、尿や試薬の成分が変化しただけの可能性もあるため正しい判定結果にはなりません。

妊娠検査薬の陽性、陰性判定の仕組みは? 陰性なのに生理が来ないのは? 病院受診の目安も解説
妊娠検査薬の陽性、陰性判定の仕組みは? 陰性なのに生理が来ないのは? 病院受診の目安も解説
生理予定日を過ぎても生理が始まらないとき、「妊娠したかも?」と思って妊娠検査薬を使う場合もありますね。妊娠検査薬の結果が陰性でも生理が来ない場合、どんな原因が考えられるのでしょうか。病院受診の目安や、後から検査薬の結果が陽性になったママの体験談も紹介します。

妊娠と妊娠検査薬の仕組み

妊娠と妊娠検査薬の仕組み
「妊娠しているかもしれない」と思ったときにまず妊娠検査薬を使う人が多いですが、そもそもなぜ妊娠検査薬で妊娠が判別できるのでしょうか?
妊娠検査薬の仕組みを見ていきましょう。

妊娠すると増えるホルモンとは?

妊娠検査薬は尿中のhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)という妊娠した女性にのみ分泌されるホルモンを検出します。
hCGは妊娠していない女性や男性には分泌されないため、hCGの有無から妊娠の判定ができるのです。
hCGはとくに妊娠初期に活発に働いて妊娠を維持するもので、受精卵が着床して妊娠が成立し胎盤が形成され始めるとすぐにhCGの生産も始まります。
妊娠が成立して1週間ほど経つとhCGの分泌量は急激に増えていきます。hCGは次の生理予定日あたりから尿に分泌され始めるため、生理予定日あたりでも妊娠検査薬が反応することがあります。
しかしより正確に判定するため、各メーカーは妊娠検査薬は次の生理予定日から1週間後を目安に使うよう推奨しています。
ただし、子宮外妊娠などの異常妊娠や、不妊治療でhCGを含むホルモン剤を使った場合にも妊娠検査薬が反応するので、陽性反応=正常妊娠と必ずしも判定できるわけではありません。
正常に妊娠しているかを確認するため、妊娠検査薬で陽性の判定が出たら早めに産婦人科を受診しましょう。

妊娠初期症状はいつから? チェックリストや生理前との違い、おりものの変化について紹介
妊娠初期症状はいつから? チェックリストや生理前との違い、おりものの変化について紹介
いつもと違って体調がすぐれないと「もしかして妊娠?」と感じることもあるでしょうか。妊娠初期症状の特徴をチェックリストで確認してみましょう。生理の時の症状の違いやおりものの変化など、妊娠初期に見られる特徴を詳しくご紹介します。
妊娠初期のおりものはどう変化する? 茶色や卵白状のおりものは大丈夫?
妊娠初期のおりものはどう変化する? 茶色や卵白状のおりものは大丈夫?
妊娠すると、おりものに変化が出てくる妊婦さんもいます。茶色いおりものや、いつもより水っぽく量が増え「大丈夫なのかな?」と不安になることもありますね。妊娠初期のおりものについて詳しく解説し、蒸れて不快な場合の対処法も紹介します。

次のページでは「フライング検査」や偽陽性・偽陰性について解説!

続きを読む
はいチーズ!clip編集部

はいチーズ!clip編集部

はいチーズ!clip編集部員は子育て中のパパママばかり。子育て当事者として、不安なこと、知りたいことを当事者目線で記事にします。Facebook、Twiiterなどでも情報発信中ですので、ぜひフォローください!